科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B505632019 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa102 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松村 淳/MATSUMURA JUN |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松村 淳/MATSUMURA JUN | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本演習は、2年時以降本格的に始まる各種調査(フィールド調査・文献調査等)を実施するに当たって習得しておくべき基本的な学術スキルを身に付けることを目的としています。 近年の調査結果や調査報告はパワーポイントを使ったものが主流であるため、本演習も、パワーポイントでの発表という形をとります。 また、一人ではなくグループで実施することで、仲間と協調しながら一つの目標を達成することの方法と重要性を学びます。 本演習は人文学部の学部共通科目に属し、人文学部のDPのうち4「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、6「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関連した導入科目です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
本科目では、次の5点を到達目標とします。 (1)グループワークを円滑に実施するために、他者の意見の傾聴、自分の意見の積極的な提示ができる。 (2)パワーポイントを使った効果的なプレゼンテーションスキルを獲得する。 (3)論文やデータの検索方法を理解する。 (4)(自分の手に負えるレベルの)適切なテーマ設定が出来る。 (5)設定したテーマを論証する論理的な説明資料を作成できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
学術スキル、課題発表、グループワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
4名程度のグループに分かれての実習形式の授業です。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
4年間の大学での学びに必要な学術スキルやグループワークの進め方を実践形式で学びます。ぜひ能動的、主体的に参加してください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習:教員の次回予告を聞いて予習をしておきましょう。 事後学習:授業を振り返りながら、授業で学習した箇所を中心にアンダーラインを引きながら、プリントや配布資料を読み返そう。事前学習、事後学習とも、1時間は時間を確保しましょう。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の授業後にコメントシートを提出、また最終発表課題も提出してもらいます。 次回授業で提出されたコメントの講評などのフィードバックを行います。 最終発表課題についても教員による講評を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
最終発表課題(60%)、グループへの貢献度(30%)授業への参加度(10%) 最終発表課題の評価基準は、下記のとおりです。 1.論文(先行研究)の引用を1件以上含むこと。 2.統計データの引用を1件以上含むこと。 3.自分たちなりの結論に到達出来ていること。 |
テキスト /Required Texts |
特に無し。 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に適宜紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業内容の説明、受講者の自己紹介等を行う。 | |
2 | 第2回 | グループワークとアイスブレイク | 発表のグループを決め、どのような題材を扱うか話し合います。 | |
3 | 第3回 | 研究テーマと手法を決める(1) | 発表の形式を把握し、必要な作業を理解します。 | |
4 | 第4回 | 研究テーマと手法を決める(2) | 何を題材にして発表を行うか、グループで決めていく作業を行います。 | |
5 | 第5回 | 研究テーマの発表 | グループごとに扱おうとする題材を報告します。 | |
6 | 第6回 | 論文やデータの収集方法を学ぶ | 発表資料作成に必要なデータの収集方法を学びます。 | |
7 | 第7回 | 研究テーマに沿って調べる(1) | グループごとに、研究テーマに沿って調査を進める。 | |
8 | 第8回 | 研究テーマに沿って調べる(2) | 前回に引き続いて、グループごとに、研究テーマに沿って調査を進めます。 | |
9 | 第9回 | 発表資料の作成(1) | データを集約し、発表用のパワーポイントデータを作成する。 | |
10 | 第10回 | 発表資料の作成(2) | 前回に引き続きデータを集約し、発表用のパワーポイントデータを作成する。 | |
11 | 第11回 | 中間発表会 | 各グループで作成した内容を発表する。発表者以外の者は、発表者の発表にコメントを行う。 | |
12 | 第12回 | 発表資料の加筆修正 | 教員や学生によって指摘された修正ポイントを反映し、最終発表用のデータを作成する。 | |
13 | 第13回 | 最終発表会 | グループごとに発表する。発表者以外の学生は、配られた採点シートを使い、採点を実施する。 | |
14 | 第14回 | 発表のフィードバックと振り返り | 採点されたデータをみながら、良かった点、至らなかった点などを振り返り、さらに発表データを修正する。 | |
15 | 第15回 | ポートフォリオの作成 | 半期の授業を振り返り、ポートフォリオを作成する |