科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
地方自治論Ⅱ/Local GovernanceⅡ |
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授業コード /Class Code |
B204561001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWc011 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
脇坂 徹/WAKISAKA TORU |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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脇坂 徹/WAKISAKA TORU | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、地⽅⾃治について学ぶ一般専門教育科目のコース専門教育科目であり、内容としては、法律学的な学説や判例よりも、主に地方行政・政治に関するしくみと実態を学びます。 この科目では、法学部のDPにある、「社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析」でき、「地域社会」の「公共的事柄に関心と責任感を持ち、公平性と客観性を重視した判断」ができるよう、地方自治に関する法制度的・政治学的な知識を修得することを目指します。 なお、前期の「地方自治論Ⅰ」が基礎的知識や歴史的経緯を扱っているのに対し、後期の「地方自治論Ⅱ」は、前期内容を踏まえた発展的内容です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・日本の地⽅議会のしくみや実態について説明できる(知識) ・日本の自治体構成や連携、地方財政のしくみや実態について説明できる(知識) ・日本の分権改革の歴史的な経緯について説明できる(知識) ・日本の住民参加の制度や取り組みについて説明できる(知識) |
授業のキーワード /Keywords |
地方議会、都道府県と市町村、分権改革、住民参加 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
レジュメプリント(テーマごとに順次配付、次のテーマに⼊るまで毎回要持参)に沿って、その中の空欄にしているキーワード等の語句を画面提示や口頭で指示したり、語句等の補足解説をしたり、発展的内容を話したりしながら、進めていきます。 各授業回中1、2度、一定の区切りで、理解度自己診断や要点再確認などの目的で、主に当日(または前回)に学んだばかりの知識や発展的内容に関するクイズを出し、自分で考える・答えるという主体的な行為を求めます。クイズ回答の用紙は、履修者数や時間的都合によりますが、理解度把握のための参考資料として回収する場合もあります。各授業の最後に、答え合わせをして要点を解説します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
後期の「地方自治論Ⅱ」はいわば応用編であり、地方自治の基礎知識があるほうが理解しやすいと思いますので、前期の「地方自治論Ⅰ」の単位を修得ずみであるほうが望ましいでしょう。 全回完全参加、主体的で真摯な学習態度で、しっかり話を聞き、論理的な理解に努めようという意思のある人のみ履修してください。 毎回、授業中は常に口頭説明とレジュメプリントの文面に注意を向け、用語や要点を覚えながら理解するよう努めてください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習としては、事前に1時間ほど、レジュメプリントや地方自治概説書の関連箇所を読んでおくと、理解しやすくなると思います。 復習としては、3~4時間ほど(受講態度によって所要時間は変わる)、レジュメの書き込みを整理したり読み直したり、クイズで取りあげたポイントについて再検討したり、理解を深めるために六法で根拠条文を調べてみたりすることをお勧めします。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
成績評価に結びつく提出課題は予定していません。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験100%:持込参照不可。学習してきた知識の理解を問う、記述問題、空欄補充問題、正誤問題の予定。記述の正確さ、正解数で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
レジュメプリントをテーマごとに配付します。 なお、教室での配付は各テーマ開始時のみとし、残部はA号館教務センター前の引き出しに保管してもらう予定ですので、配付時欠席者は各自で事前にそちらに取りに行ってから教室に来てください。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス 地⽅議員と議会活動(1) |
ガイダンス 議員の定数 |
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2 | 第2回 | 地⽅議員と議会活動(2) | 議員の任期、選挙のしくみ | |
3 | 第3回 | 地⽅議員と議会活動(3) | 議会のしくみ、課題 | |
4 | 第4回 | ⾃治体の構成と連携(1) | 都道府県と市区町村の二層制 | |
5 | 第5回 | ⾃治体の構成と連携(2) | 事務分担、市・町・村 | |
6 | 第6回 | ⾃治体の構成と連携(3) | 都市特例制度 | |
7 | 第7回 | ⾃治体の構成と連携(4) | 広域連携、地域自治の制度 | |
8 | 第8回 | 地方財政(1) | 地方財政の全体概要、歳入の分類、地⽅税 | |
9 | 第9回 | 地⽅財政(2) | 地方交付税、地方譲与税、国庫⽀出⾦ | |
10 | 第10回 | 地⽅財政(3) | 地方債、歳出の分類、予算作成過程 | |
11 | 第11回 | 地⽅分権改⾰(1) | 第1次地⽅分権改⾰の経緯と改⾰内容 | |
12 | 第12回 | 地⽅分権改⾰(2) | 第1次地⽅分権改⾰の改⾰内容の続き、三位⼀体改⾰とその後の分権改⾰ | |
13 | 第13回 | 住民参加(1) | 課題設定・政策立案段階の参加制度・取り組み | |
14 | 第14回 | 住民参加(2) | 政策決定、政策実施段階の参加制度・取り組み | |
15 | 第15回 | 住民参加(3) | 評価・問責段階の参加制度・取り組み |