科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509231018 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa306 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期)/WED3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
矢嶋 巌/YAJIMA IWAO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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矢嶋 巌/YAJIMA IWAO | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
専攻演習Ⅰでは、研究対象地域の自然環境と社会について、文献や統計資料、フィールドワークを通じて調べ、夏季休業中に夏合宿研究調査を行ないました。専攻演習Ⅱの前半では、夏合宿研究調査の結果について整理・検討し、その内容について、グループ作業でまとめていきます。なお、10月上旬には、明石市の旧城下町地域の秋祭りを通じ、地域コミュニティの存続事例を参与観察します。また、夏合宿研究調査に関連して、11月上旬の土曜日か日曜日に、対象地域で体験型フィールドワークを実施する予定です。 専攻演習Ⅱの後半では、これまでの演習でみなさんが得た人間生活と自然・社会環境との関わりに関する知見や関心に基づき、各自卒業研究に向けてテーマを設定し、研究計画を立て、研究を開始します。卒業研究への取り組みは、就職活動においても評価される可能性があり、エントリーシートにも積極的に記載すべきです。それも視野に置き、演習では自分で決めたテーマに関する研究内容について、発表を行なってもらいます。なお、発表を聴くみなさんには発表者へのコメントを求めます。また、講義期間の休日に、京阪神地方の都市地域で、ゼミメンバーの卒論テーマに関連して、人間生活と自然・社会環境に関する選書ツアーとフィールドワークを行ない、地域調査のあり方について学びます。 専攻演習Ⅱの前半では、みなさんが地域環境の実情を理解していくことにつなげていくことを目標とします。選考演習Ⅱの後半では、卒業研究作成に向けた準備段階と位置づけ、研究テーマや対象地域の妥当性について確認することを目標にします。 この授業は、人文学部DP4、5、6、7と対応します。 なお、3回生は、1月下旬の土曜日に行なわれる、4回生の人文学部卒業研究発表会への出席が求められています。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
卒業研究に役立てるべく、地域調査の結果をまとめる能力を養う。 プレゼンテーションのスキルを向上させる。 発表での質疑応答を通じて、議論を把握し、自ら議論に加わる能力を養う。 グループワークを活用する能力をつける。 |
授業のキーワード /Keywords |
地域、自然環境、暮らし、変化、地域連携、フィールドワーク、加古川、兵庫県、卒業研究 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
演習形式で進めます。また、主に日曜日にフィールドワークを数回、また夏季休業中に研究調査フィールドワーク(ゼミと別日程)を行ないます。合宿が可能な場合には、合宿形式で行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
主に日曜日に数回行なう予定のフィールドワーク(ゼミと別日程)には必ず出席して下さい。合宿が可能となった場合には、合宿形式で実施します。日程は事前に連絡します。フィールドワークでは、地域住民と協働して作業をしたり、歩きまわることになります。アルバイトは欠席理由になりません。交通費や見学料などフィールドワークの費用は原則として各自実費負担となります。カメラやICレコーダなどフィールドワークに必要な機材は貸与します。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
シラバスを参考にして、授業前に関係する事項について毎週1時間程度の予習を、また、授業後には授業内容について毎週1時間程度の復習をすることを心がけて下さい。日頃から、自らの研究課題について、意識的に考えるようにしましょう。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
夏合宿研究調査結果の途中経過発表と結果報告書、卒業研究発表、質疑応答とコメントシート。研究発表結果については、授業内で論評し、適宜修正作業を行ない、自力をつけることにつなげます。コメントシートは、全員分を印刷して翌週に配布し、ゼミ生どうしが意見交換する材料を提供することで、議論を促し、結果的にフィードバックとなることにつなげます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
前半の報告書作成とグループ作業への貢献50%、後半の研究発表と質疑応答50%。毎回真剣勝負のゼミです。1回の欠席は、あなたにとっての損失になることでしょう。体調を万全にし、真にやむを得ない事情以外では欠席しないように。もちろん、無断欠席は厳禁です。 知識・技能、思考力・判断力・表現力などの能力の観点、主体的な態度、グループ学修への貢献の観点で判断します。 |
テキスト /Required Texts |
使用しません。 |
参考図書 /Reference Books |
牛垣雄矢(2022)『まちの地理学 : まちの見方・考え方』古今書院 岡本耕平監修(2022)『論文から学ぶ地域調査―地域について卒論・レポートを書く人のためのガイドブック―』ナカニシヤ出版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 演習の進め方について説明します。 | |
2 | 第2回 | 夏合宿研究調査結果の整理と検討その1 | 夏合宿研究調査結果について整理と検討を行ないます。 | |
3 | 第3回 | 夏合宿研究調査結果の整理と検討その2 | 夏合宿研究調査結果について整理と検討を行ないます。 | |
4 | 第4回 | 夏合宿研究調査結果のまとめその1 | 夏合宿研究調査結果のまとめ作業を行ないます。 | |
5 | 第5回 | 夏合宿研究調査結果のまとめその2 | 夏合宿研究調査結果のまとめ作業を行ないます。 | |
6 | 第6回 | 夏合宿研究調査結果のまとめその3 | 夏合宿研究調査結果のまとめ作業を行ないます。 | |
7 | 第7回 | 夏合宿研究調査結果のまとめその4 | 夏合宿研究調査結果のまとめ作業を行ないます。 | |
8 | 第8回 | 夏合宿研究調査結果のまとめその5 | 夏合宿研究調査結果のまとめ作業を行ないます。 | |
9 | 第9回 | 夏合宿研究調査結果のまとめその6 | まとめてきた夏合宿研究調査結果について発表します。なお、10月下旬の日曜日に、神戸市都心部の地域環境を学ぶフィールドワークと、卒業研究に向けた選書ツアーを行ないます。 | |
10 | 第10回 | 卒業研究テーマと研究計画についての発表 その1 | 卒業研究に向け、各自設定したテーマと研究計画について発表します。 | |
11 | 第11回 | 卒業研究テーマと研究計画についての発表 その2 | 卒業研究に向け、各自設定したテーマと研究計画について発表します。 | |
12 | 第12回 | 研究発表1巡目その1 | 各自設定したテーマに関係する発表を行ない、研究テーマについて検討します。パワーポイントなどで発表し、レジュメを作成します。発表の進行は学生が行ないます。 | |
13 | 第13回 | 研究発表1巡目その2 | 各自設定したテーマに関係する発表を行ない、研究テーマについて検討します。パワーポイントなどで発表し、レジュメを作成します。発表の進行は学生が行ないます。 | |
14 | 第14回 | 研究発表2巡目その1 | 各自設定したテーマに関係する発表を行ない、研究テーマを確定し、春休みに実施する研究調査の方向性について検討します。パワーポイントなどで発表し、レジュメを作成します。発表の進行は学生が行ないます。 | |
15 | 第15回 | 研究発表2巡目その2 | 各自設定したテーマに関係する発表を行ない、研究テーマを確定し、春休みに実施する研究調査の方向性について検討します。パワーポイントなどで発表し、レジュメを作成します。発表の進行は学生が行ないます。 |