科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
生涯学習研究Ⅰ/Studies in Lifelong Learning Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B508433001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASc311 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期)/FRI3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大西 慎也/OONISHI SHINYA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大西 慎也/OONISHI SHINYA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義)、本講義ではPBL(Project Based Learning)を学習方法として取り入れる。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、DP「2、人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている。」と関係する。さらに教職志望者はDP「9、学部教育と融合した教職教育をとおして、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、生徒の知識や技能、主体的・協働的に学習に取り組む態度の育成を図る教員として活躍できる。」ことを目指す。 生涯学習とは、生涯にわたって、学び続けることである。文部科学省は、「学校教育」「家庭教育」「社会教育」「文化活動」「スポーツ活動」「レクリエーション活動」「ボランティア活動」「企業内教育」「趣味」などにおいて行われる学習活動を生涯学習としている。そして、生涯にわたって自ら学び続けていくことが重要になる。ただし、そのためには自ら、主体的に楽しみながら行うことが必要となる。それでこそ生涯にわたって学ぶことにつながっていく。そこで、本講義では、履修者が生涯学習に担い手として、本授業履修中や大学生である間のみならず、生涯にわたって学んでいくテーマに出会うことを目的とする。そのため、本授業では、PBL(Project Based Learning)を取り入れて、履修者がそれぞれに課題解決的に学習に取り組むことを求める。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
〇具体的な生涯学習の在り方を体験的に学び、自分自身の取り組みをアウトプットできること。 〇地域でのフィールドワークなどを行い、積極的に学習に取り組むことができる。 〇受講生自身が生涯学習の担い手であり、学び手であるという視点から、学習に主体的に取り組む姿勢を身に付けることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
生涯学習、PBL、課題解決学習、対話、探究 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
本講義ではPBL(Project Based Learning)を学習方法として取り入れる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
通常の講義に加え、様々な学習に生涯学習としての取組を組み合わせて行う。生涯学習に担い手として、生涯にわたって学んでいくテーマに出会うための学習に主体的に取り組むことを求める。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
講義外の時間での、様々な学習(フィールドワークや施設を利用した学習など)に継続的に取り組む必要がある、また、取り組んだ内容をまとめて発表する準備学習も必要になる。そのために毎回1時間以上の準備学習が必要となる。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義の際にはリフレクションカードを提出すこと。また、PBLに取り組んでいる際には、途中経過の報告や、最終的には取組をまとめた資料の提出を求める。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
○PBLの最終報告レポート30% ○PBLへの取り組み経過報告10%×3回=40% 〇毎回の講義後のリフレクションカード30% (3点…講義内容を踏まえ、自分の考えを述べている。2点…講義内容についてのみ述べている。1点…感想を述べているに過ぎない。) |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション・生涯学習とは | 講義の目標、内容、進め方、評価について説明する。生涯学習に関する基本的な考え方を講義し、15回の講義の見通しをもつ。受講者自身が生涯教育の担い手であり、学び手であることを確認する。 | |
2 | 第2回 | 生涯学習の具体 | 受講者自身が生涯学習の担い手として、どのような学習に取り組むのか具体的に事例をもとに考える。 | |
3 | 第3回 | 読書教育 | 生涯学習につながる読書教育の在り方について考える。自身家庭や保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校での読書体験についてグループで対話しする。読書教育を進めるための役割について理解する。 | |
4 | 第4回 | 図書館の活用 | 読書教育の核となる役割を果たす学校図書館及び生涯学習を支える地域の図書館について、その現状と役割について理解する。 | |
5 | 第5回 | PBLについて | 第6回講義以降に取り組むPBL(Project Based Learning)について理解し、探究活動を進める計画を立てる。 | |
6 | 第6回 | 生涯学習研究① | 大学図書館を活用して読書活動に取り組む | |
7 | 第7回 | 生涯学習探究② | 地域の図書館を活用して読書活動に取り組む | |
8 | 第8回 | 生涯学習経過報告会① | 読書活動に取り組んだ結果について報告し、グループで対話し、自身の取り組みについて省察する。 | |
9 | 第9回 | 生涯学習探究③ | 郷土の地理的な魅力について調査する。 | |
10 | 第10回 | 生涯学習探究④ | 郷土の歴史的な魅力について調査する。 | |
11 | 第11回 | 生涯学習経過報告会② | 自身が調査した郷土の地理的、歴史的な魅力について調査した結果を報告し、グループ内で対話し、自身の取り組みについて省察する。 | |
12 | 第12回 | 生涯学習探究⑤ | 博物館などの文化施設へのフィールドワークを行う。 | |
13 | 第13回 | 生涯学習探究⑥ | 美術館などの文化施設へのフィールドワークを行う。 | |
14 | 第14回 | 生涯学習研究報告会③ | 自身が博物館や美術館などの文化施設へのフィールドワークを行った結果を報告し、グループで対話し、自身の取り組みについて省察する。 | |
15 | 第15回 | 生涯学習交流会 | PBL(Project Based Learning)で取り組んだ生涯学習についてのまとめの発表をグループごとに行い、対話し、自身の取り組みを省察する。 |