科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
経営科学Ⅱ/Management Science Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B000782001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(後期)/FRI2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
伊藤 健/ITO TAKESHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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伊藤 健/ITO TAKESHI | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
経営科学Iでは代表的な意思決定モデルを概説したが,本講義では,経営の最適化(効率化)を数理的に検討する数理計画,特に多くの分野で利用され,経営科学の基本ツールとされる線形計画法について議論する. |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・簡単な実問題を線形計画問題として定式化できる. ・単体法の構造を理解し,最適解を求めることができる. ・線形計画問題の幾何的解釈ができる. |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
各回のテーマについて講義による説明を行うが,それらの理解を促すために数回の演習を実施する. |
履修するにあたって /Instruction to Students |
数式を扱うので高等学校の数学知識は必要で,経営数学を履修していることが望ましい.演習実施日の告知を含め,講義に関する連絡,資料提供などはLMS(Moodle)を用いるが,演習の実施自体をLMS上で行うこともあるので,LMSの操作方法を把握しておくことは勿論であるが,本科目のLMS上の「掲示板」から転送されるメールを必ず確認すること(確認しないことによって生じる不利益は履修者自身の責任による). |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
テキストを利用しないので基本的に予習は必要ないが,毎回,それ以前の講義内容を前提に進めるため,最低1時間程度の復習は必要である. |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
数回の演習課題を課す予定 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
演習課題(20%),定期試験(80%)によって評価する. |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
必要に応じて講義中に指示する. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 本講義を履修する際の注意事項などを説明する. | 第2回以降の内容は進捗状況によって多少の変更が生じる. |
2 | 第2回 | 線形計画問題1 | 輸送問題の定式化について講義する. | |
3 | 第3回 | 線形計画問題2 | 割り当て問題の定式化について講義する. | |
4 | 第4回 | 線形計画問題3 | 人員配置問題の定式化について講義する. | |
5 | 第5回 | 線形計画問題4 | 商品構成問題の定式化について講義する. | |
6 | 第6回 | 線形計画問題5 | 栄養問題の定式化について講義する. | |
7 | 第7回 | 線形計画問題6 | 板取り問題の定式化について講義する. | |
8 | 第8回 | 単体法1 | 線形計画問題の基礎について,基底解と単体表の関係を用いて講義する. | |
9 | 第9回 | 単体法2 | 単体法の基本操作となるピボット演算について説明する. | |
10 | 第10回 | 単体法3 | 例題を用いて単体法の適用方法を説明する. | |
11 | 第11回 | 幾何的解釈 | 線形計画問題の解と単体法の関係を幾何的に説明する. | |
12 | 第12回 | 多目的計画問題 | 非劣解の概念と,それらの求め方について講義する. | |
13 | 第13回 | 線形計画法による工程管理 | 工程管理を線形計画問題として定式化し,PERT,CPMとの関係について講義する. | |
14 | 第14回 | ソフトウェアによる解法 | 大規模な線形計画問題を表計算ソフト等で解く方法を解説する. | |
15 | 第15回 | 予備日 | 内容総括,および演習を実施する. | 第14回までに予定していた内容を網羅できなかった場合はそれらに充てる. |