科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
憲法研究特殊講義Ⅱ/Lecture on Constitutional Law for Doctoral Course Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
K020051001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
上脇 博之/KAMIWAKI HIROSHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上脇 博之/KAMIWAKI HIROSHI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本授業では、大学院法学研究科博士後期課程のディプロマシーである「専攻分野における理論的・実践的観点を抽本出して、それを研究対象として追求する高度な能力を養い、研究者、実務家、あるいは専門的職業人にふさわしいレベルでの研究成果の発表(研究報告、論文作成)ができる」ようになることを目的としています。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
政党国家論と国民代表論について、憲法学の立場から考察することができ、自ら説明することができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
政党国家論、国民代表論、選挙制度。 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
最初の授業のときに、上脇博之『政党国家論と国民代表論の憲法問題』(日本評論社、2005年[神戸学院大学法学研究叢書14])を配布しますから、必ず読んでください。 授業は、同書につき履修生が報告を行ない、私との質疑応答を行い、一部、私が補足的な講義を行なう形で進めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業では、毎回、履修生に報告を行なってもらいますので、受業には毎回出席してください。 受業への出席回数が、授業実施回数の3分の2に満たない場合には単位を認定しません。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業では、毎回、履修生に報告してもらいますので、必ず、配布する上脇博之『政党国家論と国民代表論の憲法問題』日本評論社(2005年12月[神戸学院大学法学研究叢書14])を読んでください。それに関係する文献資料を読む必要があると判断した場合には、それについても収集し読み込んでください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
課題レポートを提出してもらいます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
報告と質疑応答(60%)、課題レポート(40%)の合計点で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
上脇博之『政党国家論と国民代表論の憲法問題』日本評論社・2005年[神戸学院大学法学研究叢書14]。配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
上脇博之『政党国家論と憲法学 ― 「政党の憲法上の地位」論と政党助成』信山社、1999年[北九州大学法政叢書17]) 上脇博之『政党助成法の憲法問題』日本評論社、1999年[1999年度科学研究費補助金「研究成果公開促進費」(一般学術図書)交付] |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | この授業の内容と授業の進め方について説明します。 | |
2 | 第2回~第6回 | 監視と抑圧 | 監視と抑圧による「考えることの自由」の外在的制約について。 | |
3 | 第7回~第11回 | 言語の抑制と記憶と記録の改ざん | 言語の破壊(newspeak)と記憶と記録の改ざん(doublethink)による「考えることの自由」の内在的制約について。 |
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4 | 第12回~第13回 | 表現の自由・行動の自由との関連性 | 「考えることの自由」と表現の自由・行動の自由の有機的関連性について。 | |
5 | 第14巻~第15回 | 「考えることの自由」と人間の尊厳 | 「考えることの自由」と人間の尊厳について。 |