科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
マーケティング論/Marketing |
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授業コード /Class Code |
B301721001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
BACf201 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
火1(前期),火1(後期)/TUE1(SPR.),TUE1(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大塚 英美/OTSUKA HIDEMI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大塚 英美/OTSUKA HIDEMI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義・演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義・演習の目的は、経済学部のディプロマ・ポリシー「経済理論の基礎を修得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる」、「経済データに関する基礎的知識を修得し、統計的な処理・分析ができ、政策課題に対応できる」に基づき、マーケティング論の視点から経済の動向を把握する。 具体的には、マーケティング論の基本的な知識を修得し、プロジェクト・ベースで、課題発見、問題解決の学修方法をつうじて社会に役立つスキルを身につけることができるようになる。このような学修方法もディプロマ・ポリシーに則り授業を進めていく。 本講義におけるマーケティングは、プロダクト(製品)・サービスを顧客・取引業者・社会等のステークホルダーに対して価値創造をもたらす全体的なプロセスを捉えいる。前期は、マーケティングの起源、製品・価格・広告・チャネルのマネジメントとDXマーケティングを学修する。後期は、顧客関係、ブランド構築、SDGsを学修する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・マーケティング論の基本的な知識を説明することができるようになる。 ・マーケティングに関連する統計データを解釈することができるようになる。 ・企業におけるマーケティングに関連する課題発見・問題解決するためにプロジェクト学修をつうじて、主体性・協調性を身につけることができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
マーケティング戦略、サービス・マーケティング、カスタマー・リレーションシップ・マーケティング(CRM)、DXマーケティング、ソーシャル・マーケティング、価値共創、 SDGs、GAFA |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・教科書および企業のマーケティング戦略の事例を扱いながら講義する。 ・前期・後期の中盤(5~6回分程度)は、グループ・プロジェクト形式にて進行する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・前期と後期の通年でマーケティング論4単位を取得する。 ・授業に関する情報および課題の提出は、Moodleを通じて行う。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・各回1時間程度 ・グループ・プロジェクト全体で2時間程度 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・講義中の発言内容や調べてきたことに対してその都度コメントする。 ・グループ・プロジェクトについては、進捗管理とフィードバックを行い発表の際に評価する。 ・小テストを実施し、2週間後に採点結果を伝える。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の発言内容(15%) グループ・プロジェクト(30%) 小テスト(10%) 確認テスト(45%) 確認テストとグループ・プロジェクトは前期と後期で実施する。 |
テキスト /Required Texts |
1からのマーケティング 第4版(2019)石井淳蔵、廣田章光、清水信年編著 中央経済社 ISBN; 978-502-32771-1 |
参考図書 /Reference Books |
・池尾恭一、青木幸弘、南千恵子、井上哲浩(2010)『マーケティング』有斐閣. ・フィリップコトラー、ケビン・ケラー(2014)(恩蔵直人監修・槻谷真紀訳)『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』(第12版)ピアソン・エデュケーション. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | マーケティング論の紹介 | マーケティング論の概要と授業の進め方について説明する。 | |
2 | 第2回 | マーケティング論の起源 | マーケティングの誕生の背景とマーケティング論の特徴について概説する。 | 第2章 |
3 | 第3回 | マーケティングの基本概念 | 有効なマーケティング活動を展開するための基本的な仕組みや課題を学修する。 | 第3章 |
4 | 第4回 | 製品のマネジメント | 製品が開発→生産→市場に導入されるまでのプロセスと課題について解説する。 | 第4章 |
5 | 第5回 | 価格のマネジメント | 製品の価格設定のプロセスを解説する。 | 第5章 |
6 | 第6回 | 広告のマネジメント | 企業事例をつうじて広告のしくみを学修する。実際の広告からどのような影響を受けるのかについて、グループ討議を行う。 | 第6章 |
7 | 第7回 | 製品、価格、広告に関するマーケティング・マネジメント |
統合的なマーケティング活動について総まとめと小テストを実施する。 | 第2章、第3章、第4章、第5章、第6章 |
8 | 第8回 | グループ・プロジェクト1 | グループで企業を選択し、その企業のマーケティング戦略に関する情報収集を行う。 | |
9 | 第9回 | グループ・プロジェクト2 | 企業のマーケティング戦略に関してディスカッションを行う。 | |
10 | 第10回 | グループ・プロジェクト3 | 同業者間でのマーケティング戦略を比較分析を行う。 | |
11 | 第11回 | グループ・プロジェクト4 | グループ・プロジェクトの資料を作成する。 | |
12 | 第12回 | グループ・プロジェクト5 | グループ・プロジェクトの資料を作成する。 | |
13 | 第13回 | グループ・プロジェクト6 | グループ・プロジェクトの発表を行う。 | |
14 | 第14回 | マーケティングの理論基盤 | マーケティングの諸理論を復習する。 | |
15 | 第15回 | 確認テスト | マーケティングの基礎に関する理解度をテスト形式で確認する。 | |
16 | 第16回 | チャネルのマネジメント | メーカーの多様なチャネル戦略について学修します。オムニ・チャネルについて企業事例で検討する。 | 第7章 |
17 | 第17回 | サプライチェーンのマネジメント | メーカーにおける在庫の意味を理解し、企業間と企業内で調整する必要性について学修する。 | 第8章 |
18 | 第18回 | カスタマー・リレーションシップ・マーケティング | 企業事例をつうじて、カスタマー・リレーションシップの実践について学修する。 | 第9章 |
19 | 第19回 | ブランド構築のマネジメント | ブランド構築の理論を学修する。 | 第13章・第14章 |
20 | 第20回 | SDGs、ソーシャル・マーケティング | 企業における社会責任に関する概念を理解する。ソーシャル・マーケティングの事例を調べてレポートを作成する。 | 第15章 課題:レポート作成 |
21 | 第21回 | マーケティングにおけるステークホルダーとの関係 | チャネル、サプライチェーン、カスタマー、ブランド、ソーシャルとマーケティングとの関係性のまとめと小テスト | 第7章、第8章、第9章、第13章、第14章、第15章 |
22 | 第22回 | グループ・プロジェクト7 | 企業のマーケティング戦略に関する情報を取集する。 | |
23 | 第23回 | グループ・プロジェクト8 | 企業におけるマーケティングと社会的課題との関係を検討する。 | |
24 | 第24回 | グループ・プロジェクト9 | 企業におけるマーケティングと社会的課題との関係を検討する。 | |
25 | 第25回 | グループ・プロジェクト10 | グループ・プロジェクトの資料を作成する。 | |
26 | 第26回 | グループ・プロジェクト11 | グループ・プロジェクトの資料を作成する。 | |
27 | 第27回 | グループ・プロジェクト12 | グループ・プロジェクトの資料を作成する。 | |
28 | 第28回 | グループ・プロジェクト13 | グループ・プロジェクトの発表を行います。 | |
29 | 第29回 | マーケティング論全般の復習 | マーケティングの諸理論と企業の先進的なマーケティング戦略について復習します。 | 第2章、第3章、第4章、第6章、第9章、第13章、第14章、第15章 |
30 | 第30回 | 確認テスト | マーケティング論全般に関する理解度をテスト形式で確認します。 |