科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
神経・生理心理学Ⅰ(生理)/生理心理学(神経・生理心理学)/Psysiological Psychology |
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授業コード /Class Code |
BC00482001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PSYb402 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期)/TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
博野 信次/HIRONO NOBUTSUGU |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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博野 信次/HIRONO NOBUTSUGU | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
「公認心理師法第7条第1号及び第2号に規定する公認心理師となるために必要な科目の確認について」では「神経・生理心理学」では① 脳神経系の構造及び機能② 記憶、感情等の生理学的反応の機序③ 高次脳機能障害の概要について学習することが必要であると定められています。本講義ではその中の脳神経系の解剖学的構造及び生理学的機能を中心とし、高次脳機能障害の概要についても少し触れ、「神経心理学」の講義につなげていきます。この授業は心理学部のディプロマポリシーの1:心理学の専門知識を習得し、医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門知識を生かすことができる。に特に関連しています。またこの科目の担当者は神経内科医として30年以上の経験がある教員です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
学生が他の医療専門職種と互して医療現場で勤務するために最低限必要な指定されたテキスト部分に記載された神経系の構造及び機能に関する知識を習得できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
脳神経系、解剖、機能 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義方式 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
基本的に医学的な内容なので専門用語が多くはっきり言って難しいです。次回の範囲をあらかじめ予習し理解できないところを中心に聞くことが必要です。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
各自、指定されたテキストを用意し、告知している授業内容の部分を予習してから講義にのぞんで下さい。また次回の授業の内容は、今回の授業の内容の理解がないと理解できませんので必ず復習をするようにして下さい。予習と復習は併せて4から5時間程度はかかると考えられます。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業は対面授業形式で行います。感染予防の観点から、学生同士の教科書の共同使用や物品の貸し借り等は禁止するとともに、出席参加の確認は出欠登録専用URLからオンラインで行い、出席カードの配布・回収は行いません。オンラインツールの操作に関しての支援を担当教員、実習助手等が行うことは不可能なため、各自でヘルプ等を参照してください。 対面授業中に担当教員が教示する内容をまとめた講義資料を用意しています。講義資料はOneDrive上に保存し、各授業日の1週間前を目安にMoodle上にリンク先を提示しますので、ダウンロードし、教科書と合わせて学習して下さい。初回、第2回の講義資料についてはそれぞれのOneDriveへのリンクを下の「遠隔授業情報」の欄にも記載してあります。試験には講義資料の内容からも出題されますので、必ず読んでおいてください。また、各回の講義内容に関する理解を確認するための確認問題も用意しています。同じようにMoodle上にリンクを提示しますのであわせて利用してください。 成績評価はすべて定期試験の成績で行い、2/3以上の出席をもって評価対象とします。出席回数に関する問い合わせには一切答えられませんので必ず自身で記録しておいてください。「公認欠席届」を提出した場合は、当該授業日を欠席とせず、授業回数の分母から公認欠席日数を減算して計算しますので、提出できる場合は必ず提出してください。その他の欠席届に関しては一切特別な扱いをしませんので注意して下さい。 出欠登録専用URLでの出席の登録方法は以下のとおりです。 ①スマートフォン等で出欠登録専用URLにアクセスし、ログインID,パスワードを入力します。 ②授業を選択します。 ③教員が授業開始時に提示したキーワード(数字)と一致するものを、表示されたキーワードの中から選択します。選択可能時間は授業開始から授業終了までです。授業終了後は登録できません。授業開始時に少し登録の時間を設けますので、できるだけその時間に登録してください。 ④正しいキーワードが選択された場合、申告結果OKの画面が表示されます。誤ったキーワードが選択された場合、申告結果NGの画面が表示されます。不正防止のため、キーワードの選択をやりなおすことはできません。 ⑤誤った選択肢を登録した場合やスマートフォンを忘れた場合など登録できなかった時は授業終了後直ちに教室内で教員に申し出てください。その際には、学生証や免許証等の顔写真付きの本人確認書類を提示し、学籍番号と氏名を書いたメモを教員に手渡してください。不正防止のため、顔写真付きの本人確認書類がないと一切受け付けませんので必ず提示してください。また教員が教室から出た後は、一切受け付けませんので必ず教室内で申し出てください。 |
テキスト /Required Texts |
河田 光博, 稲瀬 正彦。カラー図解 人体の正常構造と機能〈8〉神経系(1)第4版。 日本医事新報社2021。6200円+税 テキストは各自で必要時までに準備してください。著作権法によりコピーの使用は認められません。テキストが売り切れているなどいかなる理由があっても他の学生のテキストを見ることは認められませんので、早めに手に入れておいてください。 |
参考図書 /Reference Books |
特に指定しません |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション |
オリエンテーション。この講義の目的、進め方、評価方法等について解説する。 | |
2 | 第2回 | 神経系の構成と発⽣ |
神経系の構成と発⽣について学習する。テキストP2~3、14~15,76~79 | |
3 | 第3回 | 神経系細胞構造 |
神経系細胞構造について学習する。テキストP4~7 | |
4 | 第4回 | 神経活動電位の伝導とシナプス伝達 | 神経活動電位の伝導とシナプス伝達について学習する。テキストP8~13 | |
5 | 第5回 | 脊髄 |
脊髄について学習する。テキストP16~19 | |
6 | 第6回 | 脳幹 | 脳幹について学習する。テキストP20~25、50~51 | |
7 | 第7回 | ⼩脳 |
⼩脳について学習する。テキストP26~29、62~65 | |
8 | 第8回 | 間脳 |
間脳について学習する。テキストP30~33 | |
9 | 第9回 | 大脳回と大脳溝 | 大脳回と大脳溝について学習する。テキストP34~35 | |
10 | 第10回 | 大脳皮質組織構造と記憶と情動の神経機構 | 大脳皮質組織構造と記憶と情動の神経機構について学習する。テキストP36~39、P46~49 | |
11 | 第11回 | 神経系の機能⼤脳基底核・内包 |
⼤脳基底核・内包について学習する。テキストP40~41、60~61 | |
12 | 第12回 | 機能局在 | 機能局在について学習する。テキストP42~45 | |
13 | 第13回 | 運動の制御 | 運動の制御について学習する。テキストP52~57 | |
14 | 第14回 | 髄膜・脳脊髄液 | 髄膜・脳脊髄液について学習する。テキストP66~69 | |
15 | 第15回 | 脳血管 |
脳血管について学習する。テキストP70~75 |