科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅰ/Advanced Seminar Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B509221006 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa305 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
白方 佳果/SHIRAKATA YOSHIKA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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白方 佳果/SHIRAKATA YOSHIKA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本授業は、卒業研究執筆上不可欠な、研究に関する基礎的な考え方や調査方法を学びます。次に、発表や講読を通して、学んだ知識の実践を図ります。 本授業は、人文学部のディプロマポリシー4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」・5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。」・6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。」・7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる。」に関連しています。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)文学研究に必要な、基礎的な考え方や調査方法を学ぶ。 (2)文学作品を精密に読解することができるようになる。 (3)自らの考えや解釈、理解を的確に表現できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
文学 読解 日本文学 近代文学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
演習形式を中心として授業を進めますが、回によっては、講義形式で授業を行う場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・積極的に議論に参加してください。 ・参加状況により、単位の修得を認めないことがあります。 ・複数回の発表(ビブリオバトル1回、口頭発表2回)を課します。 ・授業の性質上、受講者数や受講者の理解度等により、授業の進め方や授業計画(進度、内容等)は予定から変更される場合があります。 ・「日本文学史Ⅱ」をあらかじめ受講しておくことが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・各回120~180分程度の事前・事後学習が必要です。事前学習として、事前に配付された資料・レジュメや授業で取り上げる作品を読み込み、自分なりの考えを用意したうえで授業に臨んでください。事後学習として、授業内容を再確認してください。 ・発表には、1~2週間程度の準備期間が必要となります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
適宜ミニッツペーパーやワークシートを課します。 発表担当者は、期限までに発表資料(レジュメ)を提出します。 学期末には発表と、担当講師や他の受講生からの質問や助言等を踏まえた、期末レポートを提出します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・授業への参加や提出物(ミニッツペーパー・ワークシート・書評)…40% ・2回の発表・発表資料(レジュメ)…40% ・期末レポート…20% 以上から、総合的に評価します。 (1)授業への参加(授業中のコメントなど)や提出物。評価基準は「到達目標」と、①きちんと事前学習をして授業に取り組めているか、②他者の発表資料などをきちんと読み込み、コメントしているか、③授業内容をふまえ、課題に適切に取り組めているか、です。一部の提出物については、フィードバックのためコメントを返却します。 (2)発表。評価基準は「到達目標」です。授業内でフィードバックを行います。 (3)期末レポート。評価基準は「到達目標」です。フィードバックとして、希望者にコメントを返却します。 |
テキスト /Required Texts |
プリントを配布、もしくはデジタル資料をweb上に掲示・配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
森鴎外『山椒大夫・高瀬舟 他四篇』(岩波書店、2002)、島内裕子『国文学研究法』(放送大学教育振興会、2015)、日本近代文学会編『ハンドブック 日本近代文学研究の方法』(ひつじ書房、2016)、斎藤理生ほか編『卒業論文マニュアル 日本近現代文学編』(ひつじ書房、2022)。ほか、適宜紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス・文献の探し方 | 授業の進め方、受講上の注意点について解説します。また、文献や学術論文の調べ方について学びます。 | |
2 | 第2回 | ガイダンス2 | 受講者の自己紹介を兼ねて、ビブリオバトルを行います。 | |
3 | 第3回 | 模擬発表・書評の書き方 | 模擬発表を行います。また、書評の書き方について学びます。 | |
4 | 第4回 | 文学研究の方法1 | 文学研究の方法について学びます。 | |
5 | 第5回 | キャリア形成支援行事 | キャリア形成支援に関する説明会(全ゼミ合同)を実施する。今後のゼミ活動・インターンシップ・就職活動についての大まかなスケジュールを把握するとともに、大学での学修と結びつけつつ自らの将来設計を確認する。 | |
6 | 第6回 | 文学研究の方法2 | 前回に引き続き、文学研究の方法について学びます。とくに注釈について学びます。 | |
7 | 第7回 | 文学研究の方法3 | 前回に引き続き、文学研究の方法について学びます。年譜・伝記の調べ方について学びます。 | |
8 | 第8回 | 発表1 | 前半のまとめとして、受講者が発表を行います。 | |
9 | 第9回 | 発表2 | 前回に引き続き、受講者が発表を行います。 | |
10 | 第10回 | 作品購読1 | 森鷗外『山椒大夫』を購読します。用意した発表資料に基づいてグループで発表し、意見交換や資料の相互チェックを行います。 | グループでの発表 |
11 | 第11回 | 作品購読2 | 前回に引き続き、森鷗外『山椒大夫』を購読します。発表担当者は、担当箇所について発表資料を作成し、それに基づいて発表を行います。その後、受講者全員で発表内容について意見交換・助言を行います。 | 4名の発表 |
12 | 第12回 | 作品購読3 | 前回に引き続き、森鷗外『山椒大夫』を購読します。発表担当者は、担当箇所について発表資料を作成し、それに基づいて発表を行います。その後、受講者全員で発表内容について意見交換・助言を行います。 | 4名の発表 |
13 | 第13回 | 作品購読4 | 前回に引き続き、森鷗外『山椒大夫』を購読します。発表担当者は、担当箇所について発表資料を作成し、それに基づいて発表を行います。その後、受講者全員で発表内容について意見交換・助言を行います。 | 4名の発表 |
14 | 第14回 | 作品購読5 | 前回に引き続き、森鷗外『山椒大夫』を購読します。発表担当者は、担当箇所について発表資料を作成し、それに基づいて発表を行います。その後、受講者全員で発表内容について意見交換・助言を行います。 | 4名の発表 |
15 | 第15回 | 作品購読6/授業内容の振り返り/後期のガイダンス | 前回に引き続き、森鷗外『山椒大夫』を購読します。発表担当者は、担当箇所について発表資料を作成し、それに基づいて発表を行います。その後、受講者全員で発表内容について意見交換・助言を行います。 また今学期の授業内容を振り返ります。さらに夏期休業中の課題や、後期授業についてガイダンスを実施します。 |
1名の発表者 |