科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B509231011 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa306 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期)/WED3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習(対面) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
<卒業研究に向けて>この授業は人文学部DPの4,5,6,7に関係しています。子供の言語獲得や統語論等をテーマとして、文献検索や読解、先行研究のまとめ、研究成果の発表、論文作成などの練習をすることがこの授業の目的です。授業の前半は、「楽器を演奏する技術などとは異なり、なぜ意識的な努力が必要ないのか」、「(特殊な状況を除き)なぜ身につけられるか否かに個人差が生じないのか」、「言語間の違いを引き起こすパラメターとは何なのか」など、言語獲得や統語論に関する様々な問題を考察し、議論することを目指します。後半は、各自卒業研究のテーマを決定し、先行研究を読み解き、考察を加えたのち、卒業研究に向けた論文を執筆することを目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
文献を正確に読みこなし、他者にわかりやすく説明できる。自分の感じたことや考えたことを的確に他者に伝えることができる。言語学における研究の基本を理解する。 |
授業のキーワード /Keywords |
言語学、生成文法理論、言語獲得、統語論 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
各自にテキストの章を割り当て、その内容を簡潔にまとめてパワーポイント、ハンドアウト等を使って発表してもらいます。その後、質疑応答や教員による補足をした後、課題を解き、内容について理解を深めます。後半は、各自、自分の研究テーマに関連する文献を探し、その内容をまとめ、考察したものを発表してもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
積極的に授業に参加することが不可欠です。3分の2以上の出席に達しないときは、特別の事情がない限り、単位認定されません。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習をしっかり行うこと(90分程度)。発表の担当になっている場合は、担当部分を他の学生にわかりやすく説明できるように準備する。担当になっていない場合でも次回の授業で扱う文献を精読し、内容をできる限り事前に理解する。また、レポート執筆の準備を怠らないこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表の資料(パワーポイントまたはハンドアウト)を提出すること。授業内で発表の評価をフィードバックする。学期末には卒業研究につながるようなレポートを提出してもらう。これについては添削指導を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
発表40%、レポート40%、授業内での議論への参加態度20% ○発表:構成・話の流れ、話し方・伝え方、質問に適切に回答できたか、資料の作り方に基づいて評価する ○レポート:授業で扱った内容に沿っているか、文量が適切か、自分の意見が述べられているか、深く思考できているか、適切に引用が行われ、参考文献が記載されているか、等に基づき評価する ○授業内:授業中の発言(頻度や内容)、態度によって評価する |
テキスト /Required Texts |
小林春美、佐々木正人 編 (2008)『新・子どもたちの言語獲得』大修館書店、2,300円 |
参考図書 /Reference Books |
授業内で適宜指示する |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | イントロダクション | 自己紹介、授業の進め方、成績の付け方などの説明、発表担当決め | |
2 | 第2回 | 研究例の紹介 | 教員自身の、言語獲得に関する研究の例を簡単に紹介する。 | |
3 | 第3回 | 研究進捗状況の確認 | 各自の研究進捗状況と卒業研究のテーマの予定をパワーポイント等を用いて発表してもらい、全員で議論、検討する。 | |
4 | 第4回 | テキストのまとめの発表1 | テキスト2章「音声の獲得」をまとめ、発表。 | |
5 | 第5回 | テキストのまとめの発表2 | テキスト3章「身振りとことば」をまとめ、発表。 | |
6 | 第6回 | テキストのまとめの発表3 | テキスト4章「語彙の獲得」をまとめ、発表。 | |
7 | 第7回 | テキストのまとめの発表4 | テキスト5章「文法の獲得1」をまとめ、発表。 | |
8 | 第8回 | テキストのまとめの発表5 | テキスト6章「文法の獲得2」をまとめ、発表。 | |
9 | 第9回 | 文献のまとめの発表1 | 各自で選んだ文献のまとめと考察を発表。 | |
10 | 第10回 | 文献のまとめの発表2 | 各自で選んだ文献のまとめと考察を発表。 | |
11 | 第11回 | 文献のまとめの発表3 | 各自で選んだ文献のまとめと考察を発表。 | |
12 | 第12回 | 文献のまとめの発表4 | 各自で選んだ文献のまとめと考察を発表。 | |
13 | 第13回 | 文献のまとめの発表5 | 各自で選んだ文献のまとめと考察を発表。 | |
14 | 第14回 | レポートの概要発表1 | 各自が執筆予定のレポートについて概要を発表し、意見交換をする。 | |
15 | 第15回 | レポートの概要発表2 | 各自が執筆予定のレポートについて概要を発表し、意見交換をする。 |