科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
アカデミック・リーディング/Academic Reading |
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授業コード /Class Code |
BA01981001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
CSSe006 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月2(前期)/MON2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
駒田 安紀/KOMADA AKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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駒田 安紀/KOMADA AKI | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、現代社会学部現代社会学科のディプロマポリシーのうち、(思考力・判断力・表現力等の能力)の「現代社会における人びとの暮らし、仕事と産業、および文化の形成における諸問題を学際的かつ科学的に発見・把握する」こと、(知識・技能)の「社会科学および人文科学の学際的な学修を通じて、現代社会における人びとの暮らし、仕事と産業、および文化の形成に係る諸事象を多面的、総合的に理解する」ことを目指します。 専門的な学修の中で用いるような論文の読み方を中心に、要約の仕方、レジュメの作り方を身につけることを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 論文を読み、内容を把握できる。 2. 論文の内容を要約し、レジュメの形にまとめることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
アカデミック・リーディング、論文、レジュメ、要約 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
毎回の授業で、何らかの文章を読みます(宿題として読んできてもらうこともあります)。 適宜、グループワークやペアワーク等を取り入れ、互いの成果をレビューしたり、疑問点を出し合ったりしてもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
現代社会学科での専門的な学修をより有益なものとし、またより良い卒業論文を書くために、文献を読む力は非常に重要です。このため、本授業では文献を読むことを行い、場合によっては事前学習として読むことも予定しています。これまでに論文を読んだことのない人も多いかと思いますが、読みやすいものを紹介していきますので、安心して受講してください。 また、さまざまな分野の文献を取り上げる予定ですので、読むことを楽しんでいただきたいと思います。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業前には、指定・配付した文献を事前に必ず読んできてください(事前学習1時間)。 授業後には、授業中に示した読み方を参考に、文献を再読してください(事後学習1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
前半は、指定した文献を読んでくることが課題となります。 後半は、文献を読んだうえで要約やレジュメ、発表資料を作成することを課題とします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題の取り組み:50% 授業中の発言やワークへの参加:50% |
テキスト /Required Texts |
テキストの指定はありません。 |
参考図書 /Reference Books |
佐藤望編著(2020)『アカデミック・スキルズ(第3版)―大学生のための知的技法入門』(第3版)慶應義塾大学出版会 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | オリエンテーション、自己紹介、読むことについて | ・授業の進め方、成績評価について説明する。 ・全員での自己紹介を行う。 ・これまでの「読んだ」経験について共有する。 |
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2 | 2 | 文献とは 要約の作成 |
・文献の種類について概説し、例を示す。 ・論文を読む上での基本的な用語を理解する。 ・指定した論文を読み、要約を作成してみる。 ・グループで互いの要約を確認する。 |
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3 | 3 | 論文の構造 | ・論文のタイプと構造を学ぶ。 ・いくつかの論文を読み、構造を確認する。 |
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4 | 4 | 論証とは | ・論証について解説する。 ・演繹と帰納について例を通して学ぶ。 ・接続詞の用い方について例を通して学ぶ。 |
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5 | 5 | パラグラフ構造 | ・論文におけるパラグラフ構造を、例を通して学ぶ。 ・いくつかの論文におけるパラグラフ構造を確認する。 |
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6 | 6 | 要約の作成 | ・第2回で扱った論文について、再度要約を行う。 ・グループで互いの要約を確認する。 |
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7 | 7 | アカデミック・ライティング | ・読むことと書くことの繋がりについて解説する。 ・アカデミック・ライティングの基本的な技法を学ぶ。 |
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8 | 8 | 論文検索 | ・データベースを用いた論文検索の方法を紹介する。 ・関心のある論文を探す。 |
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9 | 9 | 情報の信頼性 | ・情報の種類と信頼性について学ぶ。 ・検索を行い、内容を比較する。 |
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10 | 10 | レジュメの作り方 | ・レジュメの作り方を解説する。 ・自分の選んだ論文をレジュメにまとめる。 |
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11 | 11 | 発表① | ・第10回で作ったレジュメを用いて発表を行う(受講生の半数)。 ・担当教員よりフィードバックを受ける。 |
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12 | 12 | 発表② | ・第10回で作ったレジュメを用いて発表を行う(受講生の残り半数)。 ・担当教員よりフィードバックを受ける。 |
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13 | 13 | 再発表 | ・第11回、第12回でのフィードバックに基づき、レジュメの修正を行う。 ・今回の発表では、内容ではなく修正箇所について共有する。 |
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14 | 14 | スライドの作り方 | ・スライド(プレゼンテーション資料)の作り方を解説する。 ・自分の選んだ論文をスライドにまとめる。 |
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15 | 15 | スライドの発表 | ・第14回でまとめたものを、全員発表する。なお、内容の発表ではなく、スライド作成の方法について発表する。 |