科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
マーケティングⅠ【2023年度入学生~】/マーケティング【2022年度以前入学生】/Marketing |
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授業コード /Class Code |
BA00852001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
CSSh005 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木2(前期)/THU2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
日髙 謙一/HIDAKA KENICHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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日髙 謙一/HIDAKA KENICHI | 現代社会学科/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
経営学を専門としない履修者にとって、将来マーケティングを学ぶ必要が生じたとき、理論とツールの樹海で遭難しないようにマーケティングのエッセンスを学ぶことを目的とする。また、演習を取り入れながら学んだフレームワークや理論の理解を深めることを目的とする。 DP1の知識の獲得と、演習を通じてDP2の思考力や判断力を養うことを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
組織を取り巻くマーケティング環境を分析するための知識を習得する。 マーケティングの基本的なフレームワークを説明できる。 学んだ知識やフレームワークを活用してマーケティング計画書等の企画案を作成することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
主として講義形式で進める。情報の整理・振り返りのための演習時間を適宜設ける。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
情報量が多い授業であり各回1時間以上の復習は必要である。それに加えてミニレポート作成やテスト勉強に合計5時間程度の時間外学修が必要である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
ミニレポートは授業の振り返りを目的とし、中間テスト、定期試験は理解度の確認を目的とする。ミニレポートは授業内で課し、授業内で解説とコメントを行う。中間テストを1回実施する。中間テストについては授業時間内で解説する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
ミニレポート(30%)、中間テスト(30%)、定期試験(40%)で評価する。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 講義の概要、進め方、評価の方法及び時間外学習のための文献を紹介する。また、マーケティングの理論やフレームを学ぶ前に、マーケティングのキーコンセプトについて学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 市場のとらえ方 | マーケティングでは市場を顧客の集まりと考えるが、市場にはどのようなこきゃkが存在するのか学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 市場志向は正しい戦略か? | 市場志向とは、顧客のニーズを戦略の中心に据えるという考え方だが、これはどのようなケースにも当てはまるのか?産業や技術革新のスピードによる違いについて学ぶ。 | |
4 | 第4回 | STPの基本フレーム | マーケティングの基本フレームとして古典的なテキストで紹介されてきたセグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニングのフレームについて学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 購買履歴にもとづくセグメンテーション | 購買履歴データから顧客を分類する手法を学び、それぞれの顧客の購買行動の違いを考察する。 | |
6 | 第6回 | STPフレームの限界 | 違うセグメントに分類された顧客は果たして異なるブランドを選択するのだろうか、ブランドの成長にはターゲットを絞り込むことではなく広くブランドを浸透させるべきではないだろうか。既存顧客の維持と新規顧客の開拓のバランスの大切さを学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 中間振返り | これまでの回で学んだ知識を確認し、定着させるため、中間テストとその解説を行う。 | |
8 | 第8回 | 消費行動のとらえ方① | 消費者の購買行動を、購入前、購入時、購入後と広くとらえ、そこにはいくつかのプロセスが存在していることを学ぶ。その上で、各プロセスにおいて消費者の認知や行動に強く影響を与える消費者個人の要因について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 消費行動のとらえ方② | 消費者の認知や行動に強く影響を与える消費者間の要因、文化やクチコミなどの影響を学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 消費行動の研究と集客施策のケーススタディ | ゲストスピーカーを招き、消費行動研究の 実際とそれに対する施策を学ぶ。 |
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11 | 第11回 | 消費者インサイトのとらえ方 | 消費者の行動の背後にある認識の複雑さを洞察する(非論理的に見える行動なども含め)ことの重要さを理解し、明言されないニーズを探索するいくつかの手法を学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 価値の創造 | 消費者にとっての価値とは何か再考する。そして、製品やサービスはその価値を実現するための様々な便益を持っていることを学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 製品(サービス)をどのように考えるか | 製品(サービス)は様々な便益から構成されているが、どの便益が顧客にとって価値があるかは文脈(コンテクスト)による。顧客と便益と文脈の3要素から製品コンセプトが構成されており、売上を伸ばしていくためにはコンセプトに変更が加えられていくことを学ぶ。 | |
14 | 第14回 | ブランドとブランドの価値 | 製品(サービス)をブランドとしてとらえる。この2つは何が異なるのか。ブランドの構成要素や機能を学ぶ。 | |
15 | 第15回 | 全体振り返り | 講義全体のエッセンスをクイズ形式で振り返る。 |