科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509231014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa306 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期)/WED3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北村 厚/KITAMURA ATSUSHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この演習の目的は学部DP4、5、6、7と対応する このゼミは卒業研究に必要な技能を身に付けるためのゼミです。 自らが選び取ったテーマについてゼミ論文を執筆し、卒論につなげます。ゼミ論文の目標は「テーマに関する網羅的な知識の習得」と「論文の書き方の習得」です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.専門書と学術論文を網羅した文献リストを作成することができる。(技能) 2.自ら設定したテーマについて問題の所在を明らかにし、その解決のために多様な情報を収集して整理し、独自の解釈を行うことができる。(知識・技能・態度) 3.歴史学の簡略な論文を作成することができる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
文献リスト 専門書 研究論文 情報の収集と整理 ゼミ論文 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
まず、夏休みに読みこんだ文献を基礎に、ゼミ論文のプロットを作成し、順次発表していきます。次に歴史学の方法論と史料論についてレクチャーを行います。 後半はプロットに基づき、集めた文献の情報を分類整理して、ゼミ論文に向けた報告を行ってもらいます。1月を目安にゼミ論文(6000字以上)を提出してもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
短いとはいえ論文の作成という難しい課題に挑みます。それなりの気合をもって臨んでください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
文献収集、プロットの作成、報告レジュメの作成、論文の執筆など、ゼミ論文完成まで一貫して作業があります。週に3~4時間ほどはかかると思います。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回レジュメやスライドを作成してもらいます。レジュメやスライド発表をもとに議論を行い、指導をします。最終的にゼミ論文(6000字以上)を執筆し、提出してもらいます。完成までに適宜修正や指導を行い、適切にフィードバックします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
プロット報告50%、ゼミ論文50%で総合的に評価します。ともに評価の基準は「到達目標がどの程度達成されているか」です。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | ゼミ論文提出までの道のりについてガイダンスを行い、認識を共有します。夏休みの成果について確認をして、テーマ設定をします。 | |
2 | 第2回 | 論文のプロット | 論文にはテーマ設定、問題設定、その問題を明らかにするための論述、そして結論が必要です。その設計図となるのが「プロット」です。問いの立て方とプロットのつくり方について、「問いの構造図」の考え方を用いてレクチャーします。 | |
3 | 第3回 | 文献収集 | ゼミ論文の作成には、十分な量の文献収集を行う必要があります。まずインターネットを通じた文献検索の方法についてレクチャーをし、その場で文献リストを作成してもらいます。 | |
4 | 第4回 | 歴史学の方法論 | 歴史学とは何か、ただ過去の知識を得るだけの歴史の勉強と、大学で専門的に取りくむ歴史学という学問とは何が違うのか。史料論をベースにしてレクチャーし、いくつか具体的なワークに取り組みます。 | |
5 | 第5回 | ゼミ論文プロット発表1 | 3人ずつ、ゼミ論文プレ報告をします。プロットに基づき、その時点で出来ているところまで、スライドによる発表を行ってもらいます。 | |
6 | 第6回 | ゼミ論文プロット発表2 | 4~6人目のプロット発表です。 | |
7 | 第7回 | ゼミ論文プロット発表3 | 7~9人目のプロット発表です。 | |
8 | 第8回 | 神戸フィールドワーク準備 | 神戸と世界史の関係を実地で体験するフィールドワークのための事前学習をします。 | |
9 | 第9回 | 神戸フィールドワーク | 学んだ内容をもとに現地を訪問します。 | |
10 | 第10回 | ゼミ論文プロット発表4 | 10~12人目のプロット発表です。 | |
11 | 第11回 | ゼミ論文プロット発表5 | 13~15人目のプロット発表です。 | |
12 | 第12回 | ゼミ論文プロット発表6 | 16~18人目のプロット発表です。 | |
13 | 第13回 | ゼミ論文の書き方講座1 | 実際に論文を書くための技術を、演習を交えてレクチャーします。 | |
14 | 第14回 | ゼミ論文の書き方講座2 | 引き続き、ゼミ論文の書き方についてレクチャーします。 | |
15 | 第15回 | ゼミ論文初校提出 | 完成したゼミ論文を提出し、相互チェックとフィードバックを行います。 |