基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	刑法研究特殊講義Ⅰ／Lecture on Criminal Law for Doctoral Course Ⅰ
授業コード ／Class Code	K020211001
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	博士／
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	通年集中／FULL-YEAR INTENSIVE
曜日・時限 ／Day, Period	他／OTHERS
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	佐藤　雅美／SATO MASAMI
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
佐藤　雅美／SATO MASAMI	法学部／Law

授業の方法 ／Class Format	対面（講義）
授業の目的 ／Class Purpose	ディプロマポリシー「法学分野における理論的・実践的観点を抽出して、それを研究対象として追究する高度な能力を養い、研究者、実務家、あるいは専門的職業人にふさわしいレベルでの研究成果の発表(研究報告、論文作成)ができる。」の実践に向けて、刑法総論分野の理論的・実践的テーマを抽出し、専門的職業人にふさわしいレベルの議論を展開することを目的とする。
到　達　目　標 ／Class Objectives	１　刑法総論に関する理論的テーマを析出し、説明できる。 ２　刑法総論に関する重要テーマに関して、主要な文献・判例を検討し、自らの専門的な知見を発表することができる。 ３　異なった立場や見解についても理解したうえで、自説を展開できる。
授業のキーワード ／Keywords	刑法総論　刑法の基本原理　刑法解釈学
授業の進め方 ／Method of Instruction	「刑法総論」分野について、学説が対立している重要論点を抽出し、テーマ設定をしたうえで受講者が発表し、それに基づいて議論を深める。
履修するにあたって ／Instruction to Students	各テーマの主要な文献や重要判例について検討したうえで授業に臨み、
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	講義で扱うテーマについて、事前に分権・判例を検討して発表を準備すること。また、講義で扱ったテーマについては、議論の内容を復習すること。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	講義で扱った重要テーマの中から自由に選択したテーマについて、
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	講義時における発表の内容、議論の仕方、課題の内容を総合的に判断して評価する。
テキスト ／Required Texts	講義時に指示する。
参考図書 ／Reference Books	講義時に指示する。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	本講義の目的と展開（計画）	刑法総論の全体像を確認しつつ、論点抽出の準備を行う。
2	第2～4回	重要論点の抽出作業	検討すべき刑法総論分野の重要な論点・テーマを抽出する。
3	第5～６回	刑法の基本原理	罪刑法定主義、責任主義に関連する重要テーマの検討
4	第7～10回	構成要件・違法性	因果関係論、不真正不作為犯論、正当防衛論など、の検討
5	第11～12回	責任論	原因において自由な行為、期待可能性、違法性の錯誤、過失犯論などの検討
6	第13～15回	未遂犯論・共犯論	不能犯論、実行の着手、共犯の処罰根拠、教官関係からの離脱などの検討