科目一覧へ戻る | 2024/07/30 現在 |
開講科目名 /Class |
管理栄養士概論実習(B)/Practice in General remark of Administrative Dietitia |
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授業コード /Class Code |
B103141002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
NSDa004 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期),金4(前期)/FRI3(SPR.),FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
荒牧 礼子/ARAMAKI REIKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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荒牧 礼子/ARAMAKI REIKO | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、栄養学部のDPに掲げる思考・判断知識を習得することを目指す。本教科は専門基礎分野に位置づけられており、管理栄養士とはどんな仕事か、管理栄養士として何が求められているか、使命や役割について考えるために構成されている科目である。我々を取り巻く「食」について様々な方面から考える。担当する教員は、管理栄養士として地域、職域、行政、教育において公衆栄養マネジメントの実務経験を有している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
専門職としての管理栄養士の役割を自覚する 自分の食生活、食物摂取について現状を捉え、評価できる 現代の食生活の現状について把握できる 地球レベルでの栄養課題と解決のための活動、情報を収集する |
授業のキーワード /Keywords |
栄養専門職、管理栄養士の歴史、管理栄養士の使命、栄養課題 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本的には、テキストに沿って講義をおこない、内容に関する課題を提示する。課題をレポートし、まとめることで各自理解を深める。またグループ間で課題解決のための話し合いをすることでコミュニケーション力を養う。また、理解度に合わせ進めるので、場合によっては学習内容を変更することがある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
パワーポイントによる資料作成、発表を行うので、PC操作に慣れておくこと。PC持参が望ましい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
あらかじめ、該当箇所のテキストをよく読んで、理解が困難なところは、授業中に質問すること(30分程度)。積極的な姿勢は、プラス点として評価する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
セッションごとに個人、グループでレポート、課題を作成する。フィードバックは授業時間内に行う。授業を欠席した場合は、必ず連絡し、対処方法の指示をうけること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート、課題作成70%、パワーポイントによる発表20%、授業態度(欠席、遅刻)および理解度10% |
テキスト /Required Texts |
必要な資料等はMoodle上に提示する。日本食品成分表 8訂 医歯薬出版 |
参考図書 /Reference Books |
導入教育 第2版 信頼される専門職となるために 医歯薬出版 伊達ちぐさ、木戸康博 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション 管理栄養士課程のカリキュラムについて | 管理栄養士として信頼される専門職となるための導入教育について理解するとともに、管理栄養士免許取得のために4年間で学ぶことを体系的に理解する。 各自が持っている管理栄養士像についてレポートにまとめる。 |
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2 | 第2回 | 栄養学発展の歴史 | 栄養学歴代の研究者の視点と栄養学の歴史について解説する。エネルギー、栄養素について理解する。提示した栄養学歴代の研究者について調べ、パワーポイントにまとめる。グループで発表する(グループ発表は次回に行う)。 課題:1日の行動を記録する。 |
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3 | 第3回 | 栄養専門職としての管理栄養士① 食生活、健康を考える |
グループによる課題発表。 日常の生活の中で食について関心を深め、摂取エネルギー、消費エネルギーと標準体重について学習する。消費エネルギーを計算する。提出する。 |
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4 | 第4回 | 栄養専門職としての管理栄養士② 若年成人の食生活の現状と課題 |
既存の資料の入手方法について。 若年成人の食生活と食習慣の現状について、国民健康・栄養調査結果から分析する。不足している食品群(野菜)について国民健康・栄養調査結果をもとにグラフを作成し、説明できるよう学習する。 |
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5 | 第5回 | 栄養専門職としての管理栄養士業務③ 管理栄養士の使命と役割・関連職種との関わり | 栄養士法に規定された管理栄養士の役割と業務について理解する。 健康の維持・増進、疾病の予防・治療における管理栄養士業務について第一線で活躍している管理栄養士の講話。管理栄養士としての将来像、抱負、感想などレポートする。 |
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6 | 第6回 | 栄養専門職としての管理栄養士業務④ 管理栄養士の使命と役割・関連職種との関わり | 健康の維持・増進、疾病の予防・治療における専門分野で働く管理栄養士からの講話。管理栄養士として栄養改善活動について学習する。管理栄養士として何をしなければならないかをレポートする。 | |
7 | 第7回 | 栄養専門職としての管理栄養士⑤ | 栄養素の過剰による健康障害を日本人の栄養摂取状況から健康問題を考える。 生活習慣病予防、塩分摂取量の現状について国民健康・栄養調査結果をもとにグラフを作成し、説明できるよう学習する。 |
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8 | 第8回 | 献立作成のための食品重量把握 | 日常に良く食べる食品の重量を計測し、把握する。 日本食品成分表を使って栄養価計算の方法を学習する。 |
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9 | 第9回 | バランスの取れた食事 | 食品カードを組み合わせることにより、バランスの取れた献立を作成する。 実践可能な食事について各自計画を立てる。 |
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10 | 第10回 | 管理栄養士として、栄養の課題と取り組み① 既存の資料の入手方法 |
国民健康・栄養調査結果の見方(データの見方、使い方)について解説する。 栄養素摂取状況の変遷についてグループで協力して発表資料を作成する。 |
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11 | 第11回 | 管理栄養士として栄養の課題と取り組み② 栄養素摂取状況の変遷 |
前回に引き続き、各班で発表する内容をまとめ、パワーポイントを作成する。 | |
12 | 第12回 | 成果発表と評価 | 作成したパワーポイントの発表をグループごとに行う。加えて他のグループの評価を行う。 |