科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
グループ・アプローチ 【B】【2022年度以前入学生】/Group Approach |
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授業コード /Class Code |
BA00221004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
現代社会学部/Contemporary Social Studies |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(前期)/WED4(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
今井 愛子/IMAI AIKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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今井 愛子/IMAI AIKO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
「講義」、「演習」、「実技」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・本講座は現代社会学の基礎知識、専門知識についてより理解を深める ために必要なグループ活動のあり方・進め方を学ぶことを目的とする。 ・様々なグループ・メソッドの体験により、「主体性をもって多様な人々 と共同して学ぶ態度」を身につけ「現代社会学科のディプロマポリシー2 「思考力、判断力、表現力」の向上を図る。 ・グループ・アプロチの分野に高い関心を持ち、グループ内での課題を考察し、 解決するための知識や技能を身につける。また、グループ全体を考え 自分の意見を素直に表現し、相手の意見を理解することで、 良好なコミュニケーションをとることを目的とする。 ・本講座を担当する教員(今井愛子)は実務経験のある教員であり、 航空業界での約20年の経験を活かし、実践的教育から構成される 授業科目である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.グループアプローチの理論を理解し、説明できるようになる:知識 2.コミュニケーション理論を理解し、説明できるようになる:知識 3.グループアプローチの技法を体験を通して、自己理解を深め、 他者理解を重視できるようになる:技能 4.体験したグループアプローチの技法を使いこなすことができる ようになる:技能 5.価値観の違いを理解しようとし、自分を支える人々の存在に 気づかるようになる:態度、習慣 6.状況を考えて、発言したり、行動したりできるようになる:態度、習慣 |
授業のキーワード /Keywords |
自己理解、自己開示、他者理解、自己発見、自尊感情、価値観の多様性、 リレーション |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・少人数(4~6名)のグループワークを中心に学び、受講後manabaから 授業のふりかえりレポートを提出する。 ・第6回まででグループアプローチの基礎を学び、7回目からのプロジェクトで グループアプローチの知識を実践する。尚、プロジェクトのテーマは 「キャリアデザイン」「就職対策」に関連するものとする。 ・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどへの積極的な 参加を推奨する。 ・グループメンバーに迷惑のかからないように行動することを原則とする。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業で体験したグループアプローチの技法を実践し、その問題点、効果など をまとめること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・次回の授業内容に必要な準備についての説明に従い、必ず準備すること。 ・毎回の授業で学んだことを日常生活で意識し実践し、その効果・感想などを まとめること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回の授業報告(ふりかえりレポート)をmanabaから提出 manabaで評価とフィードバックを掲載 ・実践プロジェクト企画書、報告書の提出 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
各回のふりかえりレポートの内容(含む、参画態度) 40%、 実践プロジェクトのプレゼンテーション40%、 実践プロジェクト報告書 20%の割合で総合的に判断する。 |
テキスト /Required Texts |
毎回、資料を配布 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | ・アイスブレイク(リレー紹介) コミュニケーション力の1つ 「関わる力」を体感する。 ・授業概要の説明 (授業の目的とゴール、進め方、 ふりかえりレポート、評価方法、 など) ・グループアプローチの概要を 理解する。 |
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2 | 第2回 | 自己理解 | ・コミュニケーションプロセス を理解し、その重要性をワーク 「メッセージ交換」を通して 体感する。 ・ワーク後「第一印象について」 ディスカッションし、コミュニ ケーションプロセスの理解を 深める。 |
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3 | 第3回 | 傾聴力:相手が何を伝えたいのかを意識して聞く | ・コミュニケーションの3つの力 を理解し、その重要性とレベル アップの必要性を理解する。 ・ワーク「3つの聞き方」を通して、 傾聴力のレベルアップ方法を 考察する。 ・ワーク後「聞き方」について ディスカッションし、コミュニ ケーション力向上の必要性を 理解する。 ・伝達力向上練習としてディス カッションの内容をまとめ、 発表する。 |
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4 | 第4回 | リレーションの作り方 | ・質問の種類と使い方について 理解する。 ・ワーク「相互インタビュー」を 通して、質問の重要性を理解する。 ・ワーク後「質問」についてディス カッションし、質問力の重要性を 理解する。 ・伝達力向上練習としてディス カッションの内容をまとめ、 発表する。 |
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5 | 第5回 | 他者理解と価値観の多様性 | ・価値観について理解する。 ・価値観ワークを通して価値観の 多様性を理解する。 ・ワーク後「価値観」についてディス カッションし、価値観の多様性を 理解する。 ・伝達力向上練習としてディス カッションの内容をまとめ、 発表する。 |
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6 | 第6回 | チームワークのポイント | ・チームワークのポイントを 理解する。 ・ワークショップ「地図作成」を 通して、チームワークのポイントを 確認する。 ・ワーク後「チームワーク」について ディスカッションし、チームワーク のポイントを理解する。 ・伝達力向上練習としてディス カッションの内容をまとめ、 発表する。 |
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7 | 第7回 | 自己開示の必要性① | ・プロジェクトの内容、実施方法を 理解する。 ・テーマついてブレイン ストーミングし、チームの企画内容 を決定する。 |
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8 | 第8回 | 自己開示の必要性② | ・企画書について理解する。 ・企画案についてディス カッションしチームの企画内容の 詳細をを決定する。 ・プロジェクト企画案を作成する。 |
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9 | 第9回 | 他者理解と自己発見① | ・プロジェクト企画について プレゼンテーションを実施する。 ・他チームの企画を知ることで、 自分のチーム内容を再考する。 |
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10 | 第10回 | 他者理解と自己発見② | ・他者に映った自分を意識しながら、 プロジェクトの作業をする。 ・プロジェクト内容の詳細を決定し、 役割を分担する。 |
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11 | 第11回 | 価値観の多様性① | ・価値観の多様性を意識し、他者の 意見を傾聴しながら作業を進める。 ・チーム内の自分の立場を意識し ながら、各自のプロジェクト作業を 進める。 |
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12 | 第12回 | 価値観の多様性② | ・価値観の多様性を意識し、自分と 違う立場を理解しながら、 作業を進める。 ・リハーサルに向けて、聴衆に伝わる 発表方法を考える。 |
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13 | 第13回 | 自己理解① | ・リハーサルを通して、チームに おける自分の役割を理解し、 チームワークの強化につなげる。 ・プレゼンテーションのリハーサルを 実施する。 |
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14 | 第14回 | 自己理解② | ・他チームの発表を通して、自分の チームについて気付きがあることを 理解する。 ・プレゼンテーション発表 |
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15 | 第15回 | プロジェクト報告書の作成 | ・「プロジェクト」について、 ふりかえりディスカッションを 実施し、グループアプローチに ついて再考する。 ・ディスカッションを踏まえて、 報告書を作成する。 |