科目一覧へ戻る | 2025/02/05 現在 |
開講科目名 /Class |
ICT実習Ⅰ 【(A)[経営]】/Information and Communication Technology Practice Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
A005101507 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GENi002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
土1(前期)/SAT1(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
池川 弘美/IKEGAWA HIROMI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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池川 弘美/IKEGAWA HIROMI | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面(講義・実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学DPが示す問題を発見・解決する能力の基盤となる知識や技術を身につけることを目的とする。 高度情報社会において学生がコンピューターの利便性と危険性の両方を理解し、社会に対応できるコンピューター力を身に付けることを目標とする。 知識面では、情報の特性や情報セキュリティに関する知識を習得し、危険を未然に回避することができるようになることを目的とする。 技術面では、Microsoft PowerPointとMicrosoft Wordに関する操作・技術を学び、社会でも役立つビジネススキルを習得することを目的とする。Microsoft PowerPointでは、プレゼンテーションスキルを習得する。実習ではアプリケーション操作だけでなく、聞き手に興味を持たせる構成やわかりやすいプレゼンテーションのためのビジュアル化ができるようになることを目的する。 Microsoft Wordでは、レポート作成やレジュメを効率的に作成できるスキルを習得する。また、インターネット情報の取捨選択についても学び、獲得した知識や技能を総合的に活用できるようになることを目的とする。 また、この科目の担当者は実務経験のある教員である。企業においてSE(システムエンジニア)や情報処理関連分野の研修講師として10年以上の経験がある。常に最新の情報や技術を踏まえ、時に専門分野についてもわかりやすく伝えていきたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.クラウドサービスを活用することができる。 2.インターネットを利用して必要な情報を取捨選択できる。 3.ビジネスメールを作成し、就職活動にも役立てることができる。 4.プレゼンテーションに必要な知識を習得し、訴求力のあるプレゼンテーション資料を作成できる。 5.ワープロソフトを使用して、目的に合った文書やレポートが効率的に作成ができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
情報セキュリティ・ビジネスメール・クラウドサービス・プレゼンテーション・レポート |
授業の進め方 /Method of Instruction |
●すべての講義は実習室のパソコンを使用する実習を中心とした内容である。 ●毎回設定されているテーマに基づく機能習得を目指し、時間の許す限り復習も行う。 ●Active Learning形式で実施し、学生主体の授業を実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
●毎回、テキストである。テキストが無いと授業の一部が演習できない。 ●実習室のパソコンを使用する際、ユーザー名(アカウント)とパスワードが必要である。貸出用は無いので忘れないように注意すること。 ●遅刻するとパソコンの実習環境が整わなかったり、操作がわからなくなったりするため、遅刻しないように注意すること。 ●実習は原則として前回授業の受講を前提として行われる。欠席すると致命的になる場合があるため、欠席しないように注意すること。やむを得ない理由で欠席した場合は、次の授業までに自習しておくこと。 ●コンピューターは精密機器であるため、取り扱いについては十分注意すること。 ●教室内では飲食禁止。また、指定された座席に着席すること。 ●質問は電子メールでも受け付ける。電子メール操作は授業において実習する。 ●その他すべて教員の指示に従うこと。不明な点があれば遠慮なく担当教員に尋ねること。 ●推奨パソコンスペック OS:Windows 10(Home Edition以上) ※Sモードは制約が多いため推奨しない。 Officeアプリ(Word、Excel等)は本学学生であれば入学後、無償でインストール可能。 ※Microsoftとの包括契約 CPU:Intel Core i5(第10世代以降)またはAMD Ryzen 5(第3世代以降)以上 Wi-Fi:必須(Wi-Fi5 (11ac)以上対応) メモリ:8GB以上 ディスク:256GB以上(SSD推奨) Webカメラ:カメラ付き必須推奨 モニタ:13インチ以上 バッテリー:6時間程度は稼働可能なもの |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
●毎回の教材やNESS(e-leraningシステム)・オンデマンド教材を利用し、2時間程度の授業の事前学習や復習を実施すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
