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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/02/05 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
初級中国語Ⅰb 【再・ア】/Elementary Chinese Ⅰb
授業コード
/Class Code
A003331520
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENe002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
松藤 玲子/MATSUFUJI REIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松藤 玲子/MATSUFUJI REIKO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・演習)
授業の目的
/Class Purpose
 全学のDPに掲げられている「自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができる」ようになることを目的とする。
 中国語を読む・聞く・話す訓練を通して、中国や中国語の使われる地域の文化や社会に関するさまざまな情報を中国語で受信し、自分の意見や主張を中国語で発信する初歩的能力を身につけることを目指す。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.中国語のすべての音節を聞き分け、発音することができる。(技能)
2.簡単な日常挨拶ができる。(知識・技能)
3.中国語の発音を表記するためのローマ字であるピンインを読んで発音することができる。(知識・技能)
4.中国語の常用漢字である簡体字で書かれた最も基礎的な単語約500から成る文や文章を、漢字だけを頼りに正しく発音することができる。(知識・技能)
5.中国語の基本文法や文型を把握し、簡単な文を話すことができる。(知識・技能)
6.日本中国語検定協会の実施する中国語検定試験(中検)で最も初歩の級である準4級に合格することができる。また、中華人民共和国教育部(日本の文部科学省に相当)に直属する中外語言交流合作中心(Center for Language Education and Cooperation)が主催し中華人民共和国政府が認定する漢語水平考試(Hànyǔ Shuǐpíng Kǎoshì、HSK、Chinese Proficiency Test)で最も初歩の級である1級に合格することができる。(技能)

中国語検定試験(中検)の難易度・認定基準と出題内容
(日本中国語検定協会の資料を元に作成)
準4級:
・学習を進めていく上での基礎的知識を身につけている。
 (大学の第二外国語における半年以上の学習程度。)
・基本単語約500、日常あいさつ語約80から成る問題を解くことができる。
4級:
・平易な中国語を聞き、話すことができる。
 (大学の第二外国語における一年以上の学習程度。)
・常用語約1000から成る問題を解くことができる。

