科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
人文の知5 身近なモノから見る中世ヨーロッパ世界/Knowledge of Humanities 5 |
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授業コード /Class Code |
B505563001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期)/THU3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐伯 綾那/SAEKI AYANA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐伯 綾那/SAEKI AYANA | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、人文学部DP1「複数の分野の基礎知識を教養として身につけている」に関連します。この科目のテーマは「身近なモノから見る中世ヨーロッパ世界」です。私たちの現代社会で身近に存在する事物の例として、書物、色彩、祝祭の3点を取り上げます。そしてそれらが、中世ヨーロッパやビザンツ帝国ではどのようなものであったかについて考察します。その際、文献や図像を提示しながら説明する予定です。この科目では、中世世界における日常生活のモノの存在が、現代世界と異なる点や変わらない点があることの理解を深めていきます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 「書物、色彩、祝祭」の歴史的変遷を学修することで、中世世界から現代世界に伝わってきた意義について体系的に身につけることができます。(知識) 2. 「書物、色彩、祝祭」焦点を当てて中世の社会や文化を見ることで、現代とは異なる社会や文化への関心を持つことができます。(知識) 3. 「書物、色彩、祝祭」に関係する現代世界の事象について、歴史的変遷の知識に基づいて、考えを述べることができます。(態度・習慣、知識) |
授業のキーワード /Keywords |
中世ヨーロッパ、ビザンツ帝国、書物、色彩、祝祭、西洋史、東地中海世界 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で、パワーポイントを使って授業を進めます。授業資料を配布します。授業開始までにMoodleを通じて配布しますので、各自で取得してください。授業で話す内容やパワーポイントに示した内容を配布資料に書き込んでください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
高校「世界史B」の知識を前提とします。しかし、それがなくても理解できるように説明します。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・事前学習:シラバスに挙げている用語について基礎知識を確認してください(目安30分くらい)。 ・事後学習:配布した資料を再確認してください(目安40分くらい)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業後半の15~20分ぐらい使って、ミニレポートを書いて提出してもらいます(第5回、第10回、第14回の授業で実施予定)。提出されたレポートの一部は、授業の理解を深めるために、次の授業で紹介する予定です。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業内ミニレポート(全3回)計45%+最終レポート55%の計100%で総合的に評価します。 ミニレポートでは、各テーマの最後に実施して、学修の理解を確認します。 最終レポートでは、授業全体の理解を確認します。 以下の場合、成績評価の対象になりませんのでご注意ください。 ①ミニレポートを全て提出したが、最終レポートを提出していない場合 ②ミニレポートを全く提出していないが、最終レポートのみ提出した場合 |
テキスト /Required Texts |
特にありません。 |
参考図書 /Reference Books |
堀越宏一・甚野尚志編、2013『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』、ミネルヴァ書房。 田中久美子、2019『世界で最も美しい装飾写本』、 エムディエヌコーポレーション。 *授業中、上記以外に適宜指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業の進め方 | 最初に、シラバスの内容に沿って、授業の全体的な流れや評価方法について説明します。次に、この授業で取り上げる「中世ヨーロッパ世界」を指す地域について説明します。 | |
2 | 第2回 | 書物① | 第2回から第5回では、私たちの日常生活にあるものの例として、書物を取り上げます。中世ヨーロッパやビザンツ帝国で製作された装飾写本を例に挙げて、書物の材質や工房、書物の意義を考察します。 | |
3 | 第3回 | 書物② | 第2回から第5回では、私たちの日常生活にあるものの例として、書物を取り上げます。中世ヨーロッパやビザンツ帝国で製作された装飾写本を例に挙げて、書物の材質や工房、書物の意義を考察します。 | |
4 | 第4回 | 書物③ | 第2回から第5回では、私たちの日常生活にあるものの例として、書物を取り上げます。中世ヨーロッパやビザンツ帝国で製作された装飾写本を例に挙げて、書物の材質や工房、書物の意義を考察します。 | |
5 | 第5回 | 書物④ | 第2回から第5回では、私たちの日常生活にあるものの例として、書物を取り上げます。中世ヨーロッパやビザンツ帝国で製作された装飾写本を例に挙げて、書物の材質や工房、書物の意義を考察します。ミニレポートを書いてもらいます。 | |
6 | 第6回 | 色彩① | 第6回から第10回では、2024年の大河ドラマ主人公である紫式部にちなんで、「紫色」を取り上げます。紫は、ビザンツ帝国で高貴な色とみなされていました。この色の象徴性の変遷を、文字史料や図像、写真からみていきます。 | |
7 | 第7回 | 色彩② | 第6回から第10回では、2024年の大河ドラマ主人公である紫式部にちなんで、「紫色」を取り上げます。紫は、ビザンツ帝国で高貴な色とみなされていました。この色の象徴性の変遷を、文字史料や図像、写真からみていきます。 | |
8 | 第8回 | 色彩③ | 第6回から第10回では、2024年の大河ドラマ主人公である紫式部にちなんで、「紫色」を取り上げます。紫は、ビザンツ帝国で高貴な色とみなされていました。この色の象徴性の変遷を、文字史料や図像、写真からみていきます。 | |
9 | 第9回 | 色彩④ | 第6回から第10回では、2024年の大河ドラマ主人公である紫式部にちなんで、「紫色」を取り上げます。紫は、ビザンツ帝国で高貴な色とみなされていました。この色の象徴性の変遷を、文字史料や図像、写真からみていきます。 | |
10 | 第10回 | 色彩⑤ | 第6回から第10回では、2024年の大河ドラマ主人公である紫式部にちなんで、「紫色」を取り上げます。紫は、ビザンツ帝国で高貴な色とみなされていました。この色の象徴性の変遷を、文字史料や図像、写真からみていきます。ミニレポートを書いてもらいます。 | |
11 | 第11回 | 祝祭① | 第11回から第14回では、近年、日本の風物詩となっている祝祭の1つとしてハロウィンを取り上げ、その起源や内容について考察します。 | |
12 | 第12回 | 祝祭② | 第11回から第14回では、近年、日本の風物詩となっている祝祭の1つとしてハロウィンを取り上げ、その起源や内容について考察します。 | |
13 | 第13回 | 祝祭③ | 第11回から第14回では、近年、日本の風物詩となっている祝祭の1つとしてハロウィンを取り上げ、その起源や内容について考察します。 | |
14 | 第14回 | 祝祭④ | 第11回から第14回では、近年、日本の風物詩となっている祝祭の1つとしてハロウィンを取り上げ、その起源や内容について考察します。ミニレポートを書いてもらいます。 | |
15 | 第15回 | 授業のまとめ | 最初に、授業全体のまとめを行います。次に、最終レポートの書き方について説明します。 |