科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
民法特殊講義Ⅲ/Advanced Lecture on Civil Law Ⅲ |
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授業コード /Class Code |
J011121001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
廣峰 正子/HIROMINE MASAKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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廣峰 正子/HIROMINE MASAKO | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義及び演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この講義は、法学研究科修士課程学位授与方針「専攻分野における理論的・実践的論点を抽出してそれを追究し、研究成果としての修士論文において一定の解決や方向性を示すことができる。」に対応する。 具体的には、民法(主として財産法)において、判例や論文を丹念に検討し、それらが生成してきた理論を理解するとともに、自分なりに問題点を抽出・分析する能力を身につけることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.民法の主要論点に関する判例・学説を適切に分析することができる。 2.民法解釈論上の問題点について、論理的な解答を導くことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
演習形式。参加者による報告及びそれを前提としたディベートによって進める。 各テーマごとにディベートをするために必要となるレジュメを作成すること。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
この講義は、授業時間外に1コマ当たり4時間程度の学習が必要となる。各回のテーマごとに、必読文献や資料等を指示するので、講義までに熟読してくること。報告者については、レジュメも作成すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義への準備状況(必読文献の熟読、レジュメ作成等) 40% 講義への参加状況(ディベートへの参加、発言内容等) 40% 講義後のレポート 20% |
テキスト /Required Texts |
適宜指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 研究テーマ及び担当者の分担などを決定する。 | |
2 | 第2~5回 | 不法行為法の基礎理論 | 近代私法の原則等、今後学修を進める上で重要な概念等をきちんと理解できているか確認する。 | |
3 | 第6~9回 | 過失責任について | 近代私法は過失責任を原則としたが、なぜそのようになったのか、過失とは何か等、過失責任主義について理解を深める。 | |
4 | 第10~13回 | 過失以外の帰責原理 | 過失以外の帰責根拠について検討する。中間責任、無過失責任、厳格責任など。 | |
5 | 第14,15回 | 不法行為責任と責任保険 | 不法行為責任の目的を損害の公平な填補だと捉えると、保険との関係が問題となる。実際に、強制保険や各種社会保障給付との重複も問題となる。様々な視点から、不法行為責任と保険制度の関係を検討する。 |