科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
実践演習Ⅱ/Practical Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509211004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa204 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
野田 春美/NODA HARUMI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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野田 春美/NODA HARUMI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本演習科目は人文学科専門教育科目の学部共通科目に属し、専攻演習における学修の基礎となる力をつけるための科目と位置付けられます。 人文学部のDPのうち4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関連した科目です。 具体的には、日本語にひそむルールや例外をクイズのように考えながら発見します。しりとりや言葉遊びを通じて日本語の仕組みを考えたり、マンガのことばや漫才のことばを観察するなど、具体的な言葉の謎にグループで楽しみながら取り組むことで力をつけます。特に興味をもったテーマについては、レポート作成によってさらに探究する力を養います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・身近な日本語にどのような問題が隠れているかを説明できる。(知識) ・言葉に興味をもち、自分の力で考える。(態度) ・人の意見に耳を傾け、協調的・建設的な議論ができる。(態度) ・自分の考えや意見を口頭で的確に表現できる。(技能) ・疑問をもったことについて深く調べ,文章で表現できる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
日本語のルール グループワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
回ごとに違うグループで問題に取り組み、その結果をプレゼンテーションしてもらいます。質疑応答も行います。 終盤には、レポート進捗状況を発表してもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
卒業研究で日本語をテーマにしたい人には受講しておいてほしい科目です。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業の後に理解を確認し、必要に応じてさらに学修を深めてください。(1週当たり1時間程度) 関心をもったテーマについてはさらに深く調べ、レポートに発展させてください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
(1)毎回、取り組んだテーマに関する感想・コメントを書いてもらいます。一部を次回に共有します。 (2)学期末には、関心をもったテーマについてのレポートを出してもらいます。希望に応じて、コメントを書き入れて返却します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
グループでの議論・発表・質疑応答への参加態度(積極性)、コメント(内容の充実度) :70点 レポート概要発表とレポート:30点 レポート概要発表とレポートについては、課題を正確に把握しているか、十分な考察を行っているか、論理性がありわかりやすく示せているかを評価のポイントとします。 なお、出席回数が全授業回数の2/3に満たない場合は、評価の対象としません(出席回数には、ゼミ配属行事の2回も含みます)。 |
テキスト /Required Texts |
野田尚史・野田春美『日本語を分析するレッスン』大修館書店,2017年,1500円 |
参考図書 /Reference Books |
必要に応じて紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 導入 | 自己紹介のあと、ゼミの進め方を説明し,ウォーミングアップとしてグループワークを行います。 | |
2 | 第2回 | しりとり | テキストのレッスン1「しりとり」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
3 | 第3回 | ことばの意味 | テキストのレッスン2「ことばの意味」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
4 | 第4回 | 若者ことば | テキストのレッスン3「若者ことば」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
5 | 第5回 | 会話の失敗 | テキストのレッスン5「会話の失敗」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
6 | 第6回 | ことば遊び | テキストのレッスン7「ことば遊び」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
7 | 第7回 | 教員個別訪問1 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設けます。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深めます。 | |
8 | 第8回 | 教員個別訪問2 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設けます。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深めます。 | |
9 | 第9回 | マンガのことば | テキストのレッスン11「マンガのことば」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
10 | 第10回 | 方言 | テキストのレッスン12「方言」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
11 | 第11回 | 丁寧体と普通体 | テキストのレッスン13「丁寧体と普通体」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
12 | 第12回 | 漫才のことば | テキストのレッスン14「漫才のことば」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
13 | 第13回 | 外国の人の日本語 | テキストのレッスン15「外国の人の日本語」に関する問題にグループで取り組み、その結果をプレゼンテーションします。 | |
14 | 第14回 | レポートの概要発表1 |
各自が執筆するレポートの概要を説明し,よりよりレポートにするための意見交換をします。 | |
15 | 第15回 | レポートの概要発表2 ふりかえり |
各自が執筆するレポートの概要を説明し,よりよりレポートにするための意見交換をします。 半期の学びをふりかえります。 |