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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
病理学Ⅰ 【臨検】/Pathology Ⅰ
授業コード
/Class Code
B100062001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NMTb008
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木3(後期)/THU3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
兵頭 香苗/HYOUDOU KANAE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
兵頭 香苗/HYOUDOU KANAE 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、本学部DP(ディプロマ・ポリシー)技能・表現の「1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。」「3.臨床検査技師のリーダーとして社会の幅広いフィールドで活躍できる技能を習得している。」に関する知識を修得することを目指しています。

「主題」主要疾患の成因、病態、診断、治療等について学びます。

「目標」生活習慣病、栄養疾患、消化器疾患、代謝疾患、感染症、免疫・アレルギー疾患、腎疾患等の概要について学びます。疾病の発症や進行について学びます。病態評価や診断、治療の基本的考え方について学びます。人体と微生物や毒性物質との相互関係について学
び、病原微生物の感染から発症、 その防御の機構をについて学びます。

◎臨床検査技師国家試験出題基準(ガイドライン)病理組織細胞学  大項目
2.病理学総論

◎教科内容
各器官の主な疾患の原因及び変化を中心に教授し、病理組織細胞学を学ぶに必要な基本的内容を学習する。

総 論
  病理学の概要
  物質代謝障害
  循環障害
  退行性病変
  炎症と感染症
  新生物
  進行性変化
  病態生理

本講義では、上の教育目標、臨床検査技師国家試験出題基準(ガイドライン)、教科内容について、病理学の観点から学びます。

なお、この授業の担当者は、病院での検査業務を経験している実務経験のある教員です。従って、必要な時には検査業務と病理学の関りについて解説していきます。
到 達 目 標
/Class Objectives
病理学総論上の基本的知識を理解する(病理学用語、病名の解説と形態学的整合性について)
授業のキーワード
/Keywords
病気、病因、臓器・器官、病理学的変化
授業の進め方
/Method of Instruction
教科書、パワーポイント、ハンドアウトでの講義
履修するにあたって
/Instruction to Students
各自で必要に必要に応じて、解剖生理学、生化学を復習すること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前にテキストの該当部分を読んでから、授業に臨んでください(30分程度)。
授業後は、授業の内容資料を参考に整理しておくようにしてください(30分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート
レポートに対して総評などを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験90%、レポート10%で総合的に評価する。
テキスト
/Required Texts
松原 修 共著 『最新 臨床検査学講座 病理学/病理検査学』 医歯薬出版
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 病理学の概要 病理学の研究法、病理解剖、疾病の原因、疾病の成り立ちについて学びます。
2 第2回 退行性病変(1):細胞・組織の障害1 虚血、萎縮、栄養等による細胞、組織障害について学びます。
3 第3回 退行性病変(2):細胞・組織の障害2 虚血、萎縮、栄養等による細胞、組織障害について学びます。
4 第4回 染色体・遺伝子異常症 染色体、遺伝子、発生の異常について学びます。
5 第5回 退行性病変(3):環境因子・中毒・栄養・老年疾患 環境因子・中毒・栄養等に関連する疾病について学びます。
加齢に伴う変化について学びます。
6 第6回 炎症 炎症の形態学的経過、炎症細胞、特異性炎症等について学びます。
7 第7回 循環障害(1) 局所、全身の循環障害の梗塞、塞栓、血栓症等について学びます。
8 第8回 循環障害(2) 局所、全身の循環障害の梗塞、塞栓、血栓症等について学びます。
9 第9回 物質代謝障害(1) 蛋白質、糖質、脂質代謝異常について学びます。
10 第10回 物質代謝障害(2) 核酸、生体内色素、金属イオン等の代謝異常について学びます。
11 第11回 アレルギー性疾患・膠原病・免疫病(1) 免疫と生体防御について学びます。
12 第12回 アレルギー性疾患・膠原病・免疫病(2) アレルギー疾患について学びます。
全身性エリテマトーデス、関節リウマチ等の自己免疫疾患について学びます。
13 第13回 新生物(1) 腫瘍の成因、病態、診断、治療について学びます。
14 第14回 新生物(2) 腫瘍の成因、病態、診断、治療について学びます。
15 第15回 感染症 病原微生物の寄生虫、細菌、ウイルス、真菌等による感染症について学びます。

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