科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B505632001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa102 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大西 慎也/OONISHI SHINYA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大西 慎也/OONISHI SHINYA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、DP「4、獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」「5、相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。」「6、情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。」「7、多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる。」の形成を目指す。 内容としては、広い意味で教育に関わるテーマに基づいて担当者が指定した文章をもとに、「問い」をもち、探究することを行う。それぞれが自分の考えをもち、対話しながら解を発見していくことを繰り返し経験する。リフレクティブな考え方をすること、問いを探究することの訓練を行うことを目的としている。 担当者は、兵庫県公立小学校教諭として18年の実務経験がある。実務経験のある教員として教育課題に関する議論について、教育現場の実態を踏まえたコメントをするものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
〇資料から情報を正確に読み取ることができる。 〇課題に対して、自分なりの考えをもち、発信することができる。 〇他者と対話しながら、自らの考えをリフレクティブに捉えることができる。 〇問いを探究し、自分の考えをまとめることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
対話、探究、リフレクティブな考え方、読解力 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本的には、毎回の授業で担当者より示した文書をもとに、問いをたて探究することを繰り返す。自分なりの考えをもち、グループや全体で対話を繰り返しながら、リフレクティブに考えることを経験する。何度か、総括的な意味合いをもつテーマで、それまでの自分の学びについて省察する機会を設ける。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
2年生以降の専門的な学びにつなげる意識をもって、様々な他者と対話を深める力を高める。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業後に1回あたり1時間以上の復習に取り組むことが重要である。対話の中で考えたことを省察し、次時の学びに生かすことができるようにすること。また、グループごとにプレゼンテーションを行うための準備に講義時間外にも取り組むことを求める。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業の際にはリフレクションシートを提出すこと。その内容については、次時の最初にコメントする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
演習各回のリフレクションシート30%(授業内容を踏まえて自分の考えの変化を述べられているか)、演習中の対話の様子と発言30%(対話に積極的に参加しているか、話し合いを進めるような発言ができているか)、グループごとのプレゼンテーション40%(発表内容とその準備への協働性について)を基に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 演習の進め方についての説明、履修者の自己紹介を行う。 担当者より、現代学校教育の実情と課題についての概要を解説する。 |
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2 | 第2回 | 対話について | これから取り組む対話の意味を考え、リフレクティブに考えていくために必要なことについて理解する。 | |
3 | 第3回 | 教育時事問題に基づいた対話① | 担当者が提示した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。 | |
4 | 第4回 | 教育時事問題に基づいた対話② | 担当者が提示した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。 | |
5 | 第5回 | 教育時事問題に基づいた対話③ | 担当者が提示した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。 | |
6 | 第6回 | ①②③の総括 | 担当者が提示した教育時事問題についての対話①②③についてのリフレクションを行う。 | |
7 | 第7回 | グループワーク① | 履修者が提案した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。また、グループで発表の準備を行う。 | |
8 | 第8回 | グループワーク② | 履修者が提案した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。また、グループで発表の準備を行う。 | |
9 | 第9回 | グループワーク③ | 履修者が提案した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。また、グループで発表の準備を行う。 | |
10 | 第10回 | プレゼンテーション① | グループで準備した発表を行い、それについての全体での質疑応答を通して対話し、自身の考えを深める | |
11 | 第11回 | プレゼンテーション② | グループで準備した発表を行い、それについての全体での質疑応答を通して対話し、自身の考えを深める | |
12 | 第12回 | プレゼンテーション③ | グループで準備した発表を行い、それについての全体での質疑応答を通して対話し、自身の考えを深める | |
13 | 第13回 | プレゼンテーション④ | グループで準備した発表を行い、それについての全体での質疑応答を通して対話し、自身の考えを深める | |
14 | 第14回 | 教育時事問題に基づいた対話④ | 担当者が提示した教育時事問題について、グループで対話しながら、その問題点と解決策を探っていく。グループワークとプレゼンテーションを通して学んだことを活かしながらの対話を目指す。 | |
15 | 第15回 | まとめ | これまでに取り組んできた対話やグループワーク、プレゼンテーションについてリフレクションする。 |