科目一覧へ戻る | 2025/02/05 現在 |
開講科目名 /Class |
文章表現Ⅱ 【③】/Writing Technique Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
A000603029 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GENj003 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木4(後期)/THU4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
二條 絵実子/NIJO EMIKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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二條 絵実子/NIJO EMIKO | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学(学部)のDPに示す「自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができる」「獲得した知識や技能を活用し、国内外において、価値観や意見の異なるさまざまな人と議論し、学びを深め、協働して、社会に役立てることができる」の達成に特に欠かせないものであり、共通教育科目リテラシー科目群基礎思考分野に属している。大学および社会生活で必要な文章表現能力の習得を目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
【アカデミック・ライティング】 ・根拠の明確な論理的な説明ができる。(技能) ・文法的に正確な日本語で文章を書くことができる。(技能) ・アカデミック・ライティングの基本を身につけ、形式の整ったレポートや資料が作成できる。(知識、技能) ・文章を見直すときのポイントがわかり、推敲することができる。(技能) 【コミュニケーション力】 ・相互評価やグループワークを通じ、他者の意見を聞くことで自分の考えや文章を改善することができる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
アカデミック・ライティング レポート グループワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
教科書の練習問題に取り組み、レポート執筆上のルール等を学んだうえで、実際にレポートを執筆します。可能な範囲で、グループでの作業を取り入れます。グループで作業することにより、文章を書くときの読み手に配慮する意識を高めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・グループワーク等、授業内での活動への協調性、積極的な参加を求めます。 ・この授業では、受講した内容をノートにまとめることを重要視しています。受講の際は、ノートまたはルーズリーフを必ず用意してください。 ・一定水準のレポート提出が単位認定の必須条件です。 ・環境、進度等によって、授業計画の内容が前後することがあります。 ・遅刻、早退は3回で欠席1回とみなします。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
レポートを執筆するためには、題材となっていることについて文献や資料を探し、知識を増やすことが必要不可欠です。また事実を解釈するためには幅広い知識が必要です。インターネットで情報を検索するだけでなく、図書館で関連する文献を探して読むことを強く推奨します。一定の水準のレポートを書くために、情報収集、要約、解釈などをまとめる作業が必要です(目安として授業前後に1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・期末課題として、レポートの提出を求めます。(草稿、完成稿の2回) レポートについては、完成稿提出までに、構成表、草稿など段階的に提出課題があります。それらの提出課題についても、評価の対象です。 構成表や草稿レポートは、教員が添削し受講生に返却します。また、草稿レポートについては、授業内で個別指導の時間を割り当て指導をおこないます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート 40% 提出課題・授業参加度 6 0%(宿題、授業中に取り組む課題、リフレクションシート) ※それぞれに対する評価の基準は「到達目標」に従います。 ・レポートは草稿・完成稿の2回提出を必須とします。 ・レポートは内容だけではなく、授業中に説明した形式に従っているか(引用が正しくできているか、参考文献の挙げ方が正しいか、章立てが適切か、等)も評価の対象とします。 |
テキスト /Required Texts |
野田春美・岡村裕美・米田真理子・辻野あらと・藤本真理子・稲葉小由紀 著『グループワークで日本語表現力アップ』ひつじ書房1,400円+税 ※教科書は必ず用意してください。新品を新たに購入しなくてもかまいません。古本をオークションやフリーマーケット経由で購入したり、先輩に譲ってもらったりするのでかまいません。 ※教科書を長期間にわたって友人など他人に見せてもらう状態は、見せてあげる側の迷惑になります。原則、授業中に他人の教科書を見せてもらう行為は禁止します。 |
参考図書 /Reference Books |
浜田麻里他著『大学生と留学生のための論文ワークブック』くろしお出版2,700円 その他、必要に応じて紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 「授業の進め方、授業中のルール、評価方法について説明する。文章表現Ⅰ」を振り返る。 | |
2 | 第2回 | レポートとは何かを知る(1) | 事実と意見の区別を学ぶ。 | |
3 | 第3回 | レポートとは何かを知る(2) | レポートの基本的な構成を学ぶ。 | |
4 | 第4回 | レポートのテーマ | レポートのテーマを決める際の注意事項を学ぶ。 | |
5 | 第5回 | レポートを書くための資料 | 資料を探すときの注意事項を学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 論拠を示す(1) | 説得力のある論拠とは何かを学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 論拠を示す(2) | データを解釈する練習をする。 | |
8 | 第8回 | 文献から引用する(1) | 基本的な引用のルールを学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 文献から引用する(2) | 文章を解釈する練習をする。 | |
10 | 第10回 | アンケート調査をする | アンケート調査を行う際の基本的な注意事項を学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 図表を利用する | レポートで図表を使用する際のルールを学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 構成表の作成 | レポートの執筆に向け、構成を考える。 | |
13 | 第13回 | 参考文献リストの作成 | 参考文献リストの書き方について学ぶ。 | |
14 | 第14回 | レポートを仕上げる | セルフチェック・ピアチェックを通じてレポートを仕上げる。 | |
15 | 第15回 | レポート執筆のまとめ | 添削されたレポート草稿について、担当者から指導を受ける。 |