科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
現代社会と心理学/Modern Society and Psychology |
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授業コード /Class Code |
A003901002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GENs011 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期)/THU3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
村田 佳代子/MURATA KAYOKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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村田 佳代子/MURATA KAYOKO | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、現代社会の諸問題について、心理学的視点からの知見を紹介します。本科目は、心理学部のDPが示す、2社会人として幅広い教養を身につけている、4社会の中で身の回りにある事象を観察し、問題の有無を適切に判断し、それを解決することができる、ことを目的としています。 現代社会においては、人は時間に拘束され様々なストレスに曝されます。日常の生活においてどのような要因がエラーを引き起こしたり、反対に支援につながるかという問題を知り、どのように対応するのかを身につけることが大切です。具体的には、時間知覚、錯視、ヒューマンエラー、障害、VRに関して学びます。 また 人間の感覚には個人差があります。個人要因と環境要因の相互作用から感覚に変化が生じることを知ることも重要です。いくつかのデモ実験を通して、ご自身がどのような状態でどのような感覚が生じるのか検討方法を理解できることを目的とします |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・現代の社会問題を心理学の観点から概観できるようになること。 ・心理学が扱う幅広い領域を学び、体験した事柄や観察した事象関連付けてに説明できるようになること。 |
授業のキーワード /Keywords |
ワークライフバランス 錯視 エラー コミニュケーション ダイバーシティ VR・AR |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心としますが、調査や実験のデモを取り入れ、理解を深めます。また、講義内での受講生の積極的な意見を求め、双方向型の授業を重視します。授業内で課題(小テストを含む)を実施します。次の回の冒頭でテストのフィードバックを行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
適宜、映像資料なども交えての講義が中心になります。簡単なデモ実験も実施します。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習として配布資料を熟読すること(目安として30分)。課題に取り組み、授業の内容を吟味し振り返ること(目安として30分。) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業各回で、授業内容に関する小レポート課題または小テストの期限内の提出を求めます。小レポート課題の評価やフィードバックについては、主に次回授業の冒頭で行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テストまたは小レポート課題総数のうち2/3以上の提出を単位認定の要件とします。 ・各回の小テストまたは小レポート課題と授業内中間試験60%、期末試験40%。 ・最終授業時に選択式および記述式の期末試験を実施します。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の進め方・諸注意・成績評価について説明します。 | |
2 | 第2回 | 現代人と時間 | 古典的に心理学では知覚される時間をどのように考えていたのか解説します。 | |
3 | 第3回 | 現代人と時間2 ワークライフバランス | 時間知覚の測定方法を学び、現代の時間の変化の要因を解説します。 | |
4 | 第4回 | 錯視を用いたアプローチ | 車社会での事故を防ぐため、錯視を用いた心理的アプローチが応用されています。日常生活でどのように利用可能になるのか解説します。 | |
5 | 第5回 | うっかり行動 行為とエラー | 意図していることと自分の取る行為が食い違うとエラーが生じる。食い違う原因はどこにあるのか、心理学ではどのように調べることができるのか解説します。 | |
6 | 第6回 | リスクコミュニケーション 意思決定 | リスクの発生可能性をリスク評価者、リスク管理者など関係者で情報や意見を交換する際の意思決定に左右する要因がある。 心理学実験によって検証されている知見を紹介して解説します。 | |
7 | 第7回 | 障害と環境① ニューロダイバーシティ | 現在、社会問題となっている合理的配慮に対する問題をユニバーサルデザインを設けることで様々な障害に対処していく働きがある。心理学で得た知見がユニバーサルデザインに反映されている。 心理学で検証されどのように応用されるのか解説します。 | |
8 | 第8回 | 障害と環境② ニューロダイバーシティ | 授業内中間試験を実施します。現在、社会問題となっている合理的配慮に対する問題をユニバーサルデザインを設けることで様々な障害に対処していく働きがある。心理学で得た知見がユニバーサルデザインに反映されている。 心理学で検証されどのように応用されるのか解説します。 | |
9 | 第9回 | 高齢化社会 | 加齢による日常の変化は様々です。更に加齢が進むにつれ個人差も大きくなります。例えば、道を歩いていて転んだとします。心理学では、その原因を視覚、聴覚、皮膚感覚、認知機能など様々な領域から実験で検証することが可能です。知見を紹介しながら解説します。 | |
10 | 第10回 | 発達 乳幼児 | 私たちが日常の行動は生まれてからどのくらいで獲得したのでしょうか。発達段階を知ることは生涯のドラブルの原因追及にも役立ちます。言語のわからない赤ちゃんはどのように実験が行われるのか解説します。 | |
11 | 第11回 | ヒトと動物との関係 | ヒト以外の動物は言語を持ちません。しかし、ある自閉症の女の子は牛の声を聞くことが出来、牛が興奮せず牧場から食肉加工場まで移動できるシステムを開発しました。何故このよコミュニケーションが生まれたのか解説します。 | |
12 | 第12回 | 現代社会とコミュニケーション | 先天性の視・聴覚障害者にとって健常者とのコミュニケーションはとても難しいものでした。しかし、コンピューターの発展により、音声で文字に変換したり、キーボードを打つと音に変換することが可能になりました。言語コミュニケーションの持つ重要さを解説します。 | |
13 | 第13回 | アニメーションと心理学 | アニメーションの基礎となっている古典的心理学実験を紹介します。ウォルト・ディズニーはアニメーションについて、「命」を吹き込むものと唱えています。心理学の観点から生命表現として重要な現象を解説します。 | |
14 | 第14回 | 仮想空間を用いた生活 | 近年バーチャルリアリティ(VR)を用いて、寝たきりでも世界中旅することが可能になってきました。実現に至る過程には心理学の多くの研究が大きく貢献しています。複数の実験を見ながら解説をします。 | |
15 | 第15回 | ふりかえり | 授業内定期試験を実施します。授業のまとめと振り返りを行います。 |