科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
法と裁判Ⅰ(兵庫県弁護士会提携講座)/Law and ProcedureⅠ |
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授業コード /Class Code |
B203261001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWg004 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(前期)/WED4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
新井 大介/ARAI DAISUKE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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新井 大介/ARAI DAISUKE | 法学部/Law |
春日 勉/KASUGA TSUTOMU | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義形式(対面授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
現代において社会生活を送る上では、意識するしないにかかわらず法と無縁ではいられない。社会生活を送る上で必要となる法の理念や法の運用を踏まえ(法学部ディプロマ・ポリシー1)、法とどのようにかかわっているかを学び、社会における各種の問題について、法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すことができ(法学部ディプロマ・ポリシー2)、未知の法に対しても対応できる法的思考力を身につけるとともに、弁護士としての実務経験がある教員の経験を踏まえて、法的紛争解決手段としての裁判実務に対する理解を含めることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
日常の生活において法がどのようにかかわっているかを理解し、法の要件効果を踏まえたうえで、いかなる法がいかなる意味で問題となるかを抽出できる。この問題について裁判ではどのように扱われ、裁判がどのように進行するか理解できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
条文を確認するため、六法を参照してもらうことがある。基本的には講義形式だが、講義中に適宜、質問を行うことがある。また、講義の最後に社会生活と法がいかなる意味で関連するかという事例演習を行うことがある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎回の講義を復習すること(60分程度)。 各法律、特に民法と刑法については、概括的な知識を身につけておくこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験(論述式)100%で評価する。定期試験においては、事例から問題となる法的問題を抽出し、いかなる意味で問題となるか、裁判となった場合にどのように進行するか、裁判ではどのような点が問題となるかといった点を論じてもらう。 |
テキスト /Required Texts |
特になし |
参考図書 /Reference Books |
六法全書 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 本講義における主題と目標を確認の上、裁判実務について説明。|これとともに、本講義におけるテーマの一つである法的思考力についても説明を行い、法をいかに学ぶか、社会生活の中で法をどのように使いこなすかという点を説明。 | |
2 | 第2回 | 現代の裁判 | 裁判手続について掘り下げて確認を行い、民事裁判、刑事裁判における流れを説明。|主張と証拠の違いや、証明責任についての理解を深めるとともに、実務において近年取り入れられているオンライン化についても解説。 | |
3 | 第3回 | 民事裁判(1) | 民事訴訟の仕組みを踏まえ、訴訟提起に至るまでの実態を説明。|具体的な事例を通じて解説を行う。 | |
4 | 第4回 | 民事裁判(2) | 民事訴訟の審理がどのように進むかを説明。|準備書面、証拠、尋問について概念を整理し、その作成や準備についても解説を行う。 | |
5 | 第5回 | 民事裁判(3) | 民事訴訟の終局場面について説明。|訴訟上の和解や、判決、判決後の活動(控訴や上告、強制執行など)について、その概念を整理し、紛争解決という視点から当事者がどのように行動しているか学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 刑事裁判(1) | 刑事訴訟の仕組みを踏まえ、公訴提起に至るまでの実態を説明。|被疑者段階における警察、検察の役割を理解し、処分の態様を解説。|具体的な事例を通じて解説を行う。 | |
7 | 第7回 | 刑事裁判(2) | 公訴提起後の刑事訴訟の進み方や終局場面を説明。|検察官と弁護人の役割を踏まえながら、一般的な流れや特殊な流れ(精神鑑定など)について理解を深める。 | |
8 | 第8回 | 刑事裁判(3) | 裁判員裁判について説明。|具体的な事例を通じて、通常の刑事訴訟との相違やメリット、デメリットについても説明を行い、その特殊性を考察する。 | |
9 | 第9回 | 憲法訴訟 | 憲法訴訟について説明。|抽象的違憲審査性が認められていない現行法下で、これまでどのように憲法違反が争われてきたか、過去の違憲判決などを通じて理解を深めるとともに、憲法訴訟の意義を考察する。 | |
10 | 第10回 | 専門的な訴訟について | 裁判の中には、一部専門訴訟と称される分野があり、これらについて一般的な訴訟との違いを学ぶ。|例として、医療訴訟、建築訴訟などを挙げながら、専門訴訟における審理の特殊性について理解を深める。 | |
11 | 第11回 | 裁判以外の手続き | 裁判以外で裁判所が関与する手続について説明。|破産手続、調停手続、執行手続、保全手続などについて理解を深め、利用についての問題点なども考察し、裁判手続との関係性を学ぶ。 | |
12 | 第12回 | 社会生活と法 | 法の支配をうたう現行法の下では、社会生活のすべてが最終的には裁判に行き着く可能性があるといっても過言ではなく、裁判における思考方法、すなわち法的思考力は、社会生活においても有用なものとなる。|これまでの講義を踏まえ、法的思考力とは何かを説明し、社会人としてその活用を学ぶ。 | |
13 | 第13回 | 司法制度の未来 | 司法を取り巻く環境は、ここ数十年で目まぐるしく変化しており、近年においては裁判のオンライン化やAIの導入などが取り沙汰されるまでに至っている。|このような司法制度の変化について、意義や問題点を考慮しながら、あるべき司法制度について学生自身に考えてもらいたい。 | |
14 | 第14回 | わたしたちの暮らしと法(1) | わたしたちの日常生活と密接に関わる法律問題を取り上げ検討する。 | |
15 | 第15回 | わたしたちの暮らしと法(2) | わたしたちの日常生活と密接に関わる法律問題を取り上げ検討する。 |