科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
国際会計論Ⅱ/比較制度会計論Ⅱ/Comparative Institutional Accounting Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B000902001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
安井 一浩/YASUI KAZUHIRO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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安井 一浩/YASUI KAZUHIRO | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
講義形式で行う。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、経営学部のディプロマ・ポリシーに示す企業等の財務・会計に関する基礎から応用に至るまでの知識・技能を学修することを目的とする。その中でも特に、国際財務報告基準を採用している企業において、経理担当者として業務を遂行するための、基礎的な知識を修得することを目的として、国際会計基準審議会(IASB)が公表しているIASおよびIFRSのうち国際会計論Ⅰ/比較制度会計論Ⅰで取り上げなかったものについて日本の会計基準と比較を行いながらその内容について説明を行う。また公認会計士としての実務経験のある教員が、守秘義務から逸脱しない範囲で実務上の観点からの解説を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
IFRSの諸概念および主要な論点について、業務上で必要な知識を身に着けることを目標とする。 |
授業のキーワード /Keywords |
国際財務報告基準、IFRS、IASB |
授業の進め方 /Method of Instruction |
教科書の記述に沿って説明を行う。 なお毎回授業開始時に、前回の授業内容についての小テストを行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回テキストは必ず持参すること。なお可能であればIFRSsの英文版を入手しテキストと照合することが、学習を促進する手助けとなろう。また下記の授業計画の内容以外に、IFRSに関する議論が生じた場合には、適宜解説を行う。そのため新聞等において報道されるIFRSの動向に常に注目することを要望する。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業で取り上げたIFRSの英語版を入手してその概要を理解し、次回の小テストに備える必要がある。なおこの学習に要する時間は毎週1時間である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の小テスト60%、定期試験40% |
テキスト /Required Texts |
桜井久勝編著「テキスト国際会計基準」白桃書房 なお国際会計論Ⅰ/比較制度会計論Ⅰの授業開始日現在の最新版とする。 |
参考図書 /Reference Books |
IFRSs (IFRS財団のホームページhttps://www.ifrs.org/から入手可能) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 退職給制度の会計と報告/個別財務諸表 | 教科書第16章、第17章をもとに退職給付制度の会計と報告および個別財務諸表の説明を行う。 | |
2 | 第2回 | 超インフレ経済下における財務報告/期中財務報告 | 教科書第19章、第22章をもとに超インフレ経済化の財務報告および期中財務報告の説明を行う。 | |
3 | 第3回 | 投資不動産/株式に基づく報酬 | 教科書第26章、第29章をもとに投資不動産および株式に基づく報酬について日本の会計基準と比較して説明を行う。 | |
4 | 第4回 | 企業結合 | 教科書第30章をもとに企業結合について日本の会計基準と比較して説明を行う。説明を行う。 | |
5 | 第5回 | 鉱物資源の探査と評価/共同支配の取決め | 教科書第32章および第37章をもとに鉱物資源の探査と評価および共同支配の取決めについて説明を行う。 | |
6 | 第6回 | 連結財務諸表 | 教科書第36章をもとに連結財務諸表について日本の会計基準と比較して説明を行う。 | |
7 | 第7回 | 他の企業への関与の開示/規制繰延勘定 | 教科書第38章、第40章をもとに他の企業への関与の開示および規制繰延勘定について説明を行う。 | |
8 | 第8回 | 顧客との契約から生じる収益(その1) | 教科書第41章をもとに顧客との契約から生じる収益について説明を行う(その1)。 | |
9 | 第9回 | 顧客との契約から生じる収益(その2) | 教科書第41章をもとに顧客との契約から生じる収益について説明を行う(その2)。また日本基準との相違点について説明を行う。 | |
10 | 第10回 | 顧客との契約から生じる収益(その3) | 教科書第41章をもとに顧客との契約から生じる収益について、設例をもとに説明を行う。 | |
11 | 第11回 | リース(その1) | 教科書第42章をもとにリース会計について説明を行う(その2)。 | |
12 | 第12回 | リース(その2) | 教科書第42章をもとにリース会計について説明を行う(その2)。また日本基準との相違点について説明を行う。 | |
13 | 第13回 | 保険契約 | 教科書第第43章をもとに保険契約に関する会計について説明を行う。 | |
14 | 第14回 | IFRS設定過程の議論 | 金融負債の公正価値をめぐる議論を例に、IFRS設定の過程における議論の問題点を説明する。 | |
15 | 第15回 | IFRSの動向 | 改訂を議論されているIFRS、新設を議論されているIFRSについての解説を行う。 |