科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
人間形成論教職特別講義/Special Lecture for Teacher Training on Human Development |
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授業コード /Class Code |
J011871001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大西 慎也/OONISHI SHINYA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大西 慎也/OONISHI SHINYA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義を通してDP「1、専門領域において獲得した知識と技能を学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用し、現代社会の多様な要求にこたえることができる。」を獲得することを目指す。 現代の学校に関する指定図書を精読し、それぞれがもった問いに基づいてレポートを作成、発表し、対話する中で、それぞれの考え方をクリティカルに捉えていくことを目的とする。担当者は、兵庫県公立小学校教諭として18年の実務経験がある。その経験を基に履修者のレポートに関する議論に参加し、現代の学校が抱える課題について考える一助となるようにする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
○指定図書を基に、問いを立て、自分の考えを論証するレポートを作成することができる。 ○作成されたレポートに基づき、クリティカルな対話を行うことができる。 ○現代の学校が抱える問題について自分なりに探究することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
現代の学校の教育課題、クリティカルな対話、課題探究 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本的に、章ごとに担当を決め、レポートを作成する。担当者が作成したレポートを発表し対話しながら、現代の学校についての考えを深めていく。その中で、文献収集や、研究方法、レポートの作成方法などの研究に必要なスキルを身につけていく。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
専修免許取得を目指すものとして求められる資質・能力を獲得する意識をもって取り組むこと |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
課題の作成のため毎週180分以上の自宅での研究を行う。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
課題レポートの提出を求める。提出された内容は、次時の講義の最初に取り上げ、フィードバックする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の講義での課題レポート(70%)、最終課題レポート(30%)。それまでの講義での議論の内容や、課題として指定した図書を読むことにより、自分の考えが変わった様子について根拠をもって述べられているかにより評価する。 |
テキスト /Required Texts |
末松裕基編著(2016)『現代の学校を読み解く 学校の現在地と教育の未来』春風社 ISBN 978-4861105043 2,300円(税別) |
参考図書 /Reference Books |
適宜紹介する |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 講義の目標、内容と方法、評価について | |
2 | 第2回 | 教育研究に方法 | 研究方法、文献収集などについて | |
3 | 第3回 | レポート作成の基本 | レポートの作成の基本について | |
4 | 第4回 | レポート作成と発表① | 現代の学校の課題と可能性」ついて | |
5 | 第5回 | レポート作成と発表② | カリキュラムを開発する学校について | |
6 | 第6回 | レポート作成と発表③ | 新しい学校と教師の学習について | |
7 | 第7回 | レポート作成と発表④ | ゼロからの学校づくりについて | |
8 | 第8回 | レポート作成と発表⑤ | 学校を超える社会について | |
9 | 第9回 | レポート作成と発表⑥ | 近現代の学校について | |
10 | 第10回 | レポート作成と発表⑦ | 学校の役割について | |
11 | 第11回 | レポート作成と発表⑧ | 制度としてのがっこうについて | |
12 | 第12回 | レポート作成と発表⑨ | 学校と国家の関わりについて(ドイツを事例に) | |
13 | 第13回 | レポート作成と発表⑩ | これからの学校について | |
14 | 第14回 | 対話とリフレクション | 現代の学校を読み解く | |
15 | 第15回 | 総括 | 全体の対話を踏まえての最終レポートの作成 |