科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
憲法研究特殊講義Ⅰ/Lecture on Constitutional Law for Doctoral Course Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
K020011001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
博士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、大学院法学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシー「専攻分野における理論的・実践的観点を抽出して、それを研究対象として追求する高度な能力を養い、研究者、実務家、あるいは専門的職業人にふさわしいレベルでの研究成果の発表(研究報告、論文作成)ができる」ようにすることを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
「考えることの自由」について、その内在的および外在的制約の問題性を認識しつつ、多角的・俯瞰的に考察することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
考えることの自由 監視と抑圧 言語の破壊 記憶と記録の改ざん 人間の尊厳 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業までに、必ず、ジョージ・オーウェル『一九八四年(新訳版)』(ハヤカワ文庫、2009年)を読んでおいてください。 授業は、授業テーマに関連する事項についての履修生による報告と質疑応答、担当教員による講義によって進めていきます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業では、毎回、履修生に授業テーマに関連する事項についての報告を求めます。 受業には毎回出席してください。受業への出席回数が、授業実施回数の2/3に満たない場合には単位を認定しません。 この授業では、 授業内容(授業で使用するレジュメやパワーポイントの内容や資料映像、板書の内容等を含む)について、著作権保護のため、スマートフォンやモバイル機器、カメラ等を用いて録画・録音・撮影等を行うことや、インターネット上で閲覧可能な状態にすることを厳禁します。これらに違反した場合は、課題レポート等の成績の如何にかかわらず、単位を認定しない場合があります。障害等のため授業内容の録画・録音等を行う特段の必要がある場合には、事前に必ず担当教員の許可を得てください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業では、毎回、履修生に授業テーマに関連する事項についての報告を求めますので、そのために必要な多数の文献資料の収集や読み込みをしておくことが必要になります(毎日、2~3時間程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業テーマに関連する課題レポート(1回)。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
受業テーマに関連する事項についての報告と質疑応答(60%)、授業テーマに関連する課題レポート(40%)。 |
テキスト /Required Texts |
ジョージ・オーウェル『一九八四年(新訳版)』(ハヤカワ文庫、2009年)。 |
参考図書 /Reference Books |
開講後に適宜指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | この授業の内容と授業の進め方について説明します。 | |
2 | 第2回~第6回 | 監視と抑圧 | 監視と抑圧による「考えることの自由」の外在的制約について。 | |
3 | 第7回~第11回 | 言語の抑制と記憶と記録の改ざん | 言語の破壊(newspeak)と記憶と記録の改ざん(doublethink)による「考えることの自由」の内在的制約について。 |
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4 | 第12回~第13回 | 表現の自由・行動の自由との関連性 | 「考えることの自由」と表現の自由・行動の自由の有機的関連性について。 | |
5 | 第14巻~第15回 | 「考えることの自由」と人間の尊厳 | 「考えることの自由」と人間の尊厳について。 |