科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
憲法と社会 【⑦~⑨】/Constitutional Law and Society |
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授業コード /Class Code |
B202951003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWa002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(前期)/MON3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
上脇 博之/KAMIWAKI HIROSHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上脇 博之/KAMIWAKI HIROSHI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義形式。対面授業です。 レジュメはMoodleを通じて事前に入手できるようにします(授業中には配布しまません)。 ただし、Moodleがすぐに使えない場合に備えて、第1回~第4回の授業レジュメについては、後掲「授業の進め方」において案内します。 このシラバスが随時更新できるようであれば、このシラバスを通じて入手できるようにします。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目の目的は、法学部のディプロマ・ポリシー(DP)法学部のディプロマ・ポリシー(DP)が掲げる「法の理念および現実の社会における法の運用を踏まえて、法および政治について体系的に学修し、法化社会・国際化社会に対応した法的素養を身につけ」ることを目的に、日本国憲法について正確に学習すること”です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
本科目の到達目標の第一は、そもそも憲法とは何かについて受講生が正確に理解し、説明できるようになることです。 第二は、近代憲法と現代憲法について、受講生が正確に理解し、説明できるようになることです。 第三は、日本国憲法が大日本帝国憲法とどのように異なるのか、受講生が正確に理解し、説明できるようになることです。 |
授業のキーワード /Keywords |
近代憲法、現代憲法、基本的人権、自由権、国家からの自由、社会権、国家による保障、公共の福祉、「押しつけ憲法」論、ポツダム宣言。 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
本授業の到達目標を達成するために、テキストと配布するレジュメを使って講義します。 対面授業の場合には、受講生にはテキスト、レジュメ、憲法の条文を読んでもらうこともあるし、時には質疑をして応答してもらうこともあります。 授業で配布するレジュメは事前に配布するようにしますが、第1回~第4回の授業レジュメは、以下にサクセスして入手して予習に活用してください(授業中には配布しまません)。 https://firestorage.jp/download/b58a4ec00c45a0a97574d9a58e00c3d92415df55 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
憲法は、刑法などのような法律と同じように社会規範の一つであるが、刑法などのような法律とは本質的に異なる法でもある。そのことを意識して、しっかりと学習してください。 必ずシラバスを読み、テキストを購入して予習してください(もちろん、受講や復習にも活用してください)。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
テキストで予習し、テキストと配布レジュメで復習することが望まれます。 授業は15回。授業1回につき予習と復習を最低でも合計4時間行うことが必要です。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
課題レポート(3000字以上でまとめる)提出してもらいます。 課題やその締切日等の詳細については後日Moodleを通じてお知らせします。 課題レポートには、本科目名、担当教員名、受講生の所属学部、学科、氏名、学籍番号、上記のうち選択したテーマ、使用した参考文献、レポート提出日を必ず明記すること。 提出された課題レポートについては、各レポートに対する個々のコメントは行わないが、全レポート全体についての論評を行い、それを掲示する場合もあるので、その場合は、今後の学習の参考にしてください。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題レポート100%で評価します。定期試験期間には試験を行いません。 |
テキスト /Required Texts |
播磨信義・上脇博之・木下智史・脇田吉隆・渡辺洋『新・どうなっている日本国憲法!?〔第3版〕 — 憲法と社会を考える —』法律文化社、2016年、定価本体2300円(税別) 上脇博之『日本国憲法の真価と改憲論の正体 ―施行70年、希望の活憲民主主義をめざして―』(日本機関紙出版センター、2017年、定価本体1500円(税別))。 |
