科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
社会調査法Ⅱ(2021年度以前入学生)/Methodology in Social Survey Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B508272001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期)/TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
吉田 全宏/YOSHIDA MASAHIRO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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吉田 全宏/YOSHIDA MASAHIRO | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本授業は、人文学部のディプロマ・ポリシー(「2. 人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている。」「4. 獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」「5. 相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。」「8. 人文学の知見にもとづき、知的好奇心をもって、自立的に深く学修できる。」)に関連する授業である。 本授業では社会調査の歴史や概要を理解し、調査計画から実施までの一連のプロセスを包括的に把握することを目的とする。なお、社会調査には量的調査と質的調査という二つの大きなアプローチが存在するが、本授業では特に質的調査に焦点を当て、その特性や方法論について学習する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1社会調査の歴史や技法に関する知識を獲得する。 2既存の調査研究の精読を通じて、社会調査の面白さや困難さを把握する。 3調査設計から実施までの一連のプロセスを体得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
社会調査の歴史・調査法・調査設計・予備調査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
前半は講義を通じて、社会調査の歴史や基本的な手法に焦点を当てて学習する。後半は、グループでの調査を実施し、報告すること。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
予備調査には必ず参加すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
日々疑問に感じたことや不思議に思ったことなどは意識してメモを取ること。授業内容について1週あたり1時間以上の復習をすることを心がけること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
最終課題として、レポートの提出を求める。評価ポイント等については授業内で提示しコメントする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の課題やグループワークへの参加状況など、平常の取り組み具合(60%)、最終的なレポート課題(40%)で総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
授業時間中に適宜指定する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 本科目の目的や進め方について確認する。 | |
2 | 第2回 | 社会調査の概要 | 社会調査とは何か、意義や歴史的な背景などについて学習する。 | |
3 | 第3回 | 質的調査の考え方 | 質的調査の考え方について学習する。 | |
4 | 第4回 | 調査技法の検討① | 質的調査の技法について、主にフィールドワークと参与観察について学習する。 | |
5 | 第5回 | 調査技法の検討② | 質的調査の技法について、主にインタビューとライフヒストリー法について学習する。 | |
6 | 第6回 | 調査設計 | 調査設計から調査実施までの一連のプロセスについて学習する。 | |
7 | 第7回 | データの収集方法 | 参与観察とインタビューをもとにデータの具体的な収集方法について学習する。 | |
8 | 第8回 | テーマ設定のための討議① | 調査テーマを設定するために、グループ内で意見を交換し、お互いの興味関心を共有する。 | |
9 | 第9回 | 文献調査 | 調査テーマに関する文献や論文を探す方法を学習する。 | |
10 | 第10回 | テーマ設定のための討議② | 共有された興味関心を調査テーマとして取り入れるために、関連する情報を収集する。 | |
11 | 第11回 | 調査テーマの設定 | 調査テーマを設定し、それに基づいた調査計画を検討する。 | |
12 | 第12回 | 予備調査の準備 | 調査計画をより明確にさせるために必要な予備調査の準備を行う。 | |
13 | 第13回 | 予備調査の実施 | 実際に予備調査を実施する。 | |
14 | 第14回 | 予備調査の報告① | 予備調査の成果に関する報告を行う。 | |
15 | 第15回 | 予備調査の報告② | 予備調査の成果に関する報告を行う。 |