科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
実践演習Ⅱ/Practical Seminar Ⅱ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B509211001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa204 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大西 慎也/OONISHI SHINYA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
大西 慎也/OONISHI SHINYA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
DP4の「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」」「5、相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。」「6、情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。」「7、多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる。」を目指す。そのために、自分自身がこれまで経験してきた被教育体験を踏まえ、現代の学校教育が抱える問題点について履修者全員で対話し、自分なりの解決策を探っていくことを目的とする。 担当者は、兵庫県公立小学校教諭として18年の実務経験がある。実務経験のある教員として教育課題に関する議論について、教育現場の実態を踏まえたコメントをするものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
〇現代の学校教育が抱える問題点についての実態を理解し、解決策を自分なりに考えることができる。 〇他者との対話に積極的に参加することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
学校教育、教育課題、対話、探究 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
事前に提示した資料を読み込み、その課題について自分なりの調査をしたうえで授業に参加する。その上で、担当者から提示された課題について、グループや全体で対話しながらそれぞれの意見を交流し、教育課題の解決策を探っていく。各授業の最後には、小レポートを作成し提出することを求める予定である。授業計画は、履修者の実態に応じて変更する可能性がある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
全員が、これまでも、これからも教育に関わる立場であることを意識して参加すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
1回あたり1時間以上かけて、事前に提示した資料内容について理解し、自分なりに調査する事前学習に取り組む必要がある。また、授業後に復習し、次時以降の授業に活かすこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義後に提出するレポート。提出されたレポートは、次時の最初にコメントすることでフィードバックする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小レポート100%(講義の内容を踏まえて、自分の考えの変化を述べることができているかどうかで評価する。) |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | オリエンテーション・現代の教育課題について | 演習の進め方についての説明、履修者の自己紹介を行う。 担当者より、現代学校教育の実情と課題についての概要を解説する。 |
|
2 | 第2回 | 教育課題① | 「学力と学習意欲」について対話し、解決策を探究する。 | |
3 | 第3回 | 教育課題② | 「いじめと不登校」について対話し、解決策を探究する。 | |
4 | 第4回 | 教育課題③ | 「特別な支援を要する児童生徒への対応」について対話し、解決策を探究する。 | |
5 | 第5回 | 教育課題④ | 「多様なの児童生徒」について対話し、解決策を探究する。 | |
6 | 第6回 | 教育課題⑤ | 「教育格差と貧困問題」について対話し、解決策を探究する。 | |
7 | 第7回 | 教員個別訪問1 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深める。 | |
8 | 第8回 | 教員個別訪問2 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深める。 | |
9 | 第9回 | 教育課題⑥ | 「教員を取り巻く環境」について対話し、解決策を探究する。 | |
10 | 第10回 | 教育課題⑦ | 「教員が担うべき役割」について対話し、解決策を探究する。 | |
11 | 第11回 | 教育課題⑧ | 「教員による不祥事」について対話し、解決策を探究する。 | |
12 | 第12回 | 教育課題⑨ | 「教員に求められる資質・能力」について対話し、探究する。 | |
13 | 第13回 | 教育課題⑩ | 「人権教育」について対話し、その在り方について探究する。 | |
14 | 第14回 | 新しい学校 | これからの学校教育について対話しその在り方について探究する。、 | |
15 | 第15回 | まとめ | 授業全体のまとめとしてのレポートを作成する。日本の教育課題について自分なりの問いを立て、根拠をもって解決策を探究する。 |