科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
ソーシャルワーク論Ⅵ/Introduction to Social Work Ⅵ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B702991001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
RSRc527 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(前期)/MON4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
奥西 栄介/OKUNISHI EISUKE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
奥西 栄介/OKUNISHI EISUKE | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面の講義形式で行う。 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
本講義科目は、社会福祉士指定科目である「ソーシャルワークの理論と方法」に相当する科目であり、学科DP2、DP3に掲げる社会福祉の広範かつ専門的な知識・技能・態度とともに、人々を取り巻く生活環境に関する知識・技能を修得していることと、社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を取得できる知識・技能に関する知識を修得することを目指している。地域共生社会の実現に向けて地域を基盤としたソーシャルワークを展開するために必要な「総合的かつ包括的な支援」について学び、その特色を明確につかみ、さらに関連するソーシャルワークの技術である「コミュニティワーク」「ソーシャルアドミニストレーション」「ソーシャルアクション」「ネットワーキング/コーディネーション」「社会資源の活用・開発」について学び、ソーシャルワークの諸機能が相互に関連しながら行われることを理解できるようになることを目的とする。加えてソーシャルワークに関連する技法(ネゴシエーション、コンフリクト・レゾリューション、ファシリテーション、プレゼンテーション、ソーシャル・マーケティング)について理解を深めることを目的とする。なお、この授業の担当者は、高齢者施設でソーシャルワーク実践を16年間経験している、実務経験のある教員であるので、実践への応用という観点から、ソーシャルワークの理論と方法について解説するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①総合的かつ包括的な支援におけるソーシャルワークで必要とされる基本的な視点、価値について理解し、地域を基盤としたソーシャルワークについて関心を持つ(知識、態度)。②総合的かつ包括的な支援におけるソーシャルワークの一連の展開過程について理解し、説明できる(知識)。③総合的かつ包括的な支援におけるソーシャルワークに求められる技術、技法について理解し、説明できる(知識)。 |
授業のキーワード /Keywords |
地域共生社会、地域を基盤としたソーシャルワーク、包括的な支援体制、コミュニティワーク、ソーシャルアドミニストレーション、ソーシャルアクション、ネットワーキング/コーディネーション、社会資源 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストに沿っての講義で進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・テキストは必ず購入し1回目の授業から用意すること。・テキストの補足資料として必要な文献は印刷して配付する。・毎回「リアクションペーパー」を提出してもらい学習内容へのコメントの記載を求める。・原則遅刻は認めない。・授業開始時間の10分以内に入室しないと遅刻となる。・遅刻が3回になると1回欠席の扱いとする。・授業開始後30分の時点で出席していなければ欠席扱いとなる。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業計画の各回で指示されたテキストの箇所を、丹念に読むこと。・事前学習として、講義の対象となるテキストの箇所を読み込んでおくこと。(目安として1時間)・事後学習として、講義の対象であったテキストの内容を再確認すること。(目安として1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、授業で重要と思ったことについてのリアクションペーパーを課すので提出すること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・定期試験で70%を評価する。・毎回の小レポートは提出した中の10回分を30%で評価する。・15回中10回以上出席しないと単位取得できない。 |
テキスト /Required Texts |
・一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編(2021)『ソーシャルワークの理論と方法[共通科目]』中央法規¥2900(税別) ・一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編(2021)『ソーシャルワークの理論と方法[社会専門]』中央法規¥2900(税別) |
参考図書 /Reference Books |
適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 総合的かつ包括的な支援の考え方(その1) | 総合的かつ包括的な支援の考え方、家族支援について理解する。(テキスト社会専門 第1章1節・第2節) | |
2 | 第2回 | 総合的かつ包括的な支援の考え方(その2) | 地域支援、災害支援について理解する。(テキスト社会専門 第1章3節・第4節) | |
3 | 第3回 | コミュニティワーク | コミュニティワークの意義、目的、理論、展開について理解する。(テキスト共通科目 第12章)、 | |
4 | 第4回 | ソーシャルアドミニストレーション | ソーシャルアドミニストレーションの概念、意義、実践モデル、財源確保について理解する。(テキスト共通科目 第13章) | |
5 | 第5回 | ソーシャルアクション | ソーシャルアクションの概念、意義、コミュニティ・オーガナイジングの概念、意義について理解する。(テキスト共通科目 第14章) | |
6 | 第6回 | ネットワーキング/コーディネーション | ネットワーキング/コーディネーションの概念、意義、について理解する。(テキスト社会専門 第3章) | |
7 | 第7回 | 社会資源の活用・調整 | 社会資源活用の意義と目的について理解する。(テキスト社会専門 第4章第1節) | |
8 | 第8回 | ソーシャルワーク実践と社会資源 | ソーシャルワーク実践と社会資源の関係について理解する。(テキスト社会 専門第4章第2節) | |
9 | 第9回 | 社会資源開発のさまざまな方法 | 社会資源の開発の方法について理解する。(テキスト社会専門 第4章第3節) | |
10 | 第10回 | ソーシャルワークに関連する技法① ネゴシエーション | ネゴシエーションの意義、方法について理解する。(テキスト社会専門 第7章第1節) | |
11 | 第11回 | ソーシャルワークに関連する技法② コンフリクト・レゾリューション | コンフリクト・レゾリューションの意義と方法について理解する。(テキスト社会専門 第7章第2節) | |
12 | 第12回 | ソーシャルワークに関連する技法③ ファシリテーション | ファシリテーションの意義と方法について理解する。(テキスト社会専門 第7章第3節) | |
13 | 第13回 | ソーシャルワークに関連する技法④ プレゼンテーション | プレゼンテーションの意義と方法について理解する。(テキスト社会専門 第7章第4節) | |
14 | 第14回 | ソーシャルワークに関連する技法⑤ソーシャル・マーケティング | ソーシャル・マーケティングの意義と方法について理解する。(テキスト社会専門 第7章第5節) | |
15 | 第15回 | まとめ | ミクロ・メゾ・マクロをつなぐマルチプルな地域を基盤としたソーシャルワークについて総括する。 |