技能習得確認のためのPowerPointスキルテスト(第10回)・Wordtスキルテスト(第15回)を授業中に実施する。また、知識習得確認のためにICT知識テスト(第5回)を実施する。 その他、毎回授業で作成したファイルを、学内ネットワークシステムを利用して提出する。課題やテストのフィードバックは実習中の説明および模範解答を配布することで対応する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
学習活動評価30%・各種テスト評価50%・NESS(e-leraning)20%の割合で評価する。 定期試験は実施しない。 ●学習活動評価は以下とする。 ・毎回の授業で作成した成果ファイルの提出(グループワークでの成果ファイルを含む) ・成果ファイルの完成度 ●各種テストは以下とする。 ・ICT知識テスト・PowerPointスキルテスト・Wordスキルテスト ●NESS(e-leraning)は以下とする。 ・タイピング ・Word・PowerPoint修了テスト ●その他 ・毎回出席確認を行う。 ・授業回数の3分の2以上の出席が必要。そうでない場合は、単位を認定しない。 ・他人データの流用や作成データのコピー等不正行為が行われた場合、単位を認定しない。 |
テキスト /Required Texts |
●イチからしっかり学ぶ! Office基礎と情報モラル Microsoft365・Office2021対応 noa出版 ●はじめの第一歩 基礎からはじめる データサイエンス noa出版 前期・後期で上記2冊のテキストを使用。前期にまとめて購入すること。 その他適宜、補足教材を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
情報活用の基礎2025.pdf |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 第1回授業や評価に関する案内 学内環境の確認とe-learningについて |
授業や授業内容や評価に関する案内を行う。 授業で使用するパソコンの使用方法を確認し、学内ネットワーク及びe-learningシステムの使用方法を実習する。 クラウドについて学び、ファイル保存を行う。 NESS(e-learning)によるタイピング練習を開始する。評価に関する案内 学内環境の確認とe-learningについて |
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2 | 第2回 | 情報モラルと情報セキュリティ・不正アクセス・パスワード管理・著作権 | Webページの取扱方法やコンピューターやネットワークを使用する上では常識として必要な知識である情報モラルや情報セキュリティに関する講義を行う。 | |
3 | 第3回 | Eメール 1 | 電子メールの操作方法を実習する。(Outlook初期設定・署名・メール送受信・連絡先・TO/CC/BCCの使い分け) | |
4 | 第4回 | Eメール 2 | 将来の就職活動でも役立つように、礼儀正しい文章で利用すべきビジネスメールの演習を行う。(ビジネスメール・敬語・圧縮・解凍) | |
5 | 第5回 | ICT知識テスト ファイル管理 入力の基本 |
第1~4回までの習得確認のためのICT知識テストを実施する。 必要なファイル管理操作を行い、Office365サービスについて理解する。 グループワーク等で共同作業の方法を理解する。 |
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6 | 第6回 | PowerPoint 1 | PowerPointを使用しスライド作成実習を行う。(テーマ・箇条書き・オンライン画像・書式設定・SmartArt) | |
7 | 第7回 | PowerPoint 2 | PowerPointを使用しスライド作成実習を行う。(画面切り替え・アニメーション・配布資料・リハーサル・スライドマスター) | |
8 | 第8回 | PowerPoint 3 ビジュアル化演習 グループワーク | 伝えたい内容をビジュアル化し、訴求力のあるスライドをグループワークで作成をする。 | |
9 | 第9回 | PowerPoint 4 グループワーク | Office365を使用し情報を正確に伝える力、情報をまとめる力、情報をもとに課題を解決する力をトレーニングする。情報をビジュアル化し課題を解決する。 | |
10 | 第10回 | PowerPointスキルテスト | ここまでのPowerPoint技能習得確認のためのPowerPointスキルテストを実施する。 | |
11 | 第11回 | Word 1 | 文書作成に必要な機能を実習する。単に編集機能の実習を行うのではなく、作成すべき内容に適した文書作成ができるようになることを目的とした実習を行う。 (文字書式・段落書式・文字の効果・画像の挿入・作表) | |
12 | 第12回 | Word a2 Web活用 グループワーク | レポートや論文作成のためのWeb検索と参考文献の表記の仕方を実習する。 テーマに沿ったレポートをグループワークで行う。 |
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13 | 第13回 | Word 3 | レポート作成に必要な機能を実習する。他科目でも課せられるレポート作成時に役立つ機能を習得する。(ページ設定・ヘッダー・フッター・表紙・スタイル・Excelデータの活用) | |
14 | 第14回 | Word 4 | レポート作成機能の応用的な内容を実施する。 | |
15 | 第15回 | Wordスキルテスト | ここまでのWord技能習得確認のためのWordスキルテストを実施する。 | |
16 | 毎回 | 成果ファイル提出 | 毎回Active Learningを実施し、成果ファイルで完成度を確認する。 |