科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
マクロ経済学 【②】/Macroeconomics |
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授業コード /Class Code |
B000411002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
ECOa202 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
経済学部/Economics |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(前期),月2(前期)/MON1(SPR.),MON2(SPR.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 弥/OKAMOTO HISASHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 弥/OKAMOTO HISASHI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
対面講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、経済学部のDP(ディプロマポリシー:学位授与方針)の「2.経済理論の基礎を習得し、日常の経済生活や経済全体の動向について理論的に理解できる」ことに資するものである。入門レベルのマクロ経済学の考え方や知識を習得し、それを用いて基本レベルの計算問題を解けるようになるとともに、日本経済の動きを大まかに感じとれるようになることを目標とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
到達目標として、次の3点を挙げる。 ①入門レベルのマクロ経済学に関する考え方や知識を正確に理解し、それに基づいて過去に出題された初級レベルの公務員試験問題(計算問題)を解ける。 ②「財市場分析、貨幣市場分析」、「IS-LM分析」、「AD-AS分析」に説明することができる。 ③日経新聞に掲載されているマクロ経済に関わる問題にコメントできる。 |
授業のキーワード /Keywords |
国民経済計算、財市場分析、貨幣市場分析、IS-LM分析、AD-AS分析 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
配布する資料に従って、対⾯授業で講義を進める。 習熟度を確認するために確認テストを行なうことがある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
入門ミクロ経済学、⼊⾨マクロ経済学、経済数学Ⅰ・Ⅱの復習をしておくこと。授業の進捗状況や理解度に応じて、授業計画の⼀部を変更する場合がある。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎回の授業の予習と復習をそれぞれ1時間半⾏なうこと。特に計算問題は授業で示されたポイントを思い出しながら自力で解くことができるか意識しながら取り組まなくてはいけない。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義内容の習熟度を確認するため、課題を課すことがある。 提出された課題は採点し、可能な限り翌週の授業時間に返却するとともに、解説を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
中間試験(40%)と定期試験(60%)で評価を行う。 |
テキスト /Required Texts |
講義資料を配布する。テキストは指定しない。以下にリストした図書は授業内容の理解の一助となるだろう。ただし、特別に購入する必要がないことも付言しておく。 |
参考図書 /Reference Books |
①家森信善(2015)『基礎からわかるマクロ経済学[第4版]』中央経済社 ②茂木喜久雄(2021)『試験対応 新・らくらくマクロ経済学入門』講談社 ③ 中⾕巌,『⼊⾨マクロ経済学』,⽇本評論社 ② N.G. マンキュー,『マンキューマクロ経済学Ⅰ⼊⾨編』, 東洋経済社 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1-2回 | マクロ経済学とはどのような学問か | 授業の進め方、参考図書、評価方法などを説明する。その後、マクロ経済学とはどのような学問であるかについて説明する。 | |
2 | 第3-4回 | 国民経済計算 | GDPなどの一国の経済状況を記録した国民経済計算について説明する。 | |
3 | 第5-6回 | 財市場分析 (1) | 財市場分析を⽤いて、国⺠所得がどのように決定されるのか説明する。 | |
4 | 第7-8回 | 財市場分析 (2) | 総需要の増加が経済に及ぼす波及効果(乗数効果)について説明する。 | |
5 | 第9-10回 | 財市場分析 (3) | 開放経済において、財政政策が経済に及ぼす効果(波及効果)について説明する。 | |
6 | 第11-12回 | 貨幣市場分析 (1) | 貨幣市場における貨幣供給と貨幣需要について説明する。 | |
7 | 第13-14回 | 貨幣市場分析 (2) | 貨幣市場における⾦融政策の⼿段と効果、そして、中央銀⾏の役割について説明する。 | |
8 | 第15-16回 | 前半の復習と中間試験 | 前半の復習と中間試験を実施する。 | |
9 | 第17-18回 | IS-LM分析 (1) | 財市場と貨幣市場を⽤いて、IS-LMモデルの導出と均衡について説明する。 | |
10 | 第19-20回 | IS-LM分析 (2) | IS-LMモデルを⽤いて、財政政策と⾦融政策の効果について説明する。 | |
11 | 第21-22回 | IS-LM分析 (3) | 流動性の罠などの特殊な経済下における、財政政策と⾦融政策の効果について説明する。 | |
12 | 第23-24回 | AD-AS分析 (1) | AD曲線(総需要曲線)とAS曲線(総供給曲線)を学習し、AD-ASモデルについて説明する。 | |
13 | 第25-26回 | AD-AS分析 (2) | AD-ASモデルを用いて、財政政策と金融政策の効果について説明する。 | |
14 | 第27-28回 | マクロ経済学からみる日本経済の課題(1) | マクロ経済学の観点から日本経済の課題について説明する。 | |
15 | 第29-30回 | マクロ経済学からみる日本経済の課題(2)と後半の復習 | マクロ経済学の観点から日本経済の課題について説明する。後半の復習を行なう。 |