科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
キャリア形成講義Ⅲ 【①】/Lectures on Career Development Ⅲ |
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授業コード /Class Code |
B505701001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASf305 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(前期)/WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
寺田 順子/TERADA JUNKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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寺田 順子/TERADA JUNKO | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、人文学部のディプロマ・ポリシー3.4.5.6.に対応。 デジタル技術とグローバル化の急速な進展があらゆる産業や社会に大きな変革をもたらす現代。変動性、不確実性、複雑性、曖昧性が増し、予想が困難である時代(VUCA)において、社会の変化に流されることなく、さまざまな課題に柔軟かつたくましく対応していけるよう、「自らの人生を生き抜くための基礎力」を養うことを目的とします。 本講義は、「キャリア形成科目」の基礎力に含まれる、2つのテーマについて学びます。 ①「職業観・勤労観の育成」:世の中の現状を理解した上で、はたらくことや仕事に対し意欲を持ち、当事者として向きあい始める ②「ポジティブな自己理解と自己変容」:自身の良さを認め,さらに成長するために自分を変えることに挑戦する ポストコロナの経済成長を確かにするために働き方の変革が求められています。横並びの年齢によらず、職責や成果で評価するしくみや、専門性を生かした働き方が主流になると想像されます。よって着実に「学生としてのキャリア」を積み上げ、キー・コンピテンシー(主要能力)やソーシャルスキル(社会適応スキル)を身につけておくことが求められます。キーとなる「主体性」を理解し、「わかっている」から「できる」に挑戦しながら、公私にわたる様々な経験を積み重ねていくことが「自らの人生を生き抜くための基礎力」の成長につながります。 ※教員は、民間企業で実務経験を持つキャリアコンサルタント(国家資格)であり、実践的教育から構成されるキャリア理論を用いた授業科目である |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・働くことや社会についての理解が深まる ・集団の中で,課題発見から解決までにおいて,自主性・協働性を発揮できる ・一般社会の常識が身につく ・成功や失敗から学ぶ(自己変容)ことができる |
授業のキーワード /Keywords |
職業意識・就労観、主体性、情報収集・探索能力、金銭管理、一般常識、シチズンシップ |
授業の進め方 /Method of Instruction |
本授業では、個人の責任において自由な発言やコミュニケーションを尊重していますが、授業風景・映像、授業で知り得た個人情報などを無断でネット上に流すことはやめてください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
受け身、非協力的、不真面目な態度でグループワークに臨むと、他の学生に迷惑がかかります。自らの考えで積極的に意見を述べ、自分を成長させることに挑戦してください。 講義の順番は準備の都合によって変更する可能性があります。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業前に提示した課題について、自由な視点で問題点を調べ、自分なりの意見をまとめておく。 1回の授業に対して1時間程度の予習と復習を要する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業中に指示する。提出方法は、学習管理システム(LMS:Learning Management System)である「Moodle(ムードル)」を使用することもある。 提出されたレポートについては、次の授業時に総評などを行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・受講態度、ディスカッションの取組み度(自主性・協働・判断力) 40%、 出席カード(思考力)30%、 最終課題・発表資料など(表現力)30% の割合で総合的に評価する。 ・定期試験は実施しない。 |
テキスト /Required Texts |
下記の資料保管場所に、授業用スライドを掲示しています ■資料保管場所:OneDrive(大学のアカウントでoffice365にサインインしてください) https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/hj134048_human_kobegakuin_ac_jp/Eg7M4jVhGIxJqWAPICAJzQYB4-OTSQhfIdf5RyLudlEIag?e=IL2V6X |
参考図書 /Reference Books |
講義の時に適宜紹介する |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 本講義の目的と授業の進め方 | |
2 | 第2回 | インターンシップ(就業体験)は経験すべきか | インターンシップから始まる就職活動の流れを知るとともに、自己分析、エントリーシート、面接など対策を理解する | |
3 | 第3回 | キャリア選択に集合知を生かす | 異質な他者とのコラボレーションによる異なる考え方から自由なキャリア選択を理解する | |
4 | 第4回 | 動機づけ:就職活動を円滑に進めるために | 就職活動の流れを知るとともに、自分にとっての働く意味を考える 内発的動機づけと外発的動機づけから、学業成績やパフォーマンスに与える影響について考える |
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5 | 第5回 | 就職活動の情報源 | 大学図書館にある関連書籍や、データベース活用法を知る | |
6 | 第6回 | 自己分析とは | 自分の個性・特徴を発見する | |
7 | 第7回 | エントリーシートの書き方 | 履歴書・エントリーシート(ES)をはじめとする提出書類の書き方を学ぶ | |
8 | 第8回 | 一般常識とビジネスマナー | 基本的なビジネス知識とマナーを習得する | |
9 | 第9回 | 産業社会の理解(民間企業) | 産業社会の構造、持続可能な社会、今後の動向、会社の仕組み、雇用形態などを理解する | |
10 | 第10回 | 産業社会の理解(公務員) | 公務員の業務,責任,やりがいなどに触れる | |
11 | 第11回 | 目標達成のためにコラボレーション | グループワーク選考を意識し、チームワークを活かした目標達成を体感する | |
12 | 第12回 | コミュニケーション能力① | グループディスカッション過去問題に挑戦する | |
13 | 第13回 | コミュニケーション能力② | 一年次生から培ってきたコミュニケーション能力を卒業後の社会で生かすために | |
14 | 第14回 | 働く人を守る法律 | 労働基準法、改正男女雇用均等法、育児・介護休業法、社会保険制度などの法律・制度を学習する | |
15 | 第15回 | 最終課題 | レポート提出 |