科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
実践演習Ⅱ/Practical Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509211013 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa204 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
三田 牧/MITA MAKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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三田 牧/MITA MAKI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、観察を中心とした研究手法について学びます。人類学は、「自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の頭で考える」(梅棹忠夫)ことを基礎とします。 まず、明石市大蔵町の稲爪神社の秋祭りにおいてフィールドワークを実施する予定です。 また、みなさんには、それぞれテーマを立てて、簡単な研究をしてもらいます。文献の探し方、観察の方法、聞き取りの方法など、実地で学んでいきましょう。 この授業は人文学部ディプロマ・ポリシーの4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」,5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。」,6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。」,7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる。」を目指します。なお、この実習は、人類学系の授業および、フィールド調査を行う人文社会学系の授業の基礎となります。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①観察、聞き取りといった調査の基本的方法を習得できる。 ②参考文献や先行研究などを見つけられる。 ③研究を効果的に人に伝えることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
フィールドワーク、観察、聞き取り、文献調査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業ではいくつかの調査法を学ぶとともに、人と人との距離をつめていきます。 調査は、個々人のが実施します。原則フィールドワークに行ってもらいます。 稲爪神社の秋祭りに参加することを予定しています。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
この授業には、好奇心と行動力が必要です。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
フィールド調査を自分で行う、情報を集める、文献を読むなど、授業時間外に多くの作業が求められます。(1日40分、週4時間程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内に研究の口頭発表を求めます。それについては合評し、コメントをします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価方法:研究プレゼンテーション(60点)、意見の発言など授業への貢献度(10点)、積極的授業参加度(30点) 研究プレゼンテーションの評価基準:発見のおもしろさ(20%)、調査の充実度(40%)、プレゼンテーションの的確さ(20%)、分析のおもしろさ(20%) |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
『調査されるという迷惑 フィールドワークに出る前に読んでおく本』宮本常一・安渓遊地(著)、みずのわ出版(2008年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション・アイスブレイク | 第1回は授業の概要を説明します。また、半年間一緒に活動する仲間に対し、「自分」をプレゼンテーションしてもらいます。また、見えない壁を壊すワークをします。 | |
2 | 第2回 | 稲爪神社フィールドワーク | 明石市稲爪神社秋の大祭のフィールドワークを実施する予定です。 | |
3 | 第3回 | 研究手法1 観察 | 稲爪神社での調査をもとに、観察結果を報告します | |
4 | 第4回 | 研究テーマの策定 | 各自研究テーマを決め、その計画をします | |
5 | 第5回 | 研究手法2 聞き取り | 聞き取り調査の方法を学びます | |
6 | 第6回 | 文献調査 | 自分の研究に関する文献を集めます | |
7 | 第7回 | 教員個別訪問1 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深めます。 | |
8 | 第8回 | 教員個別訪問2 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深めます。 | |
9 | 第9回 | 研究発表1 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
10 | 第10回 | 研究発表2 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
11 | 第11回 | 研究発表3 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
12 | 第12回 | 研究発表4 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
13 | 第13回 | 研究発表5 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
14 | 第14回 | 研究発表6 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
15 | 第15回 | ポートフォリオの作成 | 半期を振り返り、ポートフォリオを作成します |