科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
心理学概論 (資格)/Introduction to Psychology |
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授業コード /Class Code |
BC00301002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PSYb101 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(後期)/MON4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
広沢 俊宗/HIROSAWA TOSHIMUNE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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広沢 俊宗/HIROSAWA TOSHIMUNE | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
心理学とは人間の心や精神の働きを理解し、その行動の法則を明らかにしながら探求する学問です。その対象はさまざまであり、基礎心理学から応用心理学まで、また個人から集団まで、人間にまつわる全てを取り扱います。研究法も実験・調査・検査・事例研究などを用いて、できるだけ客観的にデータを集め、科学的なやり方で明らかにするために、努力が続けられています。本講義では、心理学の基礎的な知見を取りあげ、こころと行動を正しく理解するための鍵となる基本的な仕組みについて学ぶことを目的とします。具体的には、心理学とは、さまざまな研究領域とその研究法などについて学びます。そして、心理学の領域としては、「知覚」、「パーソナリティ」、「発達」、「教育」、「社会」、「臨床」を取り上げ、心理学の基礎について理解します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・心理学の主要な用語やトピックについて述べることができる。(知識) ・心理学の研究方法について説明できる。(知識) ・心理学的なものの見方ができる。(態度・習慣) |
授業のキーワード /Keywords |
心理学、研究領域の研究法、知覚、パーソナリティ、発達、教育、学習、社会、臨床 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
ワークショップ、アクティブラーニングを活用しながら、講義中心に進めます。質問がある場合は、できる限り解説後に聞いて下さい。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・原則,遅刻は認めません。出席カードは授業中に配布しますので,遅刻した場合は受け取れません。 ・授業中の私語は禁じます。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
心理学は日常生活と関連の深い分野です。授業で学んだ専門用語や人名の復習を行い、日常生活の中から関連した出来事を探したり、ふりかえったりしながら理解を深めて下さい。(事前・事後学習の目安:90分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、講義で学んだ専門用語および人名の解説をレポートにまとめてもらい、15回目にムードルに提出していただきます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
①専門用語・人名解説レポート 50% 成績評価は、ルーブリックに従います。 ②総括試験 (レポート) 50% ①、②をあわせて、100%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
藤本忠明・東正訓編 ワークショップ 心理学 ナカニシヤ出版 |
参考図書 /Reference Books |
藤本忠明・東正訓編 ワークショップ 大学生活の心理学 ナカニシヤ出版 藤本忠明・東正訓編 ワークショップ 人間関係の心理学 ナカニシヤ出版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の目的、到達目標、進め方、使用するテキスト、成績評価の方法、授業計画について説明します。また、授業外学習課題とその評価基準(ルーブリック)について、解説します。 | |
2 | 第2回 | 心理学とは | 心理学とはどのような学問か、その研究領域の広さ、さまざまな研究方法などについて学びます。 | |
3 | 第3回 | 知覚 | 「実在するものはあるがままに知覚されるのか」、ここでは見えの不思議(錯視現象)を体験し、考察を進めます。 | |
4 | 第4回 | パーソナリティ(1) | パーソナリティとは、およびパーソナリティの類型論、特性論の考え方について学習します。 | |
5 | 第5回 | パーソナリティ(2) | パーソナリティの捉え方について、さまざまな検査法を類型化して理解します。 | |
6 | 第6回 | 発達(1) | 発達とはどのようなものか、また、発達の規定因、発達の一般的特徴などについて理解します。 | |
7 | 第7回 | 発達(2) | 発達段階と発達課題、発達の諸相について学習します。 | |
8 | 第8回 | 教育(1) | 教師に求められる3つ教授方法ーATI効果、ピグマリオン効果、ハロー効果について理解します。 | |
9 | 第9回 | 教育(2) | 望ましい教師のリーダーシップについて、PM理論に基づくPM4類型から考察 | |
10 | 第10回 | 社会(1) | 人の印象はどのようにつくられるのか、印象形成について、ペアワークをしながら考察します。 | |
11 | 第11回 | 社会(2) | 対人魅力の規定因について体験的に考察し、分類・整理します。 | |
12 | 第12回 | 社会(3) | 対人魅力の観点から好かれる人、嫌われる人の特徴について学習びます。 | |
13 | 第13回 | 社会(4) | 親密な人間関係について、好意と愛情のちがい、および愛に関する諸理論について理解します。 | |
14 | 第14回 | 臨床心理学 | 対人関係の欠如から生じる孤独感について、その原因、感情反応・身体反応、対処行動の3つの側面から考察します。 | |
15 | 第15回 | ふりかえり | すべての授業内容をふり返り,総括を行います。 |