科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
卒業論文/Graduation Thesis |
---|---|
授業コード /Class Code |
B204801004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWe007 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(後期)/MON1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐藤 一進/SATO TAKAMICHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
佐藤 一進/SATO TAKAMICHI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
演習形式をとる。事前に各自で文献講読を進め、各自が研究発表を担当する。プレゼンテーションにあたってはレジュメの作成と配布を求める。 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、法学部のDPに示す、法的素養の修得と公的事柄への責任意識、そして公平性と客観性を備えた政治的な思考力、判断力および行動力の涵養を目指しています。 政治思想史の領域から自らが取り組む主題を選び、一次文献と二次文献を読みこなし、問いを立て、それに答える形で論文執筆を進めることで、読解力、思考力、理解力、表現力の獲得と向上に努めます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)政治思想史の知識(人名・語彙・概念・歴史)を習得する。 (2)西欧という他者の思想、そして過去から現在にいたる政治思想の歴史を学ぶことで、現代日本に生きると同時に、グローバル世界にも生きる私たちを的確に認識し、思考するための土台を構築する。というのも、「いま、ここ」を捉える最良の手段のひとつが、「いま」を超えた過去、そして「ここ」を超えた他者を知ることだからである。 (3)過去の思想家の文献(テクスト)を読み、想像し、理解することで、自分自身を客観的に捉える視座を獲得する。なぜなら、文献のなかに展開される思想世界(コンテクスト)は、「いま、ここ」にいる自分を括弧に入れて冷静に考察するのにまたとない環境だからである。 (4)自分自身の思考を「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の反復において展開し、錬成し、掘り下げることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
|
授業の進め方 /Method of Instruction |
まず、論文執筆のための基本的な方法論について手ほどきします。そのうえで、政治思想史上の主題について、各自の関心から選択してもらい、必要な応じた文献読解と論文の執筆を進めます。主題の選択や絞り込み、また、論文草稿の執筆にあたっては添削指導とサポートを実施しますので、論文の完成に向けて、気概と情熱をもって取り組んでください。なお、論文執筆の進捗状況に応じて、下記の予定を変更する場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
本を読み、考え、話し、書くことへの熱意と主体性を持った学生に受講を許可します。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
協議のうえで選択した一次文献と二次文献を徹底的に読み込むことが必要となります(文献の読み込みには、おおむね1週間あたり180分以上を要します)。そのうえで、各自の主題に基づいた論文草稿の執筆を進めてもらいます。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
まず第一に論文の構想を示したレジュメの提出を求めます。また、随時、執筆過程にある論文草稿の提出を求めます。最終的には卒業論文の完成原稿の提出を求めます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業内での報告等への取り組み(30%)、最終提出の卒業論文レポート(70%)の合計で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
時間をかけて協議のうえ、選択・決定します。 |
参考図書 /Reference Books |
論文執筆に関連するものとして、以下を参照のこと。それ以外の古典や二次文献については演習内で紹介します。 戸田山和久『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』NHKブックス、2012年 U・エコ『論文作法:調査・研究・執筆の技術と手順』谷口勇訳、而立書房、1991年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 導入 | 本演習のガイダンスと自己紹介 | |
2 | 2 | 論文の執筆について | 論文とは何か | |
3 | 3 | 主題の選択と素材の収集 | 論文の主題の選択と二次文献のサーヴェイ | |
4 | 4 | 主題の選択と素材の収集 | 論文の主題の選択と二次文献のサーヴェイ | |
5 | 5 | 主題の選択と素材の収集 | 論文の主題の選択と二次文献のサーヴェイ | |
6 | 6 | 論文構想の確定 | 「問い」の明確化と素材の絞り込み | |
7 | 7 | 草稿の作成 | 論文草稿の執筆と推敲 | |
8 | 8 | 草稿の作成 | 論文草稿の執筆と推敲 | |
9 | 9 | 草稿の作成 | 論文草稿の執筆と推敲 | |
10 | 10 | 構想の練り上げ | 「草稿」から「原稿」への構築 | |
11 | 11 | 構想の練り上げ | 「草稿」から「原稿」への構築 | |
12 | 12 | 構想の練り上げ | 「草稿」から「原稿」への構築 | |
13 | 13 | 構想の練り上げ | 「草稿」から「原稿」への構築 | |
14 | 第14回 | 第一稿の完成 | 第一稿の執筆完了とチェック | |
15 | 第15回 | 最終稿の完成 | 最終稿の執筆完了と最終チェック |