漢語水平考試(HSK)の難易度・認定基準
(HSK日本実施委員会の資料を元に作成)
1級:
・中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができ、具体的なコミュニケーションを行うことができる。中国語学習するための基礎能力も備えている。
・大学の第二外国語において半年程度学習して到達するレベル。
・150程度の常用単語と文法知識を習得している。
2級:
・身近な日常生活の話題について簡単で直接的な交流ができ、初級中国語の上位レベルに達している。
・大学の第二外国語において一年程度学習して到達するレベル。
・300語程度の常用単語と文法知識を習得している。
授業のキーワード
/Keywords
中国語、初級、ピンイン、文法、会話、中検準4級、HSK1級
授業の進め方
/Method of Instruction
1.教科書の本文・例文を漢字だけでノートに書き写す。(予習・授業)
2.本文・例文の解説を聞きながら自分の理解や気づきなどを適宜ノートにメモし、内容を理解した上で、音読練習を繰り返す。(授業・復習)
3.単語や語句の置き換えを中心とした練習を口頭で行い、理解を深め、文型を定着させる。(授業・復習)
4.音読・空所補充・単語整序・中文日訳・日文中訳などによる小テストを行う。(授業・復習)
履修するにあたって
/Instruction to Students
1.初級中国語の再履修クラスはⅠa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱbそれぞれを個別に履修することができる。
2.中国語を学習するための専用ノートを1冊用意して授業に臨むこと。ノート持参の有無も成績評価の対象となる。
3.中国語(漢族語・漢語)は、日本語は日本語と異なる言語である。このことを常に意識しながら学習していっ てほしい。
4.発音は、ひとたび身にについてしまうと、あとで矯正することが難しい。先生の指導に従い、手本の音声を真似しながら、正しい発音の習得を心がけてほしい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 多くの学生にとって中国語を学ぶのは初めてであろう。初めての外国語を学ぶには予習よりも復習に力を注ぐべきである。前回の授業で学んだ知識や技能を着実に身につけた上で新しい授業に臨んでほしい。教科書に附属の音声を聞きながら何度も音読して口に慣らしておくこと。音声はMP3形式のファイルをWebからダウンロードするようになっている。
 また『みんなの中国語【会話編】電子教材』を使えば、教科書の内容をスマートフォン・タブレット端末やコンピューターなどでも学習することができる。個別の箇所ごとに音声のオン・オフ、日本語訳を含む文字のオン・オフを切り替えることもできる。インターネットに接続できる環境であればいつでもどこでも無料で使うことができるので、これを大いに活用してほしい。
 授業の準備や復習を十分に行おうとすれば、30分以上の時間が必要となる。通学時などの隙間時間を利用することも一つの方法である。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業の状況により、筆写したノートの提出が求められることがある。この課題は成績評価の対象となる。評価・コメントを附し、次回の授業で返却する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
1.授業中の質疑・発表・ノート・小テストや課題などに対する評価20%
2.授業中に2回行う授業内試験の結果に対する評価40%
3.再履修クラス統一で行う定期試験の結果に対する評価40%
授業への出席回数が2/3に満たない、または定期試験を受けなかった者の成績は、「評価なし /」とする。
テキスト
/Required Texts
中山文・池田磨左文・于耀明・傍島史奈・山本透江『みんなの中国語――読物編』 白帝社  2012年 2500円+税
みんなの中国語【会話編】音声ファイルをダウンロードするためのWebページ
みんなの中国語【会話編】電子教材
参考図書
/Reference Books
1.北京・ 商務印書館 小学館『中日辞典 第3版』 小学館 2016年 7500円+ 税
2.相原茂・石田知子・戸沼市子『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書 新訂版』 同学社 2016年 2500円+税
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入
発音篇1:
声調と単母音
1.中国語の音節
2.声調
3.単母音
4.ピンインのつづり方(1)
5.声調符号とそのつけ方
6.そり舌母音
◎中国語で挨拶してみましょう
2 第2回 発音篇2:
複母音と子音(1)
1.複母音
2.ピンインのつづり方(2)
3.子音(1)
4.ピンインのつづり方(3)
◎中国語で挨拶してみましょう
3 第3回 発音篇(3):
子音(2)と鼻音を伴う母音
1.子音(2)
2.ピンインのつづり方(4)
3.鼻音を伴う母音
4.ピンインのつづり方(5)
◎中国語で挨拶してみましょう
4 第4回 発音篇(4):
“r化”と声調の変化など
1.“r化”
2.声調の変化
3.隔音符号“’”
4.数
◎中国語で挨拶してみましょう
 総集編
◎漢詩を朗読してみましょう
5 第5回 第1回授業内試験 1.リスニング試験(配点5)
 発音された音声のピンインを選択
2.音読試験(配点5)
 ピンインで与えられた単語を発音
6 第6回 第1课
您贵姓︖
1.動詞述語⽂
 名前の尋ね⽅・答え⽅
2.「動詞“是”+名詞」⇒「…だ」
3.形容詞述語⽂
7 第7回 第2课
你家有⼏⼝⼈︖
1.動詞“有”
 数詞と量詞
2.動詞述語⽂
 「はい」/「いいえ」を尋ねる疑問⽂
 否定⽂
3.疑問⽂「…は︖」
8 第8回 单元复习(1)
第1课、第2课
1.⼈称代名詞
2.指⽰代名詞
3.名詞を修飾する語句の作り⽅(1)
4.動詞述語⽂
5.形容詞述語⽂
6.疑問⽂(1)
[練習]
9 第9回 第3课
你今年多⼤︖
1.名詞述語⽂
 ⽣れ年・年齢の⾔い⽅
2.誕⽣⽇の⾔い⽅
3.補充表現
  (1)形容詞述語⽂での副詞“很”と,
   形容詞が名詞を修飾するときの
   構造助詞“的”
  (2)副詞“也”と“都”
10 第10回 第4课
你家在哪⼉︖
1.動詞“在”
2.前置詞“离”
 副詞“有点⼉”
11 第11回 单元复习(2)
第3课、第4课
1.名詞を修飾する語句の作り⽅(2)
2.年⽉⽇・曜⽇・時刻と時間
3.名詞述語⽂
4.⽅位を表す名詞と
 場所を表わす代名詞
5.存在を表す“有”と“在”
6.隔たりの基点を表す前置詞“离”と
 動きの起点を表す前置詞“从”
[練習]
12 第12回 第5课
你学了⼏年英语了︖
1.助詞“了”
2.⽐較を表す⽂
13 第13回 第6课
你的爱好是什么︖
1.動詞“喜欢”
2.連動⽂
3.⼆重⽬的語⽂
14 第14回 单元复习(3)
第5课、第6课
1.名詞を修飾する語句の作り⽅(3)
2.動詞句などが主語や⽬的語になる⽂
3.助詞“了”
4.⽐較を表す⽂
5.連動⽂(1)(2)
6.⼆重⽬的語⽂
[練習]
15 第15回 第2回授業内試験 1.リスニング試験(配点10)
 第1~6課「置き換え練習」を完成
2.音読試験(配点20)
 単元復習(1)(2)(3)課文を音読
 (音読原稿は漢字だけ)

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