参考図書 /Reference Books |
・播磨信義・上脇博之・木下智史・脇田吉隆・渡辺洋『新・どうなっている日本国憲法!?〔第3版〕 ― 憲法と社会を考える ―』(法律文化社、2016年) ・長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選I 第6版』(有斐閣、2013年)、 ・長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選II 第6版』』(有斐閣、2013年)、 ・浦部法穂『憲法学教室[全訂第3版]』(日本評論社、2016年) ・浦田賢治・愛敬浩二編『演習ノート憲法〔第4版〕』(法学書院、2010年) ・小林孝輔編『憲法演習・自習セレクト50』(勁草書房、2004年) ・坂本修・小沢隆一・上脇博之『国会議員定数削減と私たちの選択』(新日本出版社、2011年) ・上脇博之『なぜ4割の得票で8割の議席なのか ~ いまこそ、小選挙区制の見直しを』(日本機関紙出版センター、2013年) ・上脇博之『自民改憲案 VS日本国憲法 ~ 緊迫! 9条と96条の危機』(日本機関紙出版センター、2013年) ・上脇博之『安倍改憲と「政治改革」 【解釈・立法・96条先行】改憲のカラクリ』(日本機関紙出版センター、2013年) ・上脇博之『どう思う?地方議員削減 [憲法と民意が生きる地方自治のために]』(日本機関紙出版センター、2014年) ・上脇博之『誰も言わない政党助成金の闇 「政治とカネ」の本質に迫る』(日本機関紙出版センター、2014年) ・上脇博之『財界主権国家・ニッポン 買収政治の構図に迫る』(日本機関紙出版センター、2014年) ・上脇博之『告発!政治とカネ 政党助成金20年、腐敗の深層』(かもがわ出版、2015年) ・上脇博之『追及!民主主義の蹂躙者たち 【戦争法廃止と立憲主義復活のために】』(日本機関紙出版センター、2016年) ・上脇博之『日本国憲法の真価と改憲論の正体 施行70年、希望の活憲民主主義をめざして―』(日本機関紙出版センター、2017年) ・上脇博之『ここまできた小選挙区制の弊害 アベ「独裁」政権誕生の元凶を廃止しよう!』(あけび書房、2018年) ・上脇博之『内閣官房長官の裏金 機密費の扉をこじ開けた4183日の闘い』(日本機関紙出版センター、2018年) ・上脇博之『安倍「4項目」改憲の建前と本音』(日本機関紙出版センター、2018年) ・上脇博之『逃げる総理 壊れる行政 追及!!「桜を見る会」&「前夜祭」』(日本機関紙出版センター、2020年) ・冨田宏治・上脇博之・石川康宏『いまこそ、野党連合政権を!真実とやさしさ、そして希望の政治を』(日本機関紙出版センター、2020年) ・上脇博之『忘れない、許さない! 安倍政権の事件・疑惑の総決算とその終焉』(かもがわ出版、2020年) ・上脇博之『政党助成金、まだ続けますか?』(日本機関紙出版センター、2021年) ・上脇博之・阪口徳雄・前川喜平・小野寺義象・石戸谷豊・岡田正則・松宮孝明 『ストップ!!国政の私物化 森友・加計、桜、学術会議の疑惑の究明する』(あけび書房、2021年) ・河井疑惑をただす会・上脇博之『だまっとれん 河井疑惑 まだ終わっていない』(日本機関紙出版センター、2022年) ・佐高信・半田滋・小出裕章・大門みきし・上脇博之・矢野宏著、西谷文和 (編集)『聞くだけの総理 言うだけの知事 ウクライナからカジノまで すべてのウソを徹底分析 (路上のラジオ) 』(日本機関紙出版センター、2022年) ・上脇博之『日本維新の会の「政治とカネ」 「身を切る改革」の正体を暴く』(日本機関紙出版センター、2022年) ・上脇博之『憲法の破壊者たち 自民・国民・維新・勝共・日本会議の改憲案を検証する』(日本機関紙出版センター、2022年) ・上脇博之『なぜ「政治とカネ」を告発し続けるのか ~議会制民主主義の実現を求めて』(日本機関紙出版センター、2023年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 憲法総論 | 本科目に関する説明。学習の仕方について。 | |
2 | 第2回 | 憲法総論 | 憲法とは何か。近代憲法と現代憲法 | |
3 | 第3回 | 憲法総論 | 大日本帝国憲法と日本国憲法の基本原理 | |
4 | 第4回 | 憲法総論 | 日本国憲法の正統性(「押しつけ憲法」論の是非) | |
5 | 第5回 | 国民主権主義 | 国民主権と選挙権 | |
6 | 第6回 | 国民主権主義と議会制民主主義 | 国民代表と選挙制度 | |
7 | 第7回 | 国民主権主義と議会制民主主義 | 政治活動・選挙運動の自由と情報公開制度 | |
8 | 第8回 | 国民主権主義と議会制民主主義 | 政治資金制度 | |
9 | 第9回 | 平和主義 | 平和的生存権 | |
10 | 第10回 | 平和主義 | 自衛隊・日米安保体制その1 | |
11 | 第11回 | 平和主義 | 自衛隊・日米安保体制その2 | |
12 | 第12回 | 基本的人権尊重主義 | 基本的人権と公共の福祉 | |
13 | 第13回 | 基本的人権尊重主義 | 法の下の平等 | |
14 | 第14回 | 基本的人権総論 | 幸福追求権と新しい人権 | |
15 | 第15回 | 基本的人権総論 | 憲法運動 |