科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
地球環境論Ⅱ/Earth Science Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B508642001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASe308 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(後期)/THU1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、人文学部ディプロマポリシー1,9に関わります。専門分野(気候学、環境科学、災害科学等)の知識および技能を習得し、習得した知識を活用して、身近な環境問題に対して自身の考えを深め、それを言葉や文章で的確に表現できるようになることを目的とします。 地球環境問題の中で、地球温暖化と、それに伴う高山での氷河の縮小や南極・北極での環境変化などの問題を取り上げ、人間を含む生物圏との関係について考えます。さらに、気候危機宣言や、SDGsの理解を深め、今後の人間社会のあり方について考察を深めましょう。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
人間を取り巻く環境問題(主に地球環境問題)について、地球システム(特に大気水循環)の観点から理解する。 ヒマラヤ、アルプスなどの山岳地や、南極、北極などの極地で温暖化の影響がどのように及んでいるのか理解する。 データ、資料等を利用して問題を整理し、自分の意見や見解を述べられるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
気候変動、氷河、南極・北極圏、生物圏 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式(パワーポイント使用)で行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
人間環境論Ⅰを履修し、大気の振る舞いについての基本的な知識を身に着けていることが望ましいです。履修していない場合は、高校の地学・地理の教科書の気象・気候・自然災害に該当する単元を復習して授業に臨むとよいでしょう。 日本でこれまでに起こった気象災害や、熱中症の問題については、人間環境論Ⅱで講義しますのでここでは扱いません。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
各回の予復習として毎週1.5時間程度の学修が求められます。特に、用語の確認をしっかり行なってください(わからない用語は必ず調べ、関係する知識も増やしておく)。 小レポートの作成に、各回8-10時間程度(人によりますが)が必要となります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
小レポートは、授業内に提示された課題について、各自で資料を収集し、問題を整理して見解や意見を述べる論述形式です。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小レポート2回(35×2=70点満点) 授業内課題(授業内に不定期に実施、30点満点) 評価ポイント(本講義の到達目標に達しているか、課題に対して適切に答えているか、自分の考えを自分の言葉で論じられているか、誤字脱字はないか等)、提出された課題のフィードバックについては授業内で適宜コメントします。 |
テキスト /Required Texts |
講義資料をMoodleにアップロードします。 |
参考図書 /Reference Books |
小倉義光著『一般気象学(第2版)』東京大学出版会 ハイディ・カレン (著) 熊谷玲美(訳)『ウェザー・オブ・ザ・フューチャー: 気候変動は世界をどう変えるか』 シーエムシー出版 2011 スペンサー・R・ワート著、増田耕一・熊井ひろ美 共訳『温暖化の〈発見〉とは何か』みすず書房 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | ガイダンスを行います。 | |
2 | 第2回 | 地球温暖化問題とは何か?1 | 過去数十万年スケールの気候変動と近年の気温変化を比較し、地球温暖化をどのように捉えるかを学びます。 | |
3 | 第3回 | 地球温暖化問題とは何か?2 | 過去数十万年スケールの気候変動と近年の気温変化を比較し、地球温暖化をどのように捉えるかを学びます。 | |
4 | 第4回 | 地球温暖化問題とは何か?3 | 過去数十万年スケールの気候変動と近年の気温変化を比較し、地球温暖化をどのように捉えるかを学びます。 | |
5 | 第5回 | 温暖化による環境変化1 | 地球温暖化によって生じているさまざまな環境変化について学びます。 | |
6 | 第6回 | 温暖化による環境変化2 | 地球温暖化によって生じているさまざまな環境変化について学びます。 | |
7 | 第7回 | 気候の将来予測1 | 地球の気候の将来予測と予測シナリオについて学びます。 | |
8 | 第8回 | 気候の将来予測2 | 地球の気候の将来予測と予測シナリオについて学びます。 | |
9 | 第9回 | 小レポート | 前半(第2回〜第8回)の間に一回、小レポート(論述形式)提出を行います。 評価基準等について事前に説明し、また事後の総評も行います。 |
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10 | 第10回 | 地球環境問題としての温暖化1 | 地球温暖化問題を取り巻く政治的な動きについて整理します。 | |
11 | 第11回 | 地球環境問題としての温暖化2 | 地球温暖化問題を取り巻く政治的な動きについて整理します。 | |
12 | 第12回 | さまざまな立場から考える1 | 様々な視点から見ると、地球温暖化問題はどう捉えられるのか考えます。 | |
13 | 第13回 | さまざまな立場から考える2 | 様々な視点から見ると、地球温暖化問題はどう捉えられるのか考えます。 | |
14 | 第14回 | 環境情報の利用 | メディアや研究者の考え方を知り、そこからどのように情報を整理し、自分の意見に結びつけたらよいかを考えます。 | |
15 | 第15回 | 小レポート | 後半(第9回~第15回)の間に一回、小レポート(論述形式)を実施します。 評価基準等について事前に説明します。 |