科目一覧へ戻る | 2024/07/30 現在 |
開講科目名 /Class |
食生活論/Introduction to Food and Nutrition |
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授業コード /Class Code |
B100531001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
NSDa002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火1(前期)/TUE1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
荒牧 礼子/ARAMAKI REIKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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荒牧 礼子/ARAMAKI REIKO | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
明治以降、日本の食生活は大きく変化した。生活における食が健康に果たす役割はたいへん大きい。本講義では、栄養学部DPに掲げる思考・判断知識を習得することを目指す。栄養学の発展の歴史を学び、ライフスタイルの多様化による食生活の変化や、食を取り巻く環境について理解を深める。また、グローバル化、情報化が進む中で世界規模での課題に対応することが求められる。特にコロナ禍における生活の変化にも着目し、アフターコロナ時代の生活の在り方を考えていく。授業の中では食や生活に関するトピックスや最新情報も提示していく。担当する教員は、管理栄養士として地域、職域、行政、教育において公衆栄養マネジメントの実務経験を有している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
食生活の変遷について理解する。 食生活の現状と課題を理解し、説明できる。ライフステージと食生活について理解を深め、対象者を支援できる。健康な食生活について学習し、それを活用できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
食生活の変遷、食物史、食生活の現状と課題 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義による解説を基本としながら、グループワークやディスカッションをとり入れて授業を行う。毎回、確認テストまたはリアクションペーパーを記入し、学習を確認する。各授業回において履修内容を発表してもらう。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
「食」に関心をもって情報を収集するよう努めること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
文献やインターネット等を用いて情報収集を行い、食に関しての問題意識を高めること。 受講後は学習内容を確認し(約30分)、今後の生活に生かせるよう理解を深める。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
定期的に確認テストをする。確認問題の解説、フィードバックは講義中に行う。課題等については、講義中に指示する。授業を欠席した場合は、必ず連絡し、対処方法の指示をうけること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
確認テスト50%、レポート30%、履修内容に関する理解、発表を含む20% 欠席や遅刻は減点対象となる。 |
テキスト /Required Texts |
必要な資料は、Moodle等で提示する。 |
参考図書 /Reference Books |
近代料理書の世界 江原絢子 ドメス出版、日本食物史 吉川弘文館 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション 授業方法の説明、 |
オリエンテーション 食生活論の目的、授業の進め方、今後のスケジュールについて説明する。 |
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2 | 第2回 | 栄養素の基礎知識① | 栄養素の種類と働き、食品の機能、エネルギー | |
3 | 第3回 | 栄養素の基礎知識② | 炭水化物、脂質について | |
4 | 第4回 | 栄養素の基礎知識③ | たんぱく質 | |
5 | 第5回 | 栄養素の基礎知識④ | ビタミン、ミネラル | |
6 | 第6回 | 栄養素の不足と健康 若年成人の食生活の特徴 |
国民健康栄養調査結果、栄養素摂取量の推移からみた食生活の変化について不足している食品の現状から若者の食事スタイルを考える。 | |
7 | 第7回 | 栄養素の過剰と健康 | 国民健康・栄養調査結果、栄養素摂取量の推移からみた食生活の変化について過剰となっている栄養素について現状を把握する。 | |
8 | 第8回 | 健康的でバランスの取れた食事とは | バランスの良い食事について解説する。 自身の食生活について、評価し、バランスの取れた食事にするにはどうしたらよいのか実践可能な食事について各自計画を立てる。 |
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9 | 第9回 | 疾病予防と食事 | 感染症と免疫、コロナ研究から感染症予防について考える。 | |
10 | 第10回 | 食生活と食の安全 | 食中毒予防について解説する。 | |
11 | 第11回 | 食生活の変遷 | 書籍タイトルから見た日本における食生活の変遷について解説する。 | |
12 | 第12回 | 生活習慣病予防 | 生活習慣と生活習慣病について、研究結果から見た認知症に関する知見をもとに若年からの予防を考える。 | |
13 | 第13回 | 栄養素と食物摂取 | 画像による食事アセスメントについて解説する。 | |
14 | 第14回 | 健康づくりに役立つ情報(栄養成分表示) | 栄養成分表示の見方、活用の仕方について解説する。 | |
15 | 第15回 | 健康情報の科学的根拠 | 健康に関わる情報の信憑性(EBN)を確認する手法について解説する。 |