基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	専門職心理実習Ⅱ（心理実習）／Training for Profession in Psychology Ⅱ
授業コード ／Class Code	BC01121007
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	心理学部／Psychology
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	火5(後期)／TUE5(AUT.)
単位数 ／Credits	3.0
主担当教員 ／Main Instructor	石﨑　淳一／ISHIZAKI JUNICHI
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈専門科目群〉／*** MAJORS *** 〈SPECIALIZED SUBJECTS〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
石﨑　淳一／ISHIZAKI JUNICHI	心理学部／Psychology

授業の方法 ／Class Format	対面授業（学外実習）
授業の目的 ／Class Purpose	この授業は、心理学部心理学科の4年次生を対象に開講される専門教育科目である。公認心理師施行規則に定める科目であり、学外実習科目である。 本実習は、心理学部のDP1に示す「心理学の専門知識を習得し、医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門知識を生かすこと」を目指す。また同じくDP4に示す「社会の中で身の回りにある事象を観察し、問題の有無を適切に判断し、それを解決することができること」、さらにDP7に示す「社会の中で自らが所属するチームの一員として多様なメンバーと良好なコミュニケーションをとり、主体的な役割を果たすこと」を保健医療を含む5分野の心理実践の現場を通して学ぶことを目指す。 本実習は，次のa,b,cの３項目に関して学修することを目的とする。 a. 心理に関する支援を要する者のチームアプローチ b. 多職種連携及び地域連携 c. 公認心理師としての職業倫理及び法的義務への理解　　 実習は実習実施前に行うオリエンテーション及び事前指導を踏まえた上で，実習施設において実習指導者および実習担当教員の指導のもとで行う。実習実施後は，実習の反省及び総括を行う。 なお、本実習の担当者は、いずれも公認心理師および医師であり、保健医療・教育・福祉・産業などの分野において実践経験があり、それらの経験を生かして授業を進める。 本実習の担当者は公認心理師であり、医療分野や教育分野等で30年の心理臨床の実務経験のある教員である。
到　達　目　標 ／Class Objectives	１．公認心理師の関わる5分野（保健医療・福祉・教育・司法・産業・保健医療）それぞれの現場について簡単な説明ができる。（知識・技能） ２．公認心理師の関わる現場において、計画にしたがって主体的に見学、参加し学修することができる。（思考・判断・表現、態度） ３．各分野の現場について関係する公認心理師や他職種から学び、実習レポートを作成することできる。（思考・判断・表現、態度）
授業のキーワード ／Keywords	公認心理師、多職種連携、地域連携、職業倫理
授業の進め方 ／Method of Instruction	授業は実習形式で進める。
履修するにあたって ／Instruction to Students	実習マニュアルをよく読んでおくこと。授業計画について、第2～14回は、適宜、順序の入れ替えがある。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	施設や関連する制度について主体的に調べ、現場実習の学びを記録し、実習レポート作成を作成する（時間の目安：各施設に対して180分）。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	提出課題は授業の中で指示する。提出課題等については、事後指導時に総評を行う。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	課題の提出状況（実習計画書20％、実習レポート30％）と実習参加状況（50％）により総合的に評価する。
テキスト ／Required Texts	特に指定しない。
参考図書 ／Reference Books	『エッセンシャル心理学』などの公認心理師のためのテキスト。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	オリエンテーション	この授業の進め方について説明する。学外実習のスケジュールや注意点等を説明する。
2	第2回	教育分野における学外実習事前指導	教育分野における学外実習に参加するための事前指導を受ける。学校を取り巻く現況や学校内で行われている心理支援について学ぶ。
3	第3回	教育分野における学外実習	中・高一貫校を見学し，チーム学校を支える教員の職務や中学と高校それぞれの生徒の様子の比較などを通した学校現場の理解を深め，スクールカウンセラーの職務内容の学修を深める。
4	第4回	教育分野における学外実習事後指導	教育分野における学外実習を振り返る。
5	第5回	福祉分野における学外実習事前指導	福祉分野における学外実習に参加するための事前指導を受ける。
6	第6回	福祉分野における学外実習	福祉分野の施設見学を通して，医学的に適切な配慮を行いつつ発達や生活を支援するためのチームの特徴や他職種の職務に関して学修する。
7	第7回	福祉分野における学外実習事後指導	福祉分野における学外実習を振り返る。
8	第8回	産業および司法分野における学外実習事前指導	産業および司法分野における学外実習に参加するための事前指導を受ける。
9	第9回	産業分野における学外実習	産業分野の施設の見学を通して、職場のメンタルヘルスにおける「予防」を担う他職種との連携などを学修する。
10	第10回	司法分野における学外実習	矯正教育を行う場を見学し，矯正教育の仕組みや意義を理解し，矯正心理専門職や法務技官の連携を学修する。
11	第11回	産業および司法分野における学外実習事後指導	産業および司法分野における学外実習を振り返る。
12	第12回	保健医療分野における学外実習事前指導	保健医療分野における学外実習に参加するための事前指導を受ける。
13	第13回	保健医療分野における学外実習	保健医療分野における実習施設である、病院や診療所の見学を通して、アセスメントや心理支援等の技法について学修する。
14	第14回	保健医療分野における学外実習事後指導	保健医療分野における学外実習を振り返る。
15	第15回	振り返り	今までの授業の振り返りと総括を行う。