基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	病理学実習 【臨検】／Practice in Pathology
授業コード ／Class Code	B100072001
ナンバリングコード ／Numbering Code	NMTf002
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	栄養学部／Nutrition
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	月1(前期),月2(前期)／MON1(SPR.),MON2(SPR.)
単位数 ／Credits	1.0
主担当教員 ／Main Instructor	兵頭　香苗／HYOUDOU KANAE
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
兵頭　香苗／HYOUDOU KANAE	栄養学部／Nutrition

授業の方法 ／Class Format	対面授業（実習）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、本学部DP(ディプロマ・ポリシー)：思考・判断「1.科学的根拠に基づいて人の健康を検証できる。」技能・表現「1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。」「3.臨床検査技師のリーダーとして社会の幅広いフィールドで活躍できる技能を習得している。」に関連する知識を習得することを目指しています。 「主題」主要疾患の成因、病態、診断、治療等について実習を通して学びます。 「目標」医療機関等における実際の病理学的検査を実施することにより、病理組織検査、組織標本作製法(固定、包埋、薄切、一般染色、特殊染色)、凍結切片作製法について学びます。 ◎臨床検査技師国家試験出題基準(ガイドライン)病理組織細胞学<形態検査学> 大項目 1.病理組織標本作製法 2.病理組織染色法 上の教育目標、臨床検査技師国家試験出題基準(ガイドライン)、教科内容について、病理検査学の観点から実習します。 なお、この授業の担当者は、病院てでの検査業務を経験している実務経験のある教員です。従って、必要な時には検査業務と病理検査の関りについて解説していきます。
到　達　目　標 ／Class Objectives	包埋、薄切、染色技術の習得と主要臓器組織構造を理解する。
授業のキーワード ／Keywords	病理検査学、一般染色、特殊染色
授業の進め方 ／Method of Instruction	顕微鏡モニターおよびマンツーマンでの解説と指導、鏡顕スケッチ
履修するにあたって ／Instruction to Students	各自で必要に必要に応じて、解剖生理学、生化学、病理学を復習すること。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	事前にテキストの該当部分を読んでから実習に臨んでください（30分程度）。 実習後は、各操作・各染色法を理解し、レポートとしてまとめてください（2時間程度）。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	スケッチレポート 、レポート 提出されたレポートに対してコメントを返します。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	・実験を通して習得する科目であるため必ず出席する。課題の未提出、無断で遅刻、欠席したり実習態度の悪い学生は単位を与えないことがある。 実習試験（病理画像を含む）40％、スケッチレポート・レポート60％で総合的に評価する。
テキスト ／Required Texts	松原 修 共著 『最新　臨床検査学講座 病理学/病理検査学』 医歯薬出版 一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 監修『病理検査技術教本』丸善出版 相磯貞和 訳『diFiore人体組織図譜（原書第11版）』南江堂　2011年
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	病理学検査の概要、病理標本作製法（1）	病理学検査の解説と病理解剖、実習の諸注意について学びます。 固定、切出し、包埋、薄切、染色、鏡検までの流れについて学びます。
2	第2回	病理標本作製法(2)	包埋、ミクロトームによるパラフィン切片標本作製法を学びます。
3	第3回	病理標本作製法(3)	ミクロトームによるパラフィン切片標本作製法を学びます。
4	第4回	ヘマトキシリンエオジン染色	ヘマトキシリン・エオジン染色の原理と実際を学びます。 次回の染色液の作製を行います。
5	第5回	特殊染色法(1)	各種特殊染色を行います。 次回の染色液の作製を行います。
6	第6回	特殊染色法(2)	各種特殊染色を行います。 次回の染色液の作製を行います。
7	第7回	特殊染色法(3)	各種特殊染色を行います。 クリオスタットを用いて、凍結切片標本作製を行います。
8	第8回	検査結果の解析と評価（1）	各臓器の一般染色並びに各特殊染色の顕微鏡観察とスケッチを行います。
9	第9回	検査結果の解析と評価（2）	各臓器の一般染色並びに各特殊染色の顕微鏡観察とスケッチを行います。
10	第10回	結果の解析と評価（3）	各臓器の一般染色並びに各特殊染色の顕微鏡観察とスケッチを行います。
11	第11回	結果の解析と評価（4）	各臓器の一般染色並びに各特殊染色の顕微鏡観察とスケッチを行います。
12	第12回	まとめ 実習試験	総括を行います。 実習試験を行います。