科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
アクティブラーニングの方法Ⅱ【A】【2023年度入学生~】/ファシリテーター・トレーニング【A】【~2022年度入学生】/Method of Active learningⅡ |
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授業コード /Class Code |
BA00232002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
CSSb003/SDMb003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(後期)/WED4(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
今井 愛子/IMAI AIKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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今井 愛子/IMAI AIKO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
「講義」、「演習」、「実技」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・本講座は現代社会学の基礎知識、専門知識についてより理解を深めるために必要 なグループ活動における各メンバーのあり方・進め方を学ぶことを目的とする。 ・ファシリテーション力を実践するプロジェクトを通して、「主体性をもって 多様な人々と協力して学ぶ態度」を身につけ、現代社会学科のディプロマポリシー2 「思考力、判断力、表現力」の向上を図る。 ・この科目は専門基礎分野の科目のひとつで、受講生自らがプロジェクト企画・ 運営体験を通して個人の成長を促進することを第一の目的としている。 ・本講座を担当する教員(今井愛子)は実務経験のある教員であり、 航空業界での約20年の経験を活かし、実践的教育から構成される 授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.ファシリテーションの理論を理解し、 説明できるようになる。(知識) 2.ファシリテーション型リーダーシップを理解し、 説明できるようになる。(知識) 3.ファシリテーション型リーダーシップを実施し、 プロジェクト企画、運営できるようになる。(技能) 4.体験したファシリテーション型リーダーシップの技法を 使いこなすことができるようになる。(技能) 5.価値観の違いを理解しようとし、自分を支える人々 の存在に気づくようになる。(態度、習慣) 6.状況を考えて、発言したり、行動したり できるようになる。(態度、習慣) |
授業のキーワード /Keywords |
ソーシャルスキル、アサーション、アセスメント、グループダイナミックス |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・少人数(4名~6名)のグループワークを中心にすすめ、 受講後manabaから授業のふりかえりレポートを提出する。 ・第3回まででファシリテーションの基礎を学び、 4回目からのプロジェクトでファシリテーションの知識を 実践する。 ・プロジェクトのテーマは「キャリアデザイン」 「就職対策」に関連するものとする。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション などへの積極的な参加を推奨する。 ・グループメンバーに迷惑のかからないように行動すること を原則とする。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・次回の授業内容に必要な準備の説明に従って、 必ず事前準備をすること。 ・毎回の授業で学んだソーシャルスキルを日常生活で 意識し、ファシリテーション技法を実践し、 その効果・感想などをまとめること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回の授業報告(ふりかえりレポート)をmanabaから提出 manabaで評価とフィードバックを掲載 ・実践プロジェクト企画書、報告書の提出 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
ふりかえりレポート、受講参画態度 40%、 プレゼンテーション 40%、課題レポート 20% の割合で総合的に判断する。 |
テキスト /Required Texts |
毎回、資料を配布 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | ・アイスブレイク(リレー紹介、他) 「関わる力」の必要性を体感する。 ・授業概要の説明 (授業の目的とゴール、ワークシート 授業の進め方、評価方法、など) ・ファシリテーションの概要を 理解する。 |
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2 | 第2回 | ソーシャルスキル① 傾聴の復習とレベルアップ を図る |
・傾聴について理解を深める。 ・傾聴演習としての「質問練習」 「オウム返し練習」を通して、 傾聴力のレベルアップ法を 理解する。 |
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3 | 第3回 | ソーシャルスキル演習② アサーションについて学ぶ |
・アサーションについて理解する。 ・アサーション演習を通して、 ソーシャルスキルの重要性を 理解する。 |
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4 | 第4回 | グループダイナミクス | ・プロジェクトの内容、実施方法を 理解する。 ・企画書について理解する。 ・テーマついてブレイン ストーミングし、チームの企画内容 を決定する。 ・プロジェクト企画案を作成する。 |
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5 | 第5回 | ソーシャルスキル実践 | ・チーム内の役割分担を決定し、 作業する。 ・作業①プロジェクト企画書作成 ・作業②プロジェクト企画プレゼン 資料作成 |
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6 | 第6回 | 価値観の違いと 考え方の多様性の理解 |
・他チームの企画を知ることで、 自分のチーム内容を再考する。 ・プロジェクト企画について プレゼンテーションを実施する。 |
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7 | 第7回 | アセスメント活動と ファシリテーター |
・プロジェクト実施における アセスメント活動を確認をする ・プロジェクト内容の詳細を決定し、 再度役割分担する。 |
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8 | 第8回 | アサーションと 自己ストレス |
・プロジェクト作業において アサーティブな対応を意識し、 自己ストレスについて考察する。 ・作業(グループ)ルールの必要性 を確認する。 |
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9 | 第9回 | グループダイナミクス① | ・プロジェクト作業における グループダイナミクスを意識し、 ファシリーテーターの要素の 重要性を確認する。 |
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10 | 第10回 | グループダイナミクス② | ・他者のファシリテーションを 観察し、プロジェクト作業との 関連性を考察する。 |
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11 | 第11回 | 傾聴と共感的理解 | ・プロジェクト作業のスムーズな 進行の為に、共感的理解を実践し、 グループ作業をまとめることを 実践する。 |
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12 | 第12回 | グループの状況確認と 行動修正① |
・プロジェクト作業の進捗状況に 合わせて作業修正を実施する。 |
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13 | 第13回 | グループの状況確認と 行動修正② |
・プレゼンテーションリハーサルを 通して、グループメンバー全員で 目標が達成できるよう修正する。 |
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14 | 第14回 | グループの目標達成と 行動の仕方 |
・他グループのプレゼンテーションを 通して、グループ目標達成のための 行動について考察する。 |
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15 | 第15回 | プロジェクト報告書の作成 | ・「プロジェクト」について ふりかえりディスカッションを 実施する。 ・ディスカッションを踏まえて、 各自で報告書を作成する。 |