科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
旅の文化史/Cultural History of Traveling |
---|---|
授業コード /Class Code |
B504754001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金4(前期)/FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大原 良通/OHARA YOSHIMICHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
大原 良通/OHARA YOSHIMICHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
旅する人は様々な物質や文化を運びます。それらを学ぶことは、学部DP2・9と対応おり、こうして獲得した知識や技能は、多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できるようになります。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
旅は観光だけでなく、文化や物質を運ぶ媒体であることを知ることができる。 旅には様々な役割を知ることで、異文化理解を深めることができるようになる。 異なる言語や文化を移動する効能について知ることができる。 多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
旅 異文化接触 共生 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式でおこないます。 しっかりノートをとって、復習してから、次の授業に臨んでください。 パワーポイントを使用し、ほぼ、毎回小テストをおこなうか、もしくは小レポートの提出を求めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
ノートをとるようにしてください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
それぞれの授業の復習をしっかりしてください。授業時の集中度合いにもよりますが、おそらく、授業と同じかそれ以上の時間(1時間から2時間)が必要かと思います。 最終の振り返りレポート作成には5〜8時間程度必要となるでしょう。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
提出されたものは、成績に反映させるほか、必要に応じて、適宜、または14回目と15回目の授業で講評します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
ほぼ授業ごとに提出してもらう小テストもしくは小レポート(約70パーセント)と、3回実施予定の確認プリントと振り返りレポート(約30パーセント)などで、授業内容を理解しているかどうかを総合的に評価します。 指示したもの以外のインターネットなどからの引用は評価対象としません。 |
テキスト /Required Texts |
ありません。 |
参考図書 /Reference Books |
適宜指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | シラバス確認 | 授業の進め方について説明します。 | |
2 | 第2回 | 西からのアプローチ | ローマはどのようにして東アジアのことを知ったのか、西からの旅人について考察します。 | |
3 | 第3回 | 東からのアプローチ | 東アジアはどのようにして西洋と接点を持ったのかについて考察します。 | |
4 | 第4回 | シルクロード | ユーラシア大陸の大動脈であるシルクロードを中心に、何が移動し、どのような文化が移動したのかについて考察します。 | |
5 | 第5回 | 国を旅する1 | 外交使節の旅について考察します。 | |
6 | 第6回 | 国を旅する2 | 外交使節について考察します。 | |
7 | 第7回 | 長安のチベット人 | 外国人が相手国でどのように暮らしていたのかを、唐の都を中心に考察します。 | |
8 | 第8回 | 商人 | 商人がどのように旅をしていたのかについて考察します。 | |
9 | 第9回 | 貿易 | チベットにおける塩の貿易について考察します。 | |
10 | 第10回 | 公主 | 外国に嫁いだ公主について考察します。 | |
11 | 第11回 | 和蕃公主 | 唐からチベットに嫁いだ公主について考察します。 | |
12 | 第12回 | 戦争捕虜 | タラス河畔の戦いで捕虜になった杜環について考察します。 | |
13 | 第13回 | 求法 | 玄奘三蔵をはじめとする求法僧について考察します。 | |
14 | 第14回 | 巡礼 | 巡礼のたびについて考察します。 | |
15 | 第15回 | 振り返り | 授業を振り返り、振り返りレポートを提出してもらいます。 |