科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
西洋文化論専門講義Ⅰ/Advanced Lecture on Western Languages and Cultures I |
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授業コード /Class Code |
J012011001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(前期)/MON3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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出水 孝典/DEMIZU TAKANORI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、大学院人間文化学研究科修士課程のディプロマ・ポリシーである、1. 専門領域において獲得した知識と技能を学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用し、現代社会の多様な要求にこたえることができる/ 2. 自ら発見した問題に対して、広い視野に立ち、さまざまな角度から検討を加え、その研究成果を学界および社会に還元することができる、に関連したものである。 語用論的転移(pragmatic transfer)という、第二言語で発話行為をするときに、母語の語用論的知識を、第二言語にそのまま適用してしまうことで、どのようなことが起こるのかについて書かれた論文を読みながら議論し、理解を深める。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
語用論的転移について理解し、それを援用して言語データを分析した研究を行うことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
語用論的転移 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
毎回少しずつ、テキストとする論文を一緒に読み、そこで扱われているデータについて検討・議論する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎回、次回の授業で取り上げる部分に関してしっかり読むという形で予習し、できる限り理解してくる(60分)。また、授業後は、その回で学んだ内容に関してきちんと復習し、理解を定着させる(60分)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
学期末に、授業で学んだ理論を用いて、自分の収集したデータを分析したレポートを提出してもらう。それに対してコメントを行う |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の検討・議論への参画70%(どれほど適切に理解し発言できているか)、期末レポート30%(適切な内容を引用し、それに対する考察が書けているか否か) |
テキスト /Required Texts |
印刷して配布 Gabriele Kasper. (1992) "pragmatic transfer", Second Language Research 8,3; pp. 203-231 |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 導入 | テキストを受講者に配布し、どのような内容を扱うのか担当者が説明する。 | |
2 | 第2回 | Kasper (1992) (1) | Kasper (1992)のpp. 203-204を一緒に読み内容について議論する。 | |
3 | 第3回 | Kasper (1992) (2) | Kasper (1992)のpp. 205-206を一緒に読み内容について議論する。 | |
4 | 第4回 | Kasper (1992) (3) | Kasper (1992)のpp. 206-208を一緒に読み内容について議論する。 | |
5 | 第5回 | Kasper (1992) (4) | Kasper (1992)のpp. 209-210を一緒に読み内容について議論する。 | |
6 | 第6回 | Kasper (1992) (5) | Kasper (1992)のpp. 210-212を一緒に読み内容について議論する。 | |
7 | 第7回 | Kasper (1992) (6) | Kasper (1992)のpp. 212-214を一緒に読み内容について議論する。 | |
8 | 第8回 | Kasper (1992) (7) | Kasper (1992)のpp. 214-216を一緒に読み内容について議論する。 | |
9 | 第9回 | Kasper (1992) (8) | Kasper (1992)のpp. 216-217を一緒に読み内容について議論する。 | |
10 | 第10回 | Kasper (1992) (9) | Kasper (1992)のpp. 218-219を一緒に読み内容について議論する。 | |
11 | 第11回 | Kasper (1992) (10) | Kasper (1992)のpp. 219-221を一緒に読み内容について議論する。 | |
12 | 第12回 | Kasper (1992) (11) | Kasper (1992)のpp. 221-222を一緒に読み内容について議論する。 | |
13 | 第13回 | Kasper (1992) (12) | Kasper (1992)のpp. 222-224を一緒に読み内容について議論する。 | |
14 | 第14回 | Kasper (1992) (13) | Kasper (1992)のpp. 224-225を一緒に読み内容について議論する。 | |
15 | 第15回 | まとめ | 全体を振り返って、語用論的転移に関するまとめをする |