科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
青年心理学/Psychology of Adolescence |
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授業コード /Class Code |
BC00711001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
越川 陽介/KOSHIKAWA YOSUKE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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越川 陽介/KOSHIKAWA YOSUKE | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、心理学部の3年次生を対象に開講される専門教育科目です。青年期にある者の認知的・心理的特徴や青年期特有の発達課題を学ぶことが本講義の目的である。本講義を履修することで、心理学部のDP2「社会人として幅広い教養を身につけている。」およびDP5「心理学の専門知識や研究成果を第三者に適切に伝えることができる」の習得を目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・青年期の特徴を自己理解、対人関係、認知の側面から理解し、説明することができる[知識]。 ・授業内容に関して自分自身を振り返り、発達課題や特徴を把握しそれに応じた行動や実践ができる[知識、態度・習慣]。 |
授業のキーワード /Keywords |
自己理解、対人関係、認知、青年期、キャリア |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心として進行します。その中で個人及び周囲のグループで行うワークを取り入れながら自ら考える機会を持ちながら授業を行います。また、moodleを用いて意見を求めながら受講生の意見をリアルタイムで確認していきながら双方向的な授業運営を想定しています。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事後学習として各回の配布資料を用いた復習を行うこと(目安として60分)。試験の前には自ら手を動かし能動的に授業のポイントを整理し,理解を深めておくこと(目安として3〜4時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の授業の内容に関する小テストもしくは小レポートの提出していただきます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
①期末課題(50%)、②各回の小テストもしくは小レポート(30%)、③授業への積極性(各回の授業に関する感想や質問にて評価:20%)をもって、評価する。 |
テキスト /Required Texts |
白井利明,都筑学,森陽子. やさしい青年心理学. 有斐閣アルマ. 2012. |
参考図書 /Reference Books |
鈴木忠ら.生涯発達心理学-認知・対人関係・自己から読み解く.有斐閣.2016. 加藤 隆弘. みんなのひきこもりつながり時代の処世術. 木立の文庫. 2020. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 講義の枠組みの説明、青年心理学に関して概略を説明します。 | |
2 | 第2回 | 青年期へのアプローチ | 生涯の中における青年期について、生涯発達心理学の視点から学びます。 | |
3 | 第3回 | 認知の発達1 | 青年期における認知機能の発達についてその前の発達段階と比較しながら学びます。 | |
4 | 第4回 | 認知の発達2 | 青年期における認知機能の発達についてその後の発達段階と比較しながら学びます。 | |
5 | 第5回 | 自己理解と自己形成 | 青年期における自己理解、自己形成の発達についてその前後の発達段階と比較しながら学びます。 | |
6 | 第6回 | 就労と労働 | 自己理解の一つとして卒業後のライフプランについて考えていきます。 | |
7 | 第7回 | 対人関係:家族と私たち | 家族との関係性についてその前後の発達段階と比較しながら学びます。 | |
8 | 第8回 | 対人関係:学校と私たち | 学校や友人関係との関係性についてその前後の発達段階と比較しながら学びます。 | |
9 | 第9回 | 対人関係:地域に育まれる私たち | 地域の人たちとの関係性についてその前後の発達段階と比較しながら学びます。 | |
10 | 第10回 | 青年期にまつわる問題:非行 | 非行に関する問題とその支援の現状について学びます。 | |
11 | 第11回 | 青年期にまつわる問題:ひきこもり | ひきこもりに関する問題とその支援の現状について学びます。 | |
12 | 第12回 | 青年期にまつわる問題:性の問題 | 性に関する問題とその支援の現状について学びます。 | |
13 | 第13回 | 歴史の中の青年 | 社会の影響を受ける青年という視点から青年期の特徴を学びます。 | |
14 | 第14回 | 青年を理解する方法 | 自分自身を理解するという意味で青年期を理解する方法について学びます。 | |
15 | 第15回 | まとめ | これまで学んできた内容を振り返る課題を行っていただきます。 |