科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
発達心理学 (資格)/Developmental Psychology |
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授業コード /Class Code |
BC00361002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PSYb302 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火1(前期)/TUE1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
筒井 優介/TSUTSUI YUSUKE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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筒井 優介/TSUTSUI YUSUKE | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は心理学部の専門教育科目群の中の講義科目であり、心理学部のディプロマポリシー(DP)の1および2の獲得を目指すものである。 本講義では発達心理学の基本的知識を幅広く学び、日常生活の中で気づかずにいる人の心の働きやその変化を認識するとともに、自分自身について興味を持って観察できるようになることを目指す。また、発達過程で生じる問題について学ぶことを通して、得られた知識をどう生かすかを考える。 なお、本授業は教育・医療・産業領域において臨床業務に関わり、10年間の心理的支援の実務経験を有する臨床心理士・公認心理師である教員が担当している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 発達心理学の基本知識について説明することができる。 2. 心の働きやその変化に関心を持ち, 自分自身を観察することができる。 3. 発達過程で生じる問題について学び, 得られた知識をどう生かすかを考えることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
生涯発達心理学、発達に影響する要因 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式を中心に各回のテーマについて、テキストや配布資料に沿って授業を進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習として、「授業計画」を参考に、できるだけ授業の内容について自主的に調べ、授業に臨んでもらいたい。(目安として1時間)。 授業終了後に、きちんと内容が正しく理解できているかどうかを確認し、必要に応じて基礎的な事項や概念、用語について調べ直ししておく必要がある。(目安として1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
各回の授業後に振り返り課題を課します。 また、小テストおよびレポートをMoodleにて実施いたします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業回数の2/3以上の出席をもって、単位の認定・評価対象とする。各授業後の振り返り課題(15課題)30%、学習内容全体の習熟度を測る「期末テスト課題」(1課題)70%とする。 |
テキスト /Required Texts |
発達心理学:公認心理師スタンダードテキストシリーズ12 下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修) 2019年 ミネルヴァ書房(2,400円+税) |
参考図書 /Reference Books |
完全カラー図解:よくわかる発達心理学 渡辺弥生(監修) 2021年 ナツメ社(1,600円+税) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の進め方を説明し、発達心理学の歴史を概観する | |
2 | 第2回 | 発達心理学とその理論 | 発達心理学における理論を概観する | |
3 | 第3回 | 発達の生物学的基礎 | 発達をもたらす要因について理解する | |
4 | 第4回 | 感覚と運動の発達 | 胎児期から新生児期および乳児期の発達について理解する | |
5 | 第5回 | アタッチメントの発達 | アタッチメントの重要性や、アタッチメントの個人差に絡むさまざまな要因を理解する | |
6 | 第6回 | 認知の発達 | ピアジェの理論をはじめ、近年の知能観を概観する | |
7 | 第7回 | 社会性の発達 | 社会的認知や行動の発達について理解する | |
8 | 第8回 | 感情と自己の発達 | 感情と自己の発達について理解する | |
9 | 第9回 | 遊びと対人関係の発達 | 遊びと対人関係の意義や、現代の子どもにおける課題を理解する | |
10 | 第10回 | 言葉と思考をめぐる発達 | 身体発育と運動能力の発達、言葉や思考の発達を概観する | |
11 | 第11回 | 青年期の発達 | アイデンティティ発達の時期としての青年期を概観する | |
12 | 第12回 | 成人期の発達 | 生き方の選択、多重役割とライフ・ワーク・バランスについて概観する | |
13 | 第13回 | 老年期の発達 | 老年期の心理社会的課題と臨床的問題について理解する | |
14 | 第14回 | 定型発達と非定型発達 | 発達障害の定義や種類や特徴、支援のあり方について理解する | |
15 | 第15回 | まとめ | 講義全体の振り返りと理解度の確認を行う |