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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
医学概論 【臨検】/General Medicine
授業コード
/Class Code
B102571001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NMTc001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月3(前期)/MON3(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
山下 勉/YAMASHITA TSUTOMU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山下 勉/YAMASHITA TSUTOMU 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)

授業の目的
/Class Purpose
◎ 目的
医学の歴史を学び、人体の構造・機能、疾患とその対応、医療技術の発展の歴史、医療に携わるものとしての倫理、将来の医療の展望などについて、臨床検査技師として医学の基礎分野を習得できること。 

本学部DP(ディプロマ・ポリシー)「技能・表現の1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。3.臨床検査技師のリ一ダーとして社会の幅広いフィールドご活躍できる技能を習得している。」に関連してこの講義は、医学をとうして医療の基礎的な知識を習得することが目的である。最先端の知識やモラルについて実務経験のある臨床検査技師が教員として担当することから、より実践的な観点から医学・医療の内容を解説する。本講義は、実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
◎医学の歴史を学び、人体の構造・機能、疾患とその対応、医療技術の発展の歴史、医療に携わるものとしての倫理、将来の医療の展望などについて、臨床検査技師として医学の基礎分野を習得すること。 
授業のキーワード
/Keywords
医学史、医療倫理、老化、死、診断技術
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心に進めます。授業の展開によって、講義の内容に若干の変更があるかもしれません。  
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業内容についての理解を深めるために、できれば授業に関連した書物などを自ら探して、読んでください。また、医療従事者として、医療倫理について自身で考えてみましょう。下に挙げた参考図書は「医学とは何か」を突き詰めるものとなっています。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
特に必要ありませんが、授業に関連した書物などを自ら探して、授業内容についての理解を深めるようにしてください(30分〜60分程度)。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
ありません。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験の成績で、100%評価します。 
テキスト
/Required Texts
配布します。
参考図書
/Reference Books
・医学概論 川喜田 愛郎 著ちくま学芸文庫 ¥1650
・こわいもの知らずの病理学講義 仲野 徹 著 晶文社 ¥1850
・美しい生物学講義 更科 功 著 ダイヤモンド社 ¥1600
・まんが 医学の歴史 茨木 保 著 医学書院  ¥2200 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 医学概論とは  健康と病気:疾患の概念をあげて、健康な状態とは何かを理解し、また予防医学についても学習します。 
2 第2回 医学の歴史:主な歴史的発見及び近代医学について 医学の歴史、特に現在の医療倫理につながる概念を理解し、主な歴史的発見及び近代医学について学び、医療従事者としての基本的素養を身につけます。   
3 第3回 検査技術の発展  主な検査技術を総論的にとらえ、これまでの歴史的意義とともに、現在の検査施行の方針について、学びます。 
4 第4回 医療技術者の倫理  実地医療、介護、緩和ケア、臨床研究、疫学研究など、医療技術者をとりまく環境におけるそれぞれの倫理的規範、規則、実施の方針を学習します。   
5 第5回 将来の展望とトピックス  遺伝子治療やiPS細胞を用いた先端的治療、患者からみたテーラーメイド医療(プレシジョン・メディシン)など、現代のトピックスを理解し、介護や緩和ケア、尊厳死などの倫理面からの考察を併せて学習します。 
6 第6回 加齢(老化)と死  加齢(老化)の原因、臓器別の老化、老化の生化学的および生理学的特徴、個体としての死、人間としての死を理解できるようにします。併せて脳死の判定にも触れます。また細胞レベルの老化、細胞死としてのネクローシス、アポトーシスの違いについても学習します。 
7 第7回 疾病の原因・症候と検査診断学  A. 疾患の種類と特徴、B. 治療計画・実施・評価 (主訴、症状をとらえ、検査の計画、検査値の把握、クリニカルパス)、C. 治療の方法、D. 末期患者の治療、E. クリティカルケア、 F. 根拠 (エビデンス) に基づいた医療 (EBM) などについて、学習します。  
8 第8回 社会保険医療保険 社会保障制度全般について学び、日本の医療保険制度の特徴を学び、現状と問題点を理解する。

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