科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
証券市場論Ⅰ/Securities Market Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B601011001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
BACe567 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期)/FRI3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
西山 慎一/NISHIYAMA SHINICHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西山 慎一/NISHIYAMA SHINICHI | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義では、資金余剰主体から資金不足主体への資金の融資行動、仲介行動、各金融市場の働き、ならびに証券・債券の取引価格や利子率を形成を対象として学んでいく。本講義では金融の基礎となるトピックを満遍なく取り扱い、金融の体系を鳥瞰的に把握するとともに、「証券市場論II」などのより専門的な科目へのイントロダクションを行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
金融を各経済主体の観点から理解することを目標とする。 〇投資家ならびにファンドマネージャーの観点から金融を理解する。 〇企業の財務担当者(CFO)ならびに銀行の貸出担当者の観点から金融を理解する。 〇金融監督当局者ならびにセントラルバンカーの観点から金融を理解する。 |
授業のキーワード /Keywords |
金融、証券、債券、株式 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
〇原則としてテキストに沿って講義を進めるが、必要に応じて補足的・発展的な内容についても取り扱う。 〇本講義ではGoogle Classroomを活用して授業を進める。Google Classroom上に講義資料をアップロードするので、事前にスライドをダウンロードあるいは印刷して授業に臨む事。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
〇講義資料を事前にダウンロードし予習する事。(30分程度) 〇講義後も講義資料を元に丁寧に内容を復習する事。(1時間~2時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題(20%)と期末試験(80%)の総合点で成績を評価する。 |
テキスト /Required Texts |
藤木裕著、『入門テキスト 金融の基礎(第2版)』、東洋経済新報社、2022年 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション・導入 | 本講義の進め方、成績評価方法。金融論への導入。 | |
2 | 第2回 | 金融制度・金融市場・金融機関(1) | 日本の金融制度、金融市場、および金融機関の歴史を振り返り、それらがどのように変遷して来たのかを学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 金融制度・金融市場・金融機関(2) | 同上 | |
4 | 第4回 | 資金循環統計 | 日本銀行が公表している資金循環統計の読み方と最新のデータを学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 複利計算・収益率の平均と分散 | 金融を学ぶ上で数学の知識は不可欠である。ここでは複利計算の方法と収益率の平均と分散の計算方法を学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 家計の金融資産選択 | 家計の金融資産選択の理論と実際を学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 企業の投資と資金調達 | 企業の投資行動および資金調達(コーポレートファイナンス)の理論と実際を学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 銀行の業務 | 銀行の主な業務(預金・貸出・決済)について学ぶ | |
9 | 第9回 | 銀行と信用創造 | 銀行貸出が回りまわって経済全体におけるマネーの総量となることを学ぶ。 | |
10 | 第10回 | 証券会社・保険会社 | 銀行以外の金融市場におけるプレーヤーである証券会社と保険会社について学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 債券市場 | 債券市場の概観と債券市場においてどのように債券価格が形成されるかを学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 株式市場 | 株式市長の概観と株式価格の形成に関する理論を学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 外国為替市場 | 外国為替市場の概観と為替レートの決定要因について学ぶ。 | |
14 | 第14回 | 中央銀行と金融政策 | 中央銀行の業務と金融政策の目標と手段について学ぶ。 | |
15 | 第15回 | 金融政策の効果 | 金融政策の経済波及効果と量的金融緩和について学ぶ。 |