科目一覧へ戻る | 2025/02/05 現在 |
開講科目名 /Class |
地域学入門C/観光学講義Ⅱ(現代観光論)/Introduction to Regional Studies C |
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授業コード /Class Code |
A004312003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GENv003 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹内 利江/TAKEUCHI TOSHIE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹内 利江/TAKEUCHI TOSHIE | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
「講義」「演習」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学DPに示す、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養し、自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができることを目指す。観光立国を掲げる日本では、訪日外国人旅行者の増加に伴い、観光の重要性が増している。本授業では、観光の歴史や人々の観光行動、観光産業や観光政策といった、観光に関する幅広い知識を修得し、現代社会における観光の役割と現代観光の特徴を掴んでいく。旅行者という需要側の視点からだけではなく、観光事業を行う供給側の視点からも、観光の様々な動きが理解できるようになることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・観光に関する文献や資料を理解する力を身につける。 ・現代社会における観光の役割と現代観光の特徴を説明することができる。 ・観光資源の現状と課題を調査し、課題解決に向けて意見を述べることができる。 ・グループワークを通して、要約力、伝える力、聴く力を養う。 |
授業のキーワード /Keywords |
観光史 観光行動 観光産業 観光政策 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・講義を中心に進めますが、意見交換の場としてグループワークも取り入れます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・テキストに沿って授業を進めるため、テキストを購入する費用がかかります。 ・レジュメと必要な資料は配布します。参考資料は配信します。 ・グループワークへの積極的な参加を求めます。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・授業の予習・復習で毎回3時間程度。 ・レポートの作成に15時間程度。可能であれば、現地視察を行ってください。 ・日頃から観光地や観光スポットに関する情報を収集し、その魅力や課題について 考えてみてください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・授業内で小テストを3回実施し、正解について解説します。 ・観光資源に関する調査レポートを提出してもらいます。 初回の授業で調査内容について説明します。 グループワーク終了後に全体的な講評を行います。 ・グループで作成したワークシートと、グループワークに関するコメントを提出 してもらいます。コメントは全員で共有し講評します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テスト 60% レポート 30% 調査内容の妥当性について評価します。 コメント 10% グループワーク(2回)に関する記述(各5%)。 |
テキスト /Required Texts |
竹内正人・竹内利江・山田浩之編著『入門 観光学[改訂版]』ミネルヴァ書房、2024年。(2800円税別) |
参考図書 /Reference Books |
・大橋昭一・橋本和也・遠藤英樹・神田孝治編『観光学ガイドブック』 ナカニシヤ出版、2016年。 ・溝尾義隆編著『観光学の基礎』原書房、2009年。 ・林清編著『観光産業論』原書房、2015年。 その他、参考文献や参考サイトは授業中に適時紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス 現代社会と観光 |
レポートの内容等を確認し、観光とは何か、観光の役割とは何かを考える。(テキスト序章、以下、「テキスト」は省略) | |
2 | 第2回 | 観光の歴史Ⅰ(世界) | 観光の視点で世界史を読み直す。欧州を中心に古代から近代までの旅行の特徴を掴む。(第1章第1節) | |
3 | 第3回 | 観光の歴史Ⅱ(日本) | 観光の視点で日本史を読み直す。平安貴族の熊野詣や江戸庶民の伊勢参詣など、近世までの日本の旅を学ぶ。(第1章2節) | |
4 | 第4回 | 観光対象と観光行動 | 人々を観光へ駆り立てるものは何か。多種多様な観光対象と旅行者の心理や行動について考える。(第2章) | |
5 | 第5回 | 観光産業と観光統計 | 観光産業の定義や観光商品を学び、観光庁や日本政府観光局が行う観光統計の概要を理解する。(第3章) | 小テスト1回目 実施予定 |
6 | 第6回 | 旅行産業 | 旅行会社の業務や分類、市場規模といった旅行産業の特質を学び、旅行会社の現状と課題を踏まえた新たな戦略を学ぶ。(第4章) | |
7 | 第7回 | 宿泊産業 | 旅館業法による営業形態、市場規模や経営構造など、宿泊産業の現状を学び、訪日旅行の増大による近年の動きを理解する。(第5章) | |
8 | 第8回 | 運輸産業 | 観光に関わる運輸産業の特質を学び、特に航空会社の中で成長しているLCCの経営戦略について理解を深める。 (第6章) |
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9 | 第9回 | テーマパーク産業Ⅰ | 遊園地・テーマパークの歴史を紐解きながら、市場規模や事業構造等を理解し、課題を考える。(第7章) | 小テスト2回目 実施予定 |
10 | 第10回 | テーマパーク産業Ⅱ (グループワーク) |
TDR(東京ディズニーリゾート)とUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に分かれてグループを作り、企業経営に関する調査を行う。調査項目に従ってワークシートに整理し提出する。 | コメント提出 |
11 | 第11回 | 文化施設と観光 | 観光からみた文化施設の役割を確認し、博物館・美術館における、近年のデジタル化や文化観光への対応を学ぶ。(第8章) | |
12 | 第12回 | 観光政策と観光の動向Ⅰ | 近代にはじまる日本の観光政策と、観光が大衆化する戦後の観光に関わる動きを理解する。(第1章第3節、第10章第1節) | |
13 | 第13回 | 観光政策と観光の動向Ⅱ | 観光立国宣言以降の国の政策を学ぶとともに、コンテンツツーリズムなど、新しい観光について理解する。 (第10章第2節他) |
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14 | 第14回 | 観光資源の調査研究 (グループワーク) |
レポートをもとに少人数に分かれてグループワークを行う。調査結果について意見交換し、観光資源の現状と課題をワークシートに整理し提出する。 | コメント提出 |
15 | 第15回 | まとめ | グループワークと授業の振り返りを行い、現代観光の特徴について考える。 | 小テスト3回目 実施予